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6月17日・18日の予想コメントと的中結果

【6月17日・18日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)

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【超万馬券予想の的中結果】

■6月18日(日)
灘S
複 勝 340円(90%)
◎セレッソ3着(5人気)

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■6月17日(土)
米子S
3連単 122万3,130円
3連複  11万2,410円
馬 連  4万4,370円
複 勝    610円(40%)
◎ラインベック2着(7人気)

STV杯
3連単 65万6,780円
3連複 13万3,160円
馬 連   8,230円
単 勝   1,340円(10%)
複 勝    450円(90%)
◎アップリバー1着(7人気)

奥尻特別
3連単 7万3,580円
3連複   8,920円
複 勝    340円(90%)
◎フォレスタ3着(4人気)

垂水S
馬 連 1,560円
単 勝  520円(10%)
複 勝  150円(90%)
◎アルナシーム1着(3人気)

スレイプニルS
複 勝 270円(40%)
◎ヘラルドバローズ2着(5人気)

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【日曜メインレース】

マーメイドS
3連単  2万7,910円
3連複    7,770円(×2)
馬 連   1,000円(×4)
ワイド    430円(×4)
ワイド   1,390円
ワイド   1,870円
単 勝    370円(30%)
ビッグリボン1着(1人気)

ユニコーンS
3連複  3,050円
ワイド  240円(×11)
ワイド 1,020円(×2)
複 勝  140円(80%)
◎ブライアンセンス3着(2人気)

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東京11R
ユニコーンステークス(GIII) ◎は反動なければV十分、○と▲が穴候補

3歳馬が争うGIII競走で、舞台は東京のダ1600m。

左回り。2コーナー奥の引き込み線からの発走。箱が大きく、ワンターンのコース。スタートして150mほど芝コースを走る。さらに緩やかな下り坂になっていて、スピードが出やすい。下りは向正面の残り約1200mの地点まで続き、そこから3コーナー途中にかけて小さめの山を上って下る。

下りが終わって、直線入り口までは平坦。直線に入ると、約300mの間に2.4mの高低差がある坂を上ることになる。上り切ってからの約200mは平坦。直線距離は501.6m。コース全体の高低差は2.5m。

今週は週中に雨が降り、金曜の夕方の時点で稍重。土曜の朝には良に回復した。メインのスレイプニルS(ダ2100m、オープン特別)は2分09秒3(良)、最終12Rの1勝クラスのダ1600m戦は1分36秒3(良)で決着している。

日曜も晴れていて、土曜よりも乾いた状態。なお、クッション砂の砂厚は従来通りで9.0cmとなっている。

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フルゲートを割って15頭立て。カネヒキリ、ノンコノユメ、ゴールドドリーム、ルヴァンスレーヴ、カフェファラオなど、のちのGI馬を多く出しているレースである。今年も力をつけて花開きそうなダートの素質馬がそろった。

斎藤誠厩舎(美浦)のブライアンセンスに◎を打った。

4月に中山のダ1800mで初勝利。続く3歳1勝クラスは、今回と同じ舞台で、1分36秒7(良)の時計でハナ差の2着に駆けた。勝ったパライバトルマリンは、次走で川崎の関東オークス(JpnII)を制している。

3戦目は当舞台で3歳馬同士。3コーナーで寄られて接触する不利があったが、直線でパワフルに伸びて抜け出した。風が強い中、1分36秒5(良)の勝ち時計は優秀な数字である。

その後は放牧に出され、美浦に戻ってからはウッドコースで熱心に乗られてきた。1週前に終いにビシッと追われ、今週は67秒4-11秒5で古馬オープンのホウオウノーサイドと楽に同入。前走が負担がかかる競馬だったので反動が出ていないか心配もあるが、陣営は「中身が詰まってきた」と話している。

ヤネは引き続き日本を代表するジョッキーに成長した横山武史。外の13番枠は攻めづらいわけではないし、ストレスなく末脚を伸ばすことができれば重賞制覇が可能になる。

相手の筆頭にはオマツリオトコを置いてみた。2歳時には夏に芝の函館2歳Sで3着に駆け、暮れに川崎の全日本2歳優駿(JpnI)でデルマソトガケ(のちにUAEダービーを圧勝)とアタマ差の2着、ペリエールには先着。掻き込みが強く、回転の速い走りでダート性能は高い。

中間はリフレッシュ放牧を入れ、美浦のウッドコースで好時計を連発して完全復調ムード。ただ、気性面では若く、今回は初ブリンカー着で挑む。ヤネはテン乗りでミルコ・デムーロ。最内の1番枠を引いたのが微妙ではあるが、力を出し切ることができれば上位争いになる。

▲は伏兵のヘンリー。ダ1400mで連勝を決めたが、特に前走は時計的にも内容的にもレベルの高い勝利だった。仕上がり良く、じっくりとタメていけば府中のマイルでも脚を使ってきそう。

△は完成前で距離も延びるが、脚力は確かなグレートサンドシーで、※は2戦2勝で抑えていけばマイルもこなせそうなワールドコライド。×の1番手ペリエールは実績は上位で、海外遠征帰りという点が鍵になる。

他にも警戒が必要な勢力は多い。連勝式は伏兵馬が絡むか、入線順が狂って大きな配当になってくれると理想的。

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◎13番ブライアンセンス
○1番オマツリオトコ
▲12番ヘンリー
△9番グレートサンドシー
※5番ワールズコライド
×3番ペリエール
×14番ハードワイヤード
×15番メイショウモズ
×2番ジャスパーバローズ
×11番ニシノカシミヤ
×8番カレンアルカンタラ

【単勝】13番(20%)
【複勝】13番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
13→3(×10)
13→9(×4)
13→12(×2)
13→1.2.5.7.12
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【3連複】(軸1頭ながし)
13→全通り(91点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
13.1→全通り(78点)
13.1→3(×3)(18点)
13.1→9(6点)
13.12→全通り(78点)
13.12→3(×3)(18点)
13.12→9(6点)

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阪神11R
マーメイドステークス(GIII) ◎○▲の地力が上、ただし51キロ以下が多くて…

牝馬が争うGIII競走で、舞台は阪神の芝2000m(内)。

右回り。正面直線からの発走、内回りコース使用でコーナーは4つ。スタート地点は下り勾配で、100mほど走って急坂を上ることになる。ゴール板の約100m前からは平坦に。1~2コーナーを過ぎ、向正面の途中から下り勾配になる。

3コーナー途中の残り800mから傾斜が強くなるが、急な下り坂というほどではない。下りは4コーナーを回って直線半ばまで600m以上も続くことになる。

直線残り約200mからは一転して上り坂に。約120mの間に高低差1.8m(勾配1.5%)の急な坂を上る。上り切ってからの100m弱は平坦。直線距離は359.1m(Bコース使用時)。コース全体の高低差は1.9m。

芝は開催3週目で、Bコース使用3週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「向正面直線から内回り3コーナー、4コーナー、正面直線にかけて内柵沿いに傷みがあります」と発表があった。

土曜は3勝クラスの芝1800m(外)戦で1分44秒7(良)、リステッド競走の米子S(芝1600m(外))で1分31秒7(良)と外回りコースで好時計決着が連発した。

2勝クラスの芝2000m(内)は、ラリュエルが逃げ切って勝ち時計が1分59秒2(良)。ただ、ラップを緩めておらず、ラスト1ハロンが13秒0もかかった。2着には最後方にいたデルマグレムリンが大外から追い込んでいる。

日曜も雨に降られることはなさそうで、土曜と同じくスピードの出る馬場になっているだろう。なお、クッション値は、土曜の朝が「9.8」で、日曜の朝は「10.0」。

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フルゲートを割って13頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが56キロ、最軽量が50キロで、6キロという大きい上下差がある。特に51キロ以下が半数を超える7頭もいるという状況だ。

杉山晴紀厩舎(栗東)の4歳馬ストーリアに◎を打った。

3歳の秋華賞は0秒4差の8着。1コーナーで挟まれて下がる大きな不利があり、後半もスムーズに捌けなかった。それでも直線で差を詰め、ゴールしたあともスーッと脚を見せていた。体力は残っていて、運び次第で勝ち負けになっていた可能性がある。

2走前の中山牝馬Sは早めに動かしての2着で、これもゴールして余力が残っていた。前走の福島牝馬S(5着)でも向正面で外を進出し、そのあとで早めに来られるという厳しい競馬を強いられている。スパッと切れないところがあるので気持ちはわからなくもないが、酷な走りをさせてしまっている感じだ。

中間はひと息入れ、1週前にCWコースで終い重点で67秒3-36秒5-11秒1で先着。今週は坂路で体重の重い助手が乗って52秒3-12秒0の時計を楽にマークした。動きは力強く、いい仕上がりにあるのは間違いない。

ヤネはテン乗りで坂井瑠星。陣営はこれまで腕力の強いジョッキーを乗せてきていて、瑠星なら何の文句もない。ハンデは54キロで前走の斤量から1キロ減。あまり無理には動かず、しっかりと踏み込んで持久力を活かせる競馬ができると、重賞初制覇を決めるシーンがある。

相手の筆頭は、菊花賞馬キセキの全妹である西の5歳馬ビッグリボン。2走前の小倉戦では牡馬を相手に早めに動く競馬で3着に駆け、続く福島牝馬Sでは外の追走から粘り強く伸びてハナ差の2着に差し込んだ。

ストーリアと同様に少し渋いところがあるが、底力があって長く脚を使う。中間の攻めは素晴らしいし、見事なぐらいに冷静に乗る西村淳也がうまくエスコートすれば。ハンデは55キロで、ストーリアとは1キロの差ができた。

▲は西の6歳馬ウインマイティー。昨年の当レースは、ハンデが54キロで、好位追走から直線であっさりと抜け出して快勝した。2着は実力馬マリアエレーナだった。

今年は転厩しての緒戦。以前の厩舎ではポリトラックで速い時計を出していたが、新しい西園正都厩舎ではCWコースでバリバリ乗られている。2週前に64秒3-11秒5、1週前に64秒3-11秒2、今週はラスト1ハロンが10秒9で、さすがの迫力だ。

ヤネは主戦の和田竜二。ハンデは前年から2キロ増えて56キロになるが、それでも崩れるシーンは思い浮かばない。トップハンデでも連覇達成の可能性がある。

△は速い馬場がどうかだが、牝馬重賞なら差は少ないホウオウエミーズ(54キロ)。以下はゴールドエクリプス(51キロ)、サンカルパ(51キロ)、シンシアウィッシュ(51キロ)などで、多くいる超軽量馬はやはり怖い。

