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5月4日・5日の予想コメントと的中結果

【5月4日・5日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)

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【超万馬券予想の的中結果】

■5月5日(日)
京都12R
3連単 36万6,520円
3連複  7万4,910円
馬 連    7,190円
複 勝    290円(60%)
◎レッドダンルース2着(5人気)

橘S
3連単 2万1,920円(×2)
単 勝    860円(10%)
複 勝    220円(50%)
複 勝    280円(30%)
◎ガロンヌ1着(3人気)
○リジル3着(4人気)

駿風S
複 勝 200円(90%)
◎クリダーム3着(4人気)

キングカメハメハカップ
複 勝 140円(90%)
◎サルヴァトーレ3着(1人気)

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■5月4日(土)
京都新聞杯
3連単 14万8,020円
3連複  2万1,060円
馬 連  1万1,990円
単 勝   1,770円(10%)
複 勝    510円(30%)
ジューンテイク1着(8人気)

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【日曜メインレース】

NHKマイルカップ
3連単  8,520円(×2)
3連複  2,540円(×2)
ワイド 1,100円(×4)
ワイド  970円(×5)
複 勝  410円(40%)
ロジリオン3着(10人気)

新潟大賞典
馬 連  4,690円
ワイド  1,610円
ワイド   790円
◎キングズパレス2着(3人気)
×◎※でヒット

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東京11R
NHKマイルカップ(GI) ◎は粗削りも能力は相当、○は得意の府中で一発も

3歳馬が争うGI競走で、舞台は東京の芝1600m。

左回り。向正面の2コーナー出口からの発走、ワンターンのコース。スタートして300mほどは緩やかな下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150mから3コーナー途中の残り約900mまでは下り坂になっている。

下りが終わると緩い上り坂に転じ、4コーナーを回って直線に向かう。直線の残り460m~残り300mは高低差が約2mある急めの上り坂。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。コース全体の高低差は2.7m。

芝は開催3週目で、Aコース使用3週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「向正面から3コーナー、4コーナーにかけて、内柵沿いに傷みがあります」と発表があった。

土曜の芝は良馬場。マイル戦は3歳未勝利で1分33秒7という速い時計が出ている。芝2400mのメトロポリタンS(L)はバトルボーンが逃げ切って時計が2分23秒4。芝はスピードが出やすく、内も走れる状態になっている。

日曜は晴れて良馬場で進行することが確実。朝の段階のクッション値は、土曜が「9.5」で、日曜が「9.4」となっている。

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フルゲートの18頭立て。9番枠を引いたキャプテンシー陣営が逃げ宣言を出している。17番枠のユキノロイヤルは控えることになるか。好位にはノーブルロジャー、ジャンタルマンタル、イフェイオン、ボンドガールあたりがつける。

マイルのGIにしては落ち着いた流れになりそうだが、競馬だからそう単純にはいかないかもしれない。馬場の速さを考えると、前めで運んだ組が有利になりそうな感じはあるが…。

穴を狙って、武井亮厩舎(美浦)のシュトラウスに◎を打った。

父はGIタイトルの中に安田記念があるモーリス。母ブルーメンブラット(父アドマイヤベガ)はマイルチャンピオンシップを勝っている。2歳の6月に今回と同じ舞台を不良馬場の中で9馬身差の独走。騎乗したレーンは手綱を動かしておらず、とてつもないインパクトのデビュー勝ちだった。

が、その後は強すぎる気性に悩まされる。3着だったサウジアラビアロイヤルカップも1着だった東京スポーツ杯2歳Sも道中は力んだ走り。朝日杯フューチュリティSでは早めにハミを取って先頭に立ち、淡白に失速して10着に敗れた。

3歳になり、3月のファルコンSでタメる競馬を試みる。ヤネはテン乗りで北村宏司。最後方に下げて手綱を抑え、息は入った方だった。直線は外に出さずに馬群に突っ込み、まったく捌けずに脚を余して9着に終わっている。

陣営がそうとははっきり言えないが、結果を重視せずに先につながることを考えた競馬。スムーズなら弾けていたはずで、悪くない“試走”だった。

この中間は折り合いに重点を置いた調整。それでも4月21日(日)に坂路で50秒6、ウッドコースの1週前追い切りで外を回って65秒0-11秒2と速い時計が出ている。最終追い切りは北村が跨ってウッドコース。1週前より内を回り、64秒2-11秒2の猛時計をマークした。

1週前も今週も前向ではあったが、暴走する感じで走っているわけではