【データ予想】阪神ジュベナイルフィリーズ・2023
優勝馬
阪神(芝・外右)1600mで行われる、2歳牝馬限定のG1レース。
過去には阪神三歳S(現2歳)として東の朝日杯と同日に開催されていたが、1991年に路線整備が行われて阪神三歳牝馬ステークスとして牝馬限定戦に変更された。2001年に名称を現在の阪神JFに変更。ここを勝った馬が最優秀2歳牝馬に選ばれることになる。
昨年は1番人気のリバティアイランドが勝利した。
人気
1番人気は5勝2着1回で連対率60%。
2~4人気は1勝ずつで、5番人気が2勝をあげている。
連対馬の17頭が6人気以内で、ここが一応のラインとなる。
三連単の平均配当は5万円。昨年は前崩れの展開となって2・3着に二桁人気馬が入ったが良馬場での瞬発力勝負なら大きくは荒れない。
上位人気(想定)・・・コラソンビート、サフィラ、ステレンボッシュ、アスコリピチェーノ、ルシフェル、キャットファイト
前走レース
アルテミスS組が5勝で主力を形成。4人気以内に支持された馬は【5-2-2-4】と高確率で馬券になっている。
ついでファンタジーSの2勝。以下、アイビーSや札幌2歳Sなどの重賞。
1勝クラスからもまずまず馬券になっているが、新馬・未勝利組からは22@シンリョクカのみになっている。
基本的には新馬・未勝利戦組は消しとなる。
アルテミスS・・・サフィラ
ファンタジーS・・・カルチャーデイ、ドナベティ、シカゴスティング、クイックバイオ
新馬・未勝利・・・ニュージェネラル
キャリア
最近はレース数を抑えて目標のレースに直行するのが主流となっているため、キャリア2戦と3戦馬でほとんど占められている。
キャリア4戦以上は大幅な減点対象。
キャリア4戦以上・・・コラソンビート、シカゴスティング、ナナオ、クイックバイオ
前走着順
勝ち馬の8頭が前走で1着だった。それ以外の2頭も前走2着で、馬券圏内に入った30頭中26頭が前走で2着以内に入っていた。前走3着以下の馬はかなり厳しい。
前走3着以下・・・クイックバイオ、シカゴスティング、テリオスルル、ミライテーラー
馬体重
勝ち馬の9頭が馬体重460キロ以上だった。
例外は13@レッドリヴェール。
直線での瞬発力勝負になりやすいだけに大型馬が有利になっている。
460キロ以上(前走時)・・・アスコリピチェーノ、クイックバイオ、コスモディナー、スウィープフィート、ステレンボッシュ、ルシフェル、他
生産者
ノーザンファーム生産馬が6勝。
毎年のように馬券に絡んできているので必ずマークしたい。
該当馬・・・ルシフェル、ステレンボッシュ、アスコリピチェーノ、サフィラ、プシプシーナ、他
乗り替わり
同じ周に香港Cがあり、毎年のように乗り替わりがある。
ダメというわけではないが、キャリアの浅い2歳戦だけにマイナスと考えたい。
乗り替わり・・・ルシフェル、ステレンボッシュ、他
デビュー戦成績
12頭中8頭がデビュー戦で1・2番人気だった。
デビュー戦で3着だったのは昨年のサークルオブライフのみ。
6月の東京と夏の新潟でデビューした馬に注目したい。
該当馬・・・サフィラ、コラソンビート、アスコリピチェーノ
脚質
逃げて勝利したのは19@レシステンシアのみ。2歳戦で短距離馬が参戦してくることもありペースがあがりやすい。
馬券の中心は決め手の鋭い差しタイプの馬になっている。
逃げ・・・テリオスルル、プシプシーナ
馬番
桜花賞と同じコース。基本的に枠順の有利不利はないと考えていい。
注意点としては、超高速馬場になると内伸びの馬場になって外枠の馬は手も足も出なくなる場合がある。
当日の馬場状況はしっかり確認したい
まとめ
ノーザンファーム生産馬で上位人気が予想されるのは、ボンドガール、サフィラ、アスコリピチェーノ、ルシフェル、ステレンボッシュ。
川田騎手からマーカンド騎手に乗り替わるのに目をつむって6月の東京デビューで1着だったボンドガールを推奨馬にしたい。同馬はサウジアラビアRCで2着と敗れたが、同レースで3着だったシュトラウスが次走で東京スポーツ杯を勝ったので問題ないだろう。当日、馬体重が460キロを超えるのが理想。
次点には同じく6月東京デビューで1着、新潟2歳Sの勝ち馬のアスコリピチェーノ。馬体重のデータからは逆転まである。
アルテミスS・2着のサフィラは馬体重の項目とデビュー戦で3着だったのがやや減点。2・3着候補。
コラソンビートはキャリアの項目で大幅な減点。デビュー戦で4人気だったのも微妙に引っかかる。
ルシフェルは前走の頭数が6頭立てと少なかったので鵜呑みにはできない。
追記:
推奨馬だったボンドガールが回避。
それぞれを繰り上げて穴にコラソンビートをあげる。
推奨:アスコリピチェーノ
次点:サフィラ
穴:コラソンビート
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