連勝式は◎○▲の3頭に絞り込む手もあったが、大きめの馬券になる目も含めておきたいので、手広く買っていくことにした。

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◎9番ストーリア
○4番ビッグリボン
▲8番ウインマイティー
△5番ホウオウエミーズ
※13番ゴールドエクリプス
×12番サンカルパ
×1番シンシアウィッシュ
×7番ランスオブアース
×11番ビジン
×10番ハギノメーテル

【単勝】9番(10%)・4番(30%)
【複勝】9番(60%)
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【馬連&ワイド】(ボックス)
4.5.8.9.12.13
4.8.9(×3)
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.9→全通り(11点)
8.9→全通り(11点)
4.8→全通り(11点)
【3連複】(ボックス)
4.5.8.9.12.13(20点)
【3連複】
4-8-9(×4)(4点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
9.4→全通り(66点)
【3連単】(ボックス)
4.5.8.9.12.13(120点)
4.8.9(×4)(24点)

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【日曜後半レース】

UHB杯
3連単  7万7,370円
3連複  1万6,000円
馬 連   2,420円(×2)
ワイド    900円(×2)
ワイド   1,860円
ワイド   2,280円
複 勝    260円(50%)
複 勝    230円(40%)
○シュバルツカイザー1着(3人気)
◎ブルースピリット2着(4人気)
○◎△でヒット

東京12R
馬 連 8,190円
ワイド 2,740円
ワイド 1,090円
複 勝  410円(50%)
◎トモジャシーマ2着(6人気)
×◎×でヒット

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東京12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスの芝1400m戦。人気馬はもちろん力があるが、上積みがあるが微妙だったり、仕上げ切っていない感じがあったりと、不安がないわけでもない。そこで人気薄の3騎を狙うことにした。

◎トモジャシーマはシャンハイボビー産駒の3歳馬。兄には芝1200mでリステッド競走を勝ったホープフルサインがいる。ダートで新馬を勝ち、2戦目は大外から追い込んで5着。まだ緩いところがあるが、素質は高い。

攻めで動いて仕上がりは悪くなさそうだし、府中の芝1400mに合わせた走りができると穴を開けるシーンも。剛腕の横山武史が持ってきてくれないか。

○キャロライナリーパは5歳の牝馬で、芝を走るのは久しぶり。ただ、3歳時に新潟の芝1400m(内)で1勝クラスを2着した時にはララクリスティーヌ(のちに京都牝馬Sを制覇)をクビ差まで追い詰めていて、3着が現オープンのジネストラだった。

美浦のウッドコースで好時計を連発して仕上がりは良好。大外16番枠を引いたが、早めに内に寄せて脚をタメられると一発も。

▲コンチトーホクは地方から転入してきた3歳馬。2歳時に中央の芝1500mのオープンに挑戦し、0秒3差の6着と上々の走りを見せたことがある。

掛かる気性で制御できず、それでも前走では0秒6差の7着と大きくは負けていない。今回は距離を1400mに縮め、2キロ減騎手を起用して53キロ。それでも息が入るかは微妙だが、型にハマると激走がある。

△は前走でゴール前で不利がありながらクビ差の2着に駆けたビジュノワール。以下、キョウエイブリッサ、スプレモフレイバー、サトノヴィレなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

◎3番トモジャシーマ
○16番キャロライナリーパ
▲11番コンチトーホク
△15番ビジュノワール
※13番キョウエイブリッサ
×12番スプレモフレイバー
×4番サトノヴィレ
×14番パノティア
×2番エナジーチャイム
×10番サトノレギオン

【単勝】3番(10%)
【複勝】3番(50%)・16番(20%)・11番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
16→全通り
11→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.16→全通り(14点)
3.11→全通り(14点)
11.16→全通り(14点)
3.15→全通り(14点)
15.16→全通り(14点)
11.15→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
3.16→全通り(84点)
3.11→全通り(84点)
16.11→全通り(84点)

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阪神12R
3歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1800m戦。人気の3歳馬ゼットリアンは素質が高いが、完成前というところもあり、気になる伏兵馬から入ることにした。

◎カネトシブルームは2走前の1勝クラス勝ちが後続に10馬身差の差をつける圧勝ぶり。昇級緒戦はしんがりの16着だったが、道中で落鉄していたので参考外である。

栗東の坂路で意欲的に乗られて仕上がりは良好。3キロ減騎手の田口貫太を起用して55キロで走れるのは大きく、ヒドく揉まれず、スムーズな競馬ができると上位争いが可能になる。

○ヴィヴァンは初ダートだった前走でハナ差の2着に駆けた。ヤネは引き続き腕達者の西村淳也で、再度の好走に期待したい。意外と人気がなくて妙味あり。

▲インテンスフレイムは少し急仕上げと思われた前走で厳しい競馬の中を3着に踏ん張った。叩いての上積みは大きそうだし、乗れる若手の団野大成で注目したい。

△はゼットリアンで、以下、ニホンピロハーバー、ベンダバリラビア、イルミネーター、テーオーリカードなど、軽視できない勢力は多い。

◎11番カネトシブルーム
○3番ヴィヴァン
▲14番インテンスフレイム
△8番ゼットリアン
※13番ニホンピロハーバー
×12番ベンダバリラビア
×10番イルミネーター
×9番テーオーリカード
×15番レッドベルアーム
×16番タイセイドリーマー

【単勝】11番(10%)
【複勝】11番(50%)・3番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
3→全通り
14→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.11→全通り(14点)
11.14→全通り(14点)
3.14→全通り(14点)
8.11→全通り(14点)
3.8→全通り(14点)
8.14→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
11.3→全通り(84点)
11.14→全通り(84点)
3.14→全通り(84点)

