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【データ予想】高松宮記念・2024
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中京競馬(芝・左)1200mでおこなわれる、春のスプリント王決定戦(G1・定量)。
春のG1シリーズ開幕戦で、中央場所(東京・中山・京都・阪神)以外の競馬場で開催される唯一のG1レースでもある。
過去には夏の中京競馬場で『高野松宮杯』として2000mの条件で施工されていた。
1996年にG1に昇格するととも名称を変更、1200m戦に生まれ変わった。
10年のうち良馬場が3回だけと少ない。
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1番人気は2勝2着1回と低調。これは数あるG1レースの中でエリザベス女王杯・桜花賞と並んで低い数字(連対率の20%は最低)。ちなみに秋のスプリンターズSでは1番人気が4勝をあげている。
理由としては、過去10年のうち良馬場で行われたのが3回と少なく、スピードタイプの本命馬が苦戦しているのが考えられる。1番人気で勝利したのは16@ビッグアーサーのみ。この時は良馬場で行われた。
2番人気は2勝2着4回で連対率は60%と1番人気を超える数値。3人気も複勝率は60%と高い。
勝ち馬の7頭は5人気以内で、連対馬の16頭が6人気以内になっている。
二桁人気の馬が6頭馬券になっており、三連系を当てるのは至難の業。3着は総流しするぐらいの覚悟が必要。
昨年も12人気のファストフォースが勝利、3着には13人気のトラヴェスーラが入って、三連単は66万円と荒れた(二桁人気が1着のわりに意外とやすかった印象)。
人気馬(想定)・・・ナムラクレア、ルガル、ママコチャ、トウシンマカオ、マッドクール
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4・5歳が3勝ずつで互角。連対率でいえば4~6歳で差はない。
複勝回収値を見てわかるように高配当を狙う場合には6歳馬がいい。
昨年は7歳のファストフォースが1着、8歳のトゥラヴェスーラが3着に入ったが、これは不良馬場による影響が大きかった。良馬場なら4~6歳を中心に馬券を買いたい。
牝馬は【1-6-3-49】。勝利したのは20@モズスーパーフレアのみ。同馬は繰り上がりによる1着なので、実質は未勝利で2着が多い。上位人気に支持されているようなら馬券率は高い。
7歳以上・・・ウインカーネリアン、ロータスランド
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馬券になった馬の多くがシルクロードS・阪急杯・オーシャンSのいずれかか、もしくは年末の香港スプリントを使われていた。
それ以外のレースは割引が必要。
その他・・・ママコチャ、メイケイエール、ソーダズリング、ロータスランド、モズメイメイ、ディヴィーナ、ビクターザウィナー、シャンパンカラー
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連対馬の15頭が前走で1・2着に好走していた。
4着以下から巻き返した馬の多くも、勝ち馬から1秒以内だった馬が多い。
面白いデータとしては、前走オーシャンSで1着だった馬は9頭出走して9頭とも馬券外に沈んでいる。
前走1・2着・・・ルガル、ウインマーベル、ビクターザウィナー、ソーダズリング、アサカラキング、ウインカーネリアン、ナムラクレア、ビッグシーザー
オーシャンS1着・・・トウシンマカオ
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勝ち馬の7頭は前走で4番人気以内に推されていた。(残りの2頭は前走が香港のレースに出走)
例外は23@ファストフォースのみ。
中でも前走1番人気だった馬は連対率29%とまあまあの成績。
前走1番人気・・・ママコチャ、ナムラクレア、トウシンマカオ、ウインマーベル
前走5人気以下・・・ロータスランド、マテンロウオリオン、シャンパンカラー、テイエムスパーダ、モズメイメイ
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勝ち馬の5頭が480~499キロに集中。
480キロ以下で勝利したのは21@ダノンスマッシュのみ。
昨年のナムラクレアもこのデータに引っかかっていた。
480キロ以下(前走時)・・・ナムラクレア、ソーダズリング、ディヴィーナ、モズメイメイ
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例年1・2着馬の多くが前年のスプリンターズSか12月の阪神Cに出走していた。年間に2つしかないスプリントG1とスーパーG2といわれるレースだけに着順にかかわらず出走経験を重視したい。
該当馬・・・ママコチャ、マッドクール、ナムラクレア、メイケイエール、ウインマーベル、テイエムスパーダ、モズメイメイ、ロータスランド
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昨年も取り上げて見事にハマったデータ。
絶対王者のノーザンファームが勝ててない!
この中にはレシステンシアやグレンアリグリア・ミッキーアイルなどが含まれる。おそらく平地GⅠレースで唯一だと思われる。
ついでにいうと、社台ファームも勝ててない。
ノーザンファーム・・・ママコチャ、ディヴィーナ、メイケイエール
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逃げて勝利したのは20@モズスーパーフレアでクリノガウディ―の降着による繰り上がりだった。当時は重馬場だったので例外扱い。そうでなくても快速馬が揃ってハイペースになりやすく逃げ馬は苦しい。
良馬場だと先行タイプが有利だが、重・不良馬場になると差しが決まる傾向がある。
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16番から1着になったのは繰り上がりのモズスーパーフレアによるもの。
勝ち馬がバラけていて有利不利はないように見えるが、あまり外過ぎると厳しい。理想は2~9のやや内より。
2~9番・・・マッドクール、ナムラクレア、モズメイメイ、トウシンマカオ、ルガル、テイエムスパーダ、ソーダズリング、シャンパンカラー
まとめ
日曜日の名古屋地方は70%。土曜日も雨模様なので道悪は不可避。
データからは外差しになると予想。
4~6歳・牡馬・前走1・2着・主要3レースの条件を満たすのは、トウシンマカオ、ウインマーベル、ルガル、ビッグシーザーの4頭。このうちオーシャンS1着のトウシンマカオは脱落。
外枠で差し脚質のウインマーベルが推奨馬にふさわしい。同馬は昨年のスプリンターズS6着で出走歴のデータにも合致。問題はどれだけ雨が降るかだ。大雨なら確率は高くなるが、下手にやや重ぐらいだと差し届かない可能性もある。
次点には過去10年で牝馬が2着6回というデータもあるように1頭は馬券に絡むと見て、ナムラクレアをあげる。こちらは逆に内枠に入ったのが気がかり。雨強くなるようだと馬場の悪い内を走らされそう。
穴は荒れることを想定して、外枠に入ったディヴィーナとウインカーネリアンをあげる
香港馬のビクターザウィナーだがデータからはなんともいえない。実力的には上位だとしても、あまり手を出したくない。見送りが妥当。
推奨:ウインマーベル
次点:ナムラクレア
穴:ディヴィーナ・ウインカーネリアン
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