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KBSファンタジーS・2023


優勝馬

京都競馬場で行われる2歳牝馬限定の重賞(G3)。
過去の優勝馬からは、98年プリモディーネ(桜花賞)、03年・スイープトウショウ(秋華賞・宝塚記念・エリザベス女王杯)など、数々のG1馬が誕生している。
12月にある阪神JFの前哨戦の位置づけになっている。

4年ぶりに京都競馬場で開催される。

人気

1番人気は3勝2着3回。単勝回収値が54円なのに対して複勝回収値が108円と微妙な数字。
2歳戦でたまにあるが、一見すると隙がなさそうな馬が突然コロッと負けることがあるので難しい。
2番人気は1勝2着1回。
4~6人気が合わせて4勝をあげていて、この辺りの単勝を狙ってみるのも面白い。
連対馬の17頭が7番人気以内となっている。
穴人気の激走もあるので一筋縄ではいかない。

上位人気(想定)・・・クイックバイオ、シュークリーム、セントメモリーズ、キャプテンネキ

前走クラス

前走重賞組・新馬・未勝利がそれぞれ3勝ずつで並ぶ。
連対率では前走重賞組がややリード。単勝・複勝回収値が高いのは最低人気で勝利した14@クールホタルビの影響。
新馬・未勝利戦の場合は前走で1番人気に支持されていることが重要。

G3・・・キャンシーエンゼル、セイウンデセオ、ヒヒーン、ロータスワンド

生産者

ノーザンファーム生産馬が5勝を占める。外厩で仕上げに定評があるだけに必ず馬券に組み入れたい。

該当馬・・・クイックバイオ、ヒヒーン

前走着順

前走で1・2着の馬の好走率が高い。
前走で3着以下だった馬は割引が必要。

前走3着以下・・・キャンシーエンゼル、ヒヒーン、ロータスワンド、テラメリタ、セイウンデセオ、レディーエンジェル

前走距離

前走1600mを使われていた馬は連対率が31%と高い。

該当馬・・・ワイドラトゥール、ヒヒーン

脚質

逃げ馬の連対率が50%と高いが、問題なのは逃げたい馬が多く2歳戦で脚質が安定していないこと。
逃げると思っていた馬がレースでは控えたりするケースがよくある。
ひとつ言えるのは、前走で逃げた馬の成績は【1-2-0-19】と芳しくない。

馬番

阪神開催を含む馬番別成績。
勝ち馬は1~11番に偏りが見られる。
外枠だと先行タイプでないと距離ロスが大きくなって厳しい。

まとめ

前走が勝ち星のないOP組というのが気になるが、ノーザンファーム生産馬のクイックバイオを推奨馬に。内枠に入ったのもプラス材料。
次点には前走が1600mで1着だったワイドラトゥールを。外枠なので2・3着候補か。
穴には前走未勝利戦で1.7秒の大差勝ちをしたピューロマジックをあげる。

推奨:クイックバイオ
減点あり:ワイドラトゥール
穴:ピューロマジック

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