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【データ予想】ヴィクトリアマイル・2024

東京競馬(芝・左)1600mでおこなわれる、春の古馬牝馬・チャンピオン決定戦。
古馬牝馬のG1レースは秋のエリザベス女王杯しかなかったが、春にも牝馬が目標にするレースが欲しいという関係者の声を受けて2006年に創設された。
過去にはヴィルシーナ(13・14)、ストレイトガール(15・16)が連覇。リピーターの多いレースとして有名。

1番人気は2勝2着2回。昨年もスターズオンアースが3着に敗れたように人気を裏切るケースが散見される。勝利した2頭は、20@アーモンドアイと21@グランアレグリアで、3歳時に桜花賞で1着になっていて東京マイルの重賞勝利があった。
2・3人気は0勝と不振で4~8人気が7勝をあげている。

数あるG1レースの中でも波乱指数がかなり高いレースであり、15年には5番人気のストレイトガールが勝って、2着・3着に逃げた人気薄の2頭が残って3連単で2000万を超える超万馬券が出た。積極的に人気薄の馬を狙っていきたい。

上位人気(想定)・・・ナミュール、マスクトディーヴァ、ウンブライル、モリアーナ

5歳が5勝で若干リード。大手クラブの牝馬は6歳には引退しているのが理由。
6・7歳で連覇したストレイトガールは異色の存在といえる。

6歳以上(減点)・・・フィアスプライド、テンハッピーローズ

阪神牝馬S組が4勝で主力を形成。
あとは1勝ずつで横並び。
判断が難しいのが福島牝馬S組で、データからは2・3着が1回ずつあるだけだが、5年に1度の割合で同レースを経由した馬が大穴を開ける傾向がある。
馬券になった馬のすべてが前走重レースだった。前走がOP特別や条件戦だった馬は黙って消したい。

阪神牝馬S・・・マスクトディーヴァ、ウンブライル、モリアーナ、ドゥアイズ、テンハッピーローズ、ライラック

重賞以外(減点大)・・・キタウイング

過去10年、前走1着の馬は勝利できていない。
この中には1番人気に支持されていた3頭がいた。
21@グランアレグリアや20@アーモンドアイも前走では負けていた。特異なデータなので取り上げておく。

前走1着(減点)・・・マスクトディーヴァ、コンクシェル

ノーザンファーム生産馬が7勝で他を圧倒。毎年多数の出走馬を送り出す同牧場だが必ず馬券に組み込んでおきたい。

該当馬・・・ナミュール、モリアーナ、ドゥアイズ、ウンブライル、ハーパー、スタニングローズ

ディープインパクトを筆頭に、軽い芝での瞬発力勝負を得意とする種牡馬の名前が並んでいる。
良馬場であれば超高速決着が濃厚なので、スピードタイプの種牡馬の産駒を選びたい。

ディープインパクト産駒・・・フィアスプライド

1・2着馬の桜花賞での実績

昨年の勝ち馬・ソングラインは、桜花賞で大きな不利があった。
連対馬のうち12頭に桜花賞の出走歴があった。
必須というわけではないが、牝馬限定のマイルGⅠなので加点ポイントとなる。

桜花賞出走歴あり・・・ハーパー、ドゥアイズ、ナミュール、キタウイング

リーディングを独走中の川田騎手だが、ヴィクトリアマイルに限っては10年連続で馬券外。
昨年もルージュスティリア(9人気)で10着に沈んだ。

川田騎手・・・ウンブライル

逃げ馬の回収値が高いのは11番人気で勝利した14@ヴィルシーナと、18番人気で3着に逃げ粘った15@ミナレットの影響。
基本的には決め手のある差しタイプの馬が優位だが、超高速馬場になると前の馬が止まらずにそのまま粘り込むケースが出てくるので、当日の馬場読みが重要になる。

安田記念などと同じコースで、最初のコーナーまで距離があるため基本的には枠順の有利不利はない。
理想は勝ち馬の集中している4~14番の中ほどの馬番になる。

まとめ

ナミュールとマスクトディーヴァの2頭が人気を集めそうだが、ノーザンファーム生産馬で前走がドバイターフ2着のナミュールに対して、マスクトディーヴァは非ノーザンファーム・前走1着にくわえ、桜花賞未出走など引っかかるデータが複数ある。さらに当日、【0-0-1-9】の2馬人気になりそうなのも不吉。
ナミュールも絶対というほどではないが、推奨馬にもっとも適任だろう。

次点には、阪神牝馬S組からノーザンファーム生産馬のモリアーナが良さそう。ウンブライルは川田騎手が不振のデータが気がかり。
穴は、桜花賞出走歴のあるドゥアイズとハーパーをあげる。両馬ともノーザンファーム生産馬でデータに合致する。

推奨:ナミュール
次点:モリアーナ
穴:ハーパー・ドゥアイズ

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議長(仮)
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