【データ予想】マーメイドステークス 2024
阪神競馬(芝・右)2000mでおこなわれる3歳以上・牝馬限定の重賞レース(G3・ハンデ)。
ここが初重賞制覇というだけでなく、生涯唯一の重賞勝利となった馬も多い。
過去10年で9頭が重賞未勝利だった。
阪神競馬場が改修工事中のため、京都(芝・内右)2000mでおこなわれる。
1番人気馬は2勝2着1回で連対率は30%。
1~5人気を合わせても3勝で、牝馬のハンデ重賞らしく人気馬の信頼度は極めて低い。
二桁人気馬が7頭馬券になっており、人気馬を買うより人気薄を狙うぐらいの心構えが必要。
そのわりに三連単の平均配当は18万円と思ったよりも低い。競馬ファンも荒れるとわかっているため人気が分散傾向にあり、配当は意外とつかないケースが多い。
上位人気(想定)・・・エーデルブルーメ、コスタボニータ、ミッキーゴージャス、アリスヴェリテ、ホールネス
4歳が4勝、5歳が5勝で、基本的に4歳vs5歳の争いになっている。
6歳で馬券になった3頭のうち2頭は人気薄だった。
3歳は出走してくること自体レアなので、馬券の軸は4・5歳のどちらから選びたい。
と書いたら、去年は6歳馬が2頭馬券になってデータクラッシュした。
50~53キロの軽い斤量の馬の好走が目立つが、49キロ以下で馬券になった馬はいない。どういうわけか52キロで馬券になった馬がいない。
今年から斤量の基準が1キロ増量となるが51キロ~54キロの馬を中心視したい。
52キロ・・・ホールネス
勝ち馬の7頭が前走で1800~2000メートルの条件戦を走っていた。3勝クラスの場合はそこで4着以内であれば問題ないが、2勝クラスの場合は1着が条件になる。
昨年は、前走が重賞レースだったビッグリボンが勝利したが、それまでは不振だった。
とくにヴィクトリアマイル(G1)に出走していた馬は【0-0-1-6】と人気になって凡走するケースが多発している。
3勝クラス・・・ベリーヴィーナス、エーデルブルーメ、インザオベーション
重賞レース・・・コスタボニータ、ミッキーゴージャス、ラヴェル、ゴールドエクリプス、タガノパッション、エリカヴィータ、ファユエン
勝ち馬のすべてが栗東所属馬だった。美浦所属だと2・3着止まりになっている。
美浦所属・・・マリネロ、エリカヴィータ、ファユエン
馬券の中心は先行・差しタイプになっている。
多頭数でごちゃつきやすいだけに脚質よりもいかにスムーズに運べるかが重要になる。
今年は京都競馬場での開催となる。
セオリー通りなら内枠有利だが、連続開催だけに当日のトラックバイアスはしっかりと確認したい。
まとめ
昨年は8年ぶりに1番人気馬が勝利して6歳馬が2・3着に入るなど盛大にデータクラッシュ。それでも10人気馬が3年連続で馬券になるなど、穴狙いは徹底したい。
1番人気が濃厚のエーデルブルーメが外枠に入った。
人気馬が不振のデータからも目をつむって消したい。
他に前走3勝クラスだった馬はベリーヴィーナス・インザオベーション・マリネロの3頭。
このうち最内に入ったベリーヴィーナスを推奨馬にしたい。3年前のシャムロックヒルが1枠1番から逃げて勝利。奇遇にも藤懸騎手&キズナ産駒だった。
次点には、そのベリーヴィーナスと2走前で僅差だったアリスヴェリテ。
穴は3勝クラスで3着だったインザオベーション。人気的にも狙い目か。
まともに予想してもむずかしいレースだけに、正直、自信はない。
推奨馬:ベリーヴィーナス
次点:アリスヴェリテ
穴:インザオベーション