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函館11R
UHB杯

3勝クラスの芝1200m戦。人気のイルクオーレがスピードで活かして粘り込む可能性が高いのは確かだが、気になる穴馬を狙ってみたい。

◎ブルースピリットはマル外の5歳セン馬。2歳時にはGIの朝日杯フューチュリティSで、ハイペースの2番手を進んで5着に粘っている。

3勝クラスでも常に見せ場はつくっていて、転厩緒戦となる今回も攻めでしっかりと動き、稽古をつけている丹内祐次は「このクラスにいる馬ではない」というジャッジだ。内めの5番枠を引き、包まれずに運べるようだと一発がある。

○シュバルツカイザーは3歳時にGIIのニュージーランドで5着に駆けた実績がある。2走前には去勢手術明けで2着に好走した。前走の6着は17番枠が応えての6着。内の2番枠を引き、揉まれてイヤがるところを見せなければ上位争いに。

▲はイルクオーレ、△は攻めで動いたカフジテトラゴンで、以下、ドロップオブライト、ドグマ、レベレンシア、ショウナンラスボスなど、侮れない勢力が多くいる。

◎5番ブルースピリット
○2番シュバルツカイザー
▲10番イルクオーレ
△11番カフジテトラゴン
※12番ドロップオブライト
×7番ドグマ
×6番レベレンシア
×4番ショウナンラスボス
×8番シュアーヴアリア
×13番アイヴォリードレス
×16番テーオーメアリー

【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(40%)・2番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
2→全通り
【馬連&ワイド】
5-10(×2)・2-10(×5)
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.5→全通り(14点)
5.10→全通り(14点)
2.10→全通り(14点)
5.11→全通り(14点)
2.11→全通り(14点)
5.12→全通り(14点)
2.12→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
5.2→全通り(84点)
5.10→全通り(84点)
2.10→全通り(84点)

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函館12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスの芝1200m戦。牝馬限定戦で混とんとしたムードで、昼の段階で3連単の1番人気が1万3,000円台と大変な数字になっている。東京12R、阪神12R、函館11Rと穴を狙っているが、このレースも果敢に伏兵馬から攻めていきたい。

◎ホウオウエンジェルは6歳の牝馬で、現級で2着が2回、3着が2回。先週の函館戦は8着だったが、直線で進路が開かず、スムーズなら上位に食い込んでいた可能性がある。連闘でも疲れはないとのことだし、4番枠からスムーズに運ぶようだと好レースに。

○オルコスは2走前にダートでハナ差の2着に駆けているが、もともと新馬勝ちが芝。立て直して攻めで動いているし、2キロ減騎手起用の54キロで怖さがある。15番枠というのは楽でないが、小林凌大がうまく誘導できれば。

▲マルモリディライトは3歳馬、1キロ減騎手起用で52キロ。前走はGIIのフィリーズレビューで、13着でも直線で少し伸びて悪い内容ではなかった。仕上がりは良さそうだし、1番枠からロスなく立ち回ってくるとあるいは。

以下、エイシンフェンサー、アトモストリミッツ、ヴェールクレール、カワキタマックスなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

◎4番ホウオウエンジェル
○15番オルコス
▲1番マルモリディライト
△6番エイシンフェンサー
※8番アトモストリミッツ
×9番ヴェールクレール
×12番カワキタマックス
×13番スズノナデシコ
×14番ポルタフォルトゥナ
×7番イイヒニナル
×5番ブライトサイン

【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(70%)・15番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
15→全通り
1→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
4→全通り(91点)
【3連複】(軸2頭ながし)
1.15→全通り(13頭)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
4.15→全通り(78点)
4.1→全通り(78点)
15.1→全通り(78点)

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【土曜メインレース】

東京11R
スレイプニルステークス 好メンバー、◎はヤネが鍵、○と▲は一発候補

東京のダ2100mで争われるオープン特別。

左回り。正面直線からのスタート、コーナーは4つ。約250m走って1コーナーに到達し、そこから緩い下り坂になる。下りは向正面の残り約1200mの地点まで700mほど続く。下りが終わると、3コーナー途中にかけて小さめの山を上って下ることになる。

下り切ってから直線入り口までは平坦。直線に入ると、約300mの間に2.4mの高低差がある坂を上ることになる。上り切ってからの約200mは平坦。直線距離は501.6m。コース全体の高低差は2.5m。

梅雨の時期で天候は悪くなることが多く、先週のダートは土曜が稍重、日曜は雨が降って重だった。

土曜に行われた1勝クラスのダ2100m戦はソムリアがV。4コーナーでは最後方で大外にいて、そこから猛然と伸びて追い込み切った。勝ち時計は2分10秒1(稍)で、上がりは12秒3-12秒2-12秒7の37秒2。勝ち馬が使った上がりは35秒7だった。

日曜は特に馬場が速く、3勝クラスのダ1600m戦が1分34秒1(重)で決着している。この日には2勝クラスのダ2100m戦が組まれていて、セラフィックコールが2分07秒9(重)でV。中団の外を進み、直線で外から長く渋太く伸びてハナだけとらえた。レースの1000m通過が60秒5で、上がりは12秒4-12秒0-12秒0の36秒4。ちなみに、1800mの通過は1分49秒9で、勝ち馬が使った上がりは35秒7だった。

今週は週中に雨が降り、金曜の夕方の時点で稍重。土曜の朝には良に回復している。気温が高くなるという予報で、メインの頃にはパサパサに近いダートになっているだろう。なお、クッション砂の砂厚は従来通りで9.0cmとなっている。

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フルゲートの16頭立て。3番枠のヒロイックテイルがハナを奪いに出そうだが、初ブリンカー着のヘラルドバローズ(15番枠)が行かせる可能性もある。カウディーリョ、トゥーフェイスの初ダート組も前めで運ぶことになるか。

有力馬には末脚を活かすタイプが多い。先行勢がどう動くかでペース、展開は大きく変わることになり、当然のこと結果も変わってくる。舞台が合う実力馬が多いのは確かで、目移りして困る。

矢作芳人厩舎(栗東)の5歳馬テンカハルに◎を打った。

父はキングカメハメハで、兄にポタジェ(大阪杯)、姉にルージュバック(オークス2着)がいるという血統。芝では2勝クラスからの格上挑戦でオープンを走って2着に駆けたことがある。

3走前に今回と同じ舞台で初めてダートを使うと、上がり35秒3の末脚を繰り出してクビ差の2着に好走。前走でやはり当舞台を走り、ソラをつかう面を見せながら勝ち切って3勝クラスを卒業した。

中間は除外があって中6週。1週前に栗東CWコースで68秒1-12秒6で追われ、今週は坂路で54秒7-12秒8をマークした。時計は目立たないが、もともと攻め駆けするタイプではないし、矢作師がしっかりと造っているだろう。

斤量は57キロ。他のメンバーは増量になる馬が多い中、前3走の58キロより小さい数字で走れるのはアドバンテージになる。気になるのは、ヤネがテン乗りで内田博幸になること。説明は不要と思うが、スタートで強く押し、それで行きたがって抑えて下げ、チグハグな競馬になるという騎乗が多いジョッキーである。フルゲートを捌く必要性も出てくるし、簡単な状況ではない。

いずれにせよ、得意の舞台で条件がそろっていて、オープンで通用するのは間違いない。スムーズに気持ち良く末を伸ばせれば上位争いに加わってくる。

萱野浩二厩舎(美浦)の6歳馬キタノヴィジョンは穴で注目される存在。

昨年の12月には中山ダ1800mでリステッド競走をV。54キロとハンデは軽かったが、直線の伸び脚は目立っていた。2走前には中山のマーチS(GIII)で0秒1差の3着。今回と舞台が同じだった前走のブリリアントS(L)では、4コーナーでゴチャついて動けず、直線で外に出すロスがありながら5着に伸びた。

ひと息入ったが、1週前、今週とウッドコースで速い時計を出して動けるデキにありそう。58キロの斤量は楽でないが、ロスなく捌けばグッと伸びてくる。ヤネの江田照男はマーチSで跨っていて、ただ、力量的には心配のあるジョッキー。

▲ヒロイックテイルは西の6歳セン馬。4歳時に55キロのハンデでブリリアントS(L)を2番手追走から早めに先頭に立つ競馬で快勝している。時計は良で2分09秒6だった。

今回は4ヵ月ぶりの実戦になるが、1週前に栗東CWコースで64秒7-11秒5という好時計をマークしている。逃げるにせよ、番手から、好位からの競馬になるにせよ、息を入れつつ自分のリズムで運ぶことができれば渋太く食い下がる。

△レッドファーロは西の4歳馬。3勝クラスの前走で初めて府中のダ2100mを走ったが、早めに外を動いて突き抜ける強さを見せた。少し水を含んだ良馬場の中、勝ち時計は2分09秒4と評価できる数字だった。初のオープンで57キロ、中3週で再遠征と条件は厳しいが、ダートではまったく底を見せていないので。

※ヘラルドバローズは素質的には互角で、ブリンカーを着けて集中して走れるようだと勝ち負けにも。アーテルアストレア、ダノンラスター、ディクテオン、バイシュラバナの末脚にも注意すべきで、他にも警戒が必要な勢力がいる。

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◎12番テンカハル
○9番キタノヴィジョン
▲3番ヒロイックテイル
△5番レッドファーロ
※15番ヘラルドバローズ
×1番アーテルアストレア
×2番ダノンラスター
×14番ディクテオン
×16番バイシュラバナ
×11番ペルセウスシチー

【単勝】12番(10%)
【複勝】12番(50%)・9番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
9→全通り
3→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
9.12→全通り(14点)
3.12→全通り(14点)
3.9→全通り(14点)
5.12→全通り(14点)
5.9→全通り(14点)
3.5→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.9→全通り(84点)
12.3→全通り(84点)
9.3→全通り(84点)

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阪神11R
米子ステークス(L) ◎はスムーズなら一発も、○はマイル性能高くて

阪神の芝1600m(外)で争われるリステッド競走。

右回り。向正面の2コーナー寄りからのスタート、外回りコースを使用。バックストレッチは起伏が少なく、距離は400mと少しある。3コーナーを回り、4コーナー途中の残り約600mの地点からは急めの下り坂に。下りは直線に入って残り約200mまで400mほど続く(高低差は約2m)。

下り切ってからは一転して上り坂に。100m強の間に高低差1.8m(勾配1.5%)の急な坂を上ることになる。最後の100m弱は平坦。直線距離は476.3m(Bコース使用時)。コース全体の高低差は2.4m。

芝は開催3週目で、Bコース使用3週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「向正面直線から内回り3コーナー、4コーナー、正面直線にかけて内柵沿いに傷みがあります」と発表があった。

東京と同じで、阪神の梅雨の影響で雨が降ることが多くなっている。先週の芝は、土曜が少し水を含んだ良馬場で、日曜は昼まで雨が降って稍重だった。

土曜に行われた3勝クラスの芝1200m(内)を勝ったのはスリーパーダ。中団でなだめて脚をタメ、直線で前に鈍ったところを一気に抜け出した。勝ち時計は1分07秒5(良)。レースの前半3ハロンは33秒2で、上がり11秒0-11秒3-12秒0の34秒3だった。勝ち馬が使った上がりは33秒7。2着は逃げたメイショウゲンセンで、3着は好位のインから脚を使ったペプチドヤマトだった。

土曜には芝1600m(外)の新馬戦が組まれていて、勝ったのは2番手から抜け出したヒヒーンだった。勝ち時計は1分36秒6(良)。レースの1000m通過は62秒6と遅く、上がりは11秒5-11秒2-11秒3の34秒0だった。勝ち馬が使った上がりは33秒9。

今週の土曜ははれて良馬場での競馬になるのが確実。Bコース使用3週目で内は少し荒れていて、このことが影響する可能性はある。なお、クッション値は土曜の朝の段階で「9.8」となっている。

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フルゲートを割って13頭立て。2番枠のノルカソルカが押してハナを奪おうとするだろう。シャイニーロックは無理はせずに2番手か。セルバーグ、ラインベック、アナゴサン、ウイングレイテストが続き、良馬場の中でレースが流れてタテに長い競馬になりそうだ。

鈴木孝志厩舎(栗東)の4歳馬セルバーグに◎を打った。

今年の1月に2勝クラスを勝った時は3キロ減騎手を起用して54キロ。続く3勝クラスは斤量が一気に4キロ増えて58キロだったが、逃げて渋太く押し切った。リステッド競走の前走は道悪の中で控えて内を進む形になり、それでも直線で伸びるシーンがあって4着で入線している。ゴールしたあとで少しスーッと脚を使っていた。

その後はひと息入れ、1週前に栗東CWコースで66秒3-11秒7を余裕をもってマークし、今週は坂路で終いにビシッと追われて54秒0-38秒5-12秒1。気性的に久々は問題ないタイプだし、動ける仕上がりにあるとみていいだろう。

ヤネは松山弘平。テン乗りになるが、1週前の稽古で跨って特徴はつかんでいるはずである。前2走を含め、阪神のマイルは(2.0.1.2)。外の12番枠を引いて内の出方を見つつ運べるし、息を入れてスムーズな競馬ができれば上位争いになっていい。人気もないので狙ってみる。

素質的に上位なのは、友道康夫厩舎(栗東)の4歳馬ジャスティンスカイ。

昨年の10月にマイルに距離を縮めて2勝クラスを快勝すると、3勝クラスはレッドモンレーヴ(その後に京王杯スプリングカップを制覇し、安田記念で6着)を抑えてV。そして、今回と同じ舞台で洛陽S(L)を勝って3連勝を決めた。

前走のマイラーズカップは9着に終わったが、包まれる競馬で頭を上げるところがあり、力を出し切れなかった印象である。

安田記念(6月4日)は除外になったが、栗東CWコースで65秒3-11秒2でしっかりと追われたのが安田記念が終わったあとの6月8日。今週は坂路で強くは追わずに54秒9-12秒4をマークしている。

今期はここを使い、秋まで休ませるとのこと。陣営は1着になって賞金を加算する腹づもりなのだろう。川田将雅は前走でうまく誘導できず、今回が2度目の騎乗。思うところがあるはずで、大外の13番枠を引いて外めを気持ち良く伸ばす競馬をするかもしれない。58キロを背負うのは初めてだが、抜け出すシーンがあっていい。

▲は良馬場で折り合いがつくようならマイルでも脚を使えそうなグレイイングリーン。△はワンペースの走りでも粘り強く応戦してくるラインベックで、以下はウイングレイテスト、シャイニーロック、ノルカソルカ、アナゴサンなど。

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◎12番セルバーグ
○13番ジャスティンスカイ
▲9番グレイイングリーン
△5番ラインベック
※7番ウイングレイテスト
×10番シャイニーロック
×2番ノルカソルカ
×6番アナゴサン
×8番ワールドウインズ
×11番メイショウシンタケ

【単勝】12番(10%)
【複勝】12番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→13(×10)
12→6.7.10
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
12.13→全通り(11点)
12.13→6.7.10(×3)(9点)
12.13→5(×2)(2点)
12.13→8.9(2点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.13→全通り(66点)
12.13→6.7.10(18点)
【3連単】(軸2頭ながし)
1着:13
2着:12
相手:5.6.7.8.9.10(×2)(12点)
【3連単】(軸2頭ながし)
1着:13
3着:12
相手:5.6.7.8.9.10(×2)(12点)

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【土曜後半レース】

東京12R
3連複  1万2,640円
馬 連    510円(×4)
ワイド    260円(×4)
単 勝    560円(20%)
アクションプラン1着(3人気)
○◎×でヒット

STV杯
ワイド 9,790円
ワイド 5,940円
ジョリダム3着(11人気)

函館12R
3連複  2,170円(×3)
馬 連 1,080円(×3)
ワイド  380円(×3)
ワイド  400円(×3)
単 勝  200円(20%)
複 勝  120円(80%)
◎スマートサニー1着(1人気)
◎×△でヒット

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東京12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスのダ1600m戦。フルゲートの16頭立てで、3歳馬は7頭いる。ダートは金曜の夕方の時点で稍重で、土曜の朝は良。パサパサに近い状態になっていると考えておいていいだろう。

◎ヴァナルガンドはシビルウォー産駒の3歳馬。兄に2012年にジャパンカップダートを3馬身半差で快勝し、帝王賞2着、東京大賞典3着の実績もあるニホンピロアワーズがいる。

2月に当舞台で8馬身差で初勝利を挙げると、3歳1勝クラスで2着、4着、2着。前走は良で1分36秒9と評価できる時計で駆けていた。

疲れがないかが鍵になるが、美浦のウッドコースで67秒2-36秒8-11秒5で追われていて、問題はなさそうだ。地の強い馬が多い岡田一族(ノルマンディーサラブレッドレーシング)の所有馬でもある。

ヤネは引き続きルメール。外の15番枠を引いたが、ロスがあったとしてもタメつつ末を残すルメールらしい騎乗をしてくるだろう。血統面から伸びそうな器だし、中心に期待したい。

○アクションプランはリオンディーズ産駒の3歳馬で、中山ダ1800mでの初勝利が強くて好時計。前走は◎が2着したレースで、内の追走で気づかっている走りになりながら5着に伸びた。

今回は大外の16番枠、ヤネはテン乗りで戸崎圭太。中7週で使ったあとの中2週で上積みがありそうだし、勝ち負けになるシーンも。

▲ブライテストドーンはマインドユアビスケッツ産駒の3歳馬。祖母は地方の交流重賞を5勝したグラッブユアハートになる。前走は横山武史が剛腕で強気に動かしての5馬身差V。ミルコ・デムーロ(テン乗り)に替わってどうかだが、昇級してもヒケは取らない。

△は前2走が内容ある2着、3着で、中1週でも走れそうな3歳のパープルナイト。以下はホワイトクロウ、アッティラ、ベネロングポイントなど。

◎15番ヴァナルガンド
○16番アクションプラン
▲12番ブライテストドーン
△1番パープルナイト
※14番ホワイトクロウ
×10番アッティラ
×11番ベネロングポイント
×7番パンテレリア
×13番グロリアスヒーロー
×5番ベイビールビオ

【単勝】15番(50%)・16番(20%)
【複勝】12番(30%)
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【馬連&ワイド】(ボックス)
1.12.15.16(×2)
1.15.16(×2)
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【3連複】(軸2頭ながし)
15.16→全通り(14点)
12.15→全通り(14点)
12.16→全通り(14点)
【3連複】(ボックス)
1.12.15.16(×2)(8点)
1.15.16(×4)(4点)
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【3連単】(ボックス)
1.12.15.16(×2)(48点)
1.15.16(×2)(12点)

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阪神12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスのダ1200m戦。フルゲートの16頭立てになり、3歳馬は半数の8頭になる。人気になっているスピードある3歳馬が有力ではあるが、良馬場の中でかなりのハイラップになる可能性も…。そこで差しに回りそうな勢力を狙うことにした。

◎サンデーファンデーは父がスズカコーズウェイ(京王杯スプリングカップを制覇)の3歳馬。祖母の孫には、川崎の全日本2歳優駿(JpnI)を勝ち、快足で鳴らしたラブミーチャンがいる。新馬を勝ったのは阪神のダ1800mだが、短距離に対応できる血統だ。

中間はリフレッシュ放牧を入れ、坂路(栗東)の最終追いでジョッキー騎乗といえ50秒7-12秒8の好時計をマーク。500キロを超える大型馬でも仕上がりは良さそうだ。

3キロ減騎手の永島まなみを起用して斤量が52キロ。そして、初ブリンカー着で挑む。揉まれて大敗する危険性をはらむものの、噛み合って高い性能を発揮する可能性も。人気になりすぎている感じだが、将来性込みで狙ってみたい。

〇タイセイランナーも3歳馬、こちらはまったくの人気薄。初勝利を挙げたのが今回と同じ舞台で、1月に中山ダ1200mの3歳1勝クラスで大外から4着に追い込んでいる。

その後の2走で動けなかったので休みを入れ、栗東のCWコースと坂路で熱心に乗られて持ち直している模様。もつれる展開になるとあるいは。

▲ゴッドセンドはアジアエクスプレス産駒の3歳馬、まったくの人気薄。同世代の1勝クラスでは大敗が目立っていたが、間隔を詰めて使うケースが多かったこともあった。

リフレッシュ放牧を入れ、1週前には坂路(栗東)で古馬オープンのオディロンに先着して51秒4-12秒5の好時計をマークした。◎と同様に3キロ減騎手を起用して斤量が52キロ、同様に初ブリンカー着。大きく変わってこないか。

△は前走が見どころある4着だったタイガークリスエスで、以下はサンガネーブ、リュウ、ボナンザなど。

◎6番サンデーファンデー
○16番タイセイランナー
▲15番ゴッドセンド
△13番タイガークリスエス
※11番サンガネーブ
×7番リュウ
×1番ボナンザ
×4番モズジャックポット
×8番グランデフィオーレ
×9番レッドフランカー

【複勝】6番(50%)・16番(30%)・15番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
16→全通り
15→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.16→全通り(14点)
6.15→全通り(14点)
15.16→全通り(14点)
6.13→全通り(14点)
13.16→全通り(14点)
13.15→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
6.16→全通り(84点)
6.15→全通り(84点)
16.15→全通り(84点)

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函館11R
STV杯

2勝クラスの芝1200m戦。ハンデ戦になり、5キロの上下差がある。芝は開催2週目で、Aコース使用2週目。先週は少し渋った馬場だったが、今週の土曜は良馬場で争われることになる。

◎ショウナンアメリアは先週の函館日刊スポーツ杯で4着、2着との差はクビ+クビ。直線で内にモタれる悪癖があり、そんな面を出しながら渋太く踏ん張っていた。

今回は連闘策。滞在している分で負担は大きくないだろうが、疲れが残っている可能性はある。実戦ではチークピーシズを着け、ハミも換えて臨むとのこと。浜中俊は2度の騎乗で2着、4着と結果を出しているし、手頃な55キロのハンデで注目したい。なお、同馬の4代母はディープインパクトを産んだウインドインハーヘアになる。

○ベジェッサは2勝がダートで、芝は2戦して新馬戦で4着、前走で12着。前走は直線で捌けずに満足に追えておらず、それでも上がりは32秒9だった。母は芝1200mでオープンを勝ったヘイローフジだし、芝適性は低くないとみていい。

函館に移動してからの調整は順調。一完歩目は速くないし、函館が忙しすぎるとは思うが、52キロのハンデで乱戦になると一発も。池添謙一というのは不安要素ではある。

▲ジョリダムはカレンブラックヒル産駒の3歳牝馬。地方の門別でデビューしたが、2歳時に中央の札幌芝1500mのオープン(クローバー賞)を逃げ切って勝利している。

中央入りしての2戦はともにオープンで、15着だったフィリーズレビュー(GII)では先行するスピードを見せた。1週前に栗東の坂路でオープンのペプチドナイルと互角に動き、函館に移って今週はウッドコースで長めから乗られている。

今回は2勝クラスでハンデが52キロ。大外の15番枠を引いたが、流れに乗って息を入れつつ追走できると。

△は急仕上げだった函館日刊スポーツ杯で大外から6着に伸び、連闘で挑むトーセンサンダー(56キロ)。以下はアップリバー、ウメムスビ、ワックスフラワー、クラリティスケールなど。

◎7番ショウナンアメリア
○3番ベジェサ
▲15番ジョリダム
△14番トーセンサンダー
※6番アップリバー
×9番ウメムスビ
×4番ワックスフラワー
×5番クラリティスケール
×2番ヴィアドロローサ
×12番ラキ

【単勝】7番(10%)
【複勝】7番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
3→全通り
15→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
3.7→全通り(13点)
7.15→全通り(13点)
3.15→全通り(13点)
7.14→全通り(13点)
3.14→全通り(13点)
14.15→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
7.3→全通り(78点)
7.3→4(6点)
7.15→全通り(78点)
3.15→全通り(78点)

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函館12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスのダ1700m戦。14頭立てになり、3歳馬は8頭いる。気性面に課題がある馬が多い印象で、パサパサの良馬場の中でタフな消耗戦になるかもしれない。

◎スマートサニーはシニスターミニスター産駒の3歳牝馬。2月に中京のダ1800mでデビューし、逃げて8馬身差で圧倒した。2戦目は厳しい展開になって6着。3戦目は新潟のダ1800mで、途中からマクられて下がる形になりながら、盛り返して脚を使って2着とクビ差の3着に応戦した。

中間は早めに函館競馬場入りし、乗り込みは入念。ダートのコースの最終追いでは、最内を回ったといえ一番時計となる62秒台をマークした。いい仕上がりにあるとみていいだろう。

ヤネは新馬戦で跨っていた小沢大仁で、1キロ減が利いて斤量は54キロ。気性面から全幅の信頼を置くのもどうかとは思うが、押し切るだけの能力があるので。外から来られた時に小沢が適切に対処できるかがポイントになる。

○ヒューゴはコパノリッキー産駒の3歳馬。1月の中山ダ1800mでの未勝利勝ちでは、直線でラチ沿いの狭いところを伸びて快勝した。日曜に美浦で追って函館に移動した分がどうかだが、素材はいいし、横山武史が動かしてくるかも。

▲インスタキングはエピファネイア産駒の3歳馬。2歳の夏に札幌の芝2000mで新馬勝ちを決め、その後は芝で強い相手と戦ってきた。函館入りして順調に乗り込んできたし、ダートにも対応できる走りで侮れないムードだ。ヤネは新馬の時に騎乗していた武豊。

△は馬体を維持していれば上位争いも可能なトラストベルで、以下はナチュラルリバー、サトノミスチーフ、サパテアールなど。

◎4番スマートサニー
○5番ヒューゴ
▲9番インスタキング
△1番トラベストベル
※3番ナチュラルリバー
×13番サトノミスチーフ
×11番サパテアール
×6番ドンカルロ
×7番メイショウトール
×2番サイモンルグラン

【単勝】4番(20%)
【複勝】4番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
4→1.5.9.11.13(×2)
4→3.6.7
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
4→1.3.5.6.7.9.11.13(28点)
4→1.5.9.11.13(10点)
4→1.5.9.11(6点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
4.5→全通り(72点)
4.5→1(×2)(12点)
4.5→9.11(12点)
4.9→全通り(72点)
4.9→1.11(12点)

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騎手、調教師、馬主、エージェント、専門紙の記者などとのコネクション強化を図ります。有益な予想をお届けすべく、全力で取り組んでまいります。