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【大井競馬】JBCクラシック・2023

優勝馬

地方競馬を盛り上げる目的でアメリカのブリーダーズカップを模して創設された。
同日に3つのJpn1レース(クラシック・レディスクラシック・スプリント)組まれている。
2019年からはじまったJBC2歳優駿はJpn3。
JBCクラシックはBCクラシックに相当するチャンピオンディスタンスで、優勝賞金は1億円と東京大賞典と並んで地方競馬最高額になっている。そのためダートのトップホースが参戦してくる。

開催場所は全国の競馬場の持ち回り形式で、今年は大井競馬場(ダート・右)2000mで開催される。

人気

1番人気は4勝2着1回。連対率は50%で交流重賞のわりには高くない。
2番人気は1勝2着6回で連対率では1番人気を上回る成績を残している。連対馬の18頭が4番人気以内で上位人気の信頼度は高い。
連対率でいえば1~3人気はそれほど差はないが、回収値だと3人気が狙い目になる。
8人気以下で馬券に入った馬はいないのでバッサリ消してかまわない。

上位人気・・・メイショウハリオ、ウィルソンテソーロ、テーオーケインズ、キングズソード

配当

穴馬の出番が少ないこともあり単勝の平均値は500円を切っている。
21年は6番人気のミューチャーリーが勝ったが、それでも三連単は45000円だった。
ガチガチというわけではないが、大きく荒れることはほぼない。

所属

21年には史上初めて地方馬のミューチャーリー(船橋)が勝利したが、中央勢が9勝と地方馬を圧倒。
栗東所属馬が7勝と活躍している。

栗東・・・メイショウハリオ、テーオーケインズ、キングズソード、ノットゥルノ、ケイアイパープル、クリノドラゴン

リピーター

リピート回数は10回と多め。
オメガパフュームは4年連続で2着になった。
1・2人気での決着も4回あり、20年は1・2・3人気のガチガチで決着した。

リピーター・・・テーオーケインズ

性齢

中央馬に限定した年齢別成績。
4歳が連対率43%と優秀。
3歳で勝利した馬はいない。

4歳・・・ウィルソンテソーロ、キングズソード、ノットゥルノ、他

騎手

今年はアメリカのBCと重なり、川田・ルメール騎手、さらに負傷のため武豊騎手もいない。
変わって参戦のモレイラ騎手に注目。

モレイラ・・・キングズソード

調教師

安田翔伍厩舎の2着4回はオメガパフュームによるもの。
村山厩舎はコパノリッキーで2勝をあげている。

前走成績

帝王賞組が4勝2着3回、日本テレビ盃組が4勝2着3回とほとんど互角の数字。
近年は帝王賞からの直行組が優位になっている。
前走で1番人気に推されていた馬の好走率が高く、連対馬の19頭が前走で3人気以内に支持されていた
例外は16年@ホッコータルマエのみ。

帝王賞・・・メイショウハリオ、テーオーケインズ

脚質

中央馬のみ限定した脚質別成績。
持ち回り制で年によって競馬場が違うため一概には言えないが、逃げ馬の成績が良い。
過去にはスマートファルコンやコパノリッキー、ホッコータルマエなどが逃げて勝利した。基本的には前につけれる馬が有利と見て間違いない。

逃げ・・・不明

馬番

今年は東京大賞典・帝王賞と同じコースで行われる。
最初のコーナーまで500mと十分距離があるため枠順の有利不利はほとんどない。

まとめ

前回の大井開催では1・2・3人気の順番で決着した。今年もかなり堅い馬券になりそう。
問題は帝王賞の1・3着馬のどちらを上位に取るかだが、素直に1着馬のメイショウハリオを推奨馬に。
テーオーケインズは昨年の勝ち馬でもあり、リピーターが多いデータからほぼ互角の扱い。
穴と言えるかどうは微妙だが3番手にはモレイラ騎手のキングズソードをあげる。

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