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【データ予想】朝日杯フューチュリティステークス・2023


優勝馬

阪神(芝・外右)1600mでおこなわれる、2歳限定のG1レース(定量)。
ホープフルSが出来るまでは2歳牡馬にとって唯一のGⅠレースだった。
以前は中山で開催されていたが、14年から阪神競馬場に移動した。
過去にはミホノブルボンやナリタブライアンなど、数々の名馬が朝日杯をステップにクラシックホースへの階段を駆け上った。
近年はダービーまでレース数をしぼるのがトレンドとなりクラシックとの関連性が薄れていたが、21年の勝ち馬のドゥデュースは19年ぶりに日本ダービーを勝利した。(93@ナリタブライアン以来)

人気

1番人気は4勝2着2回で連対率は60%。6年連続で3着以内に入っていて信頼度は高まっている。
馬券を外した2頭は16@ミスエルテ・13@アトムで、どちらも川田騎手騎乗だった。
2番人気も2勝2着3回で単勝回収値は100円を超えている。
連対馬の18頭は7人気以内。
10番人気以下から4頭が馬券になっており、三連単の平均配当は7万円となっている。

上位人気(想定)・・・シュトラウス、ジャンタルマンタル、ダノンマッキンリー、セットアップ、エコロヴァルツ

前走レース

注目したいのはベゴニア賞とサウジアラビアRCで、昨年もサウジアラビアRCの勝ち馬のドルチェモアが連勝を飾った。
注意したいのは京王杯2歳S組で、28頭が出走して未勝利になっている。
新馬・未勝利から勝利したのは15@リオンディーズ、20@グラナディアガーズで、どちらもノーザンファーム生産馬だった。とくにリオンディーズはノーザンファームの至宝といわれるシーザリオの子供で、デビュー前から評判馬だった。よほどの素質馬でなければ手を出しづらい。

ベゴニア賞・・・オーサムストローク

前走距離

勝ち馬の7頭が前走で1600mの距離を走っていた。
前走1400mの距離から勝利したのは20@グレナディアガーズのみ。
馬券の軸は素直に前走1600m組から選びたい。
前走1200mは消し材料となる。

前走着順

勝ち馬のすべてが前走で1着だった。
馬券になった30頭中24頭が前走1着となっているように、2着以下の馬は減点。

前走2着以下・・・ナムラフッカー、エンヤラヴフェイス、ミルテンベルク、バンドシェル、クリーンエア、アスクワンタイム

前走人気

連対馬の18頭が前走で3番人気以内に支持されていた。
とくに前走1番人気の馬の成績が良い。2歳戦でもあり、早いうちから評価されているような完成度の高さが求められる。

前走1番人気・・・ジャンタルマンタル、エコロヴァルツ、サトミノキラリ、ダノンマッキンリー、ナイトスラッガー、タイキヴァンクール

生産者

もはや説明の必要もない。
とんでもないペースでG1勝利を重ねているノーザンファームだが必ず買いたい。

該当馬・・・シュトラウス、ダノンマッキンリー、ミルテンベルク

デビュー戦成績

デビュー戦で負けていたのは20@グレナディアガーズのみ。
なかでも6月にデビューした馬の成績がいい。
あとデビュー戦で1・2番人気に支持されているのも重要。

6月デビュー・・・シュトラウス、ミルテンベルク

脚質

多頭数でポジショ争いが激しくなりやすく逃げて連対した馬はいない。
先週の阪神JFを見る限り中団ぐらいが理想。

逃げ・・・セットアップ

馬番

勝ち馬の7頭が1~9番から出ている。
先週のアスコリピチェーノも7番枠だったので、あまり外すぎるとよくない。

1~9番・・・エコロヴァルツ、ミルテンベルク、ジャンタルマンタル、サトミノキラリ、タガノエルピーダ、セットアップ、オーサムストローク、ダノンマッキンリー、クリーンエア

まとめ

先に書いておく。馬番がとても重要。もし挙げた馬が外枠に入るようなら順番を入れ変える。
1番人気が想定されているシュトラウスだが、前走4人気が減点。ただし、ノーザンファーム生産馬で6月デビューの加点ポイントがあるので推奨馬に。前走1着で馬体重が520キロ以上の馬は【2-0-0-0】のデータがあり、折り合いがつけば勝ち負けできそう。
次点には前走1600mのデイリー杯を1番人気1着かつ、デビュー戦が1着のジャンタルマンタル。同馬も490キロで大型馬の好走率が高いデータにあてはまる。

穴はベゴニア賞を勝ちあがったオーサムストロークをあげる。
ルメール騎手が騎乗予定のダノンマッキンリーは悪くないのだが、同馬をあげると1・2・3人気なりそうなのと前走が1400mなのでやめておいた。

12/15日追記:シュトラウスが大外枠に入ったので、あらかじめ書いていたとおり推奨馬を入れ替えました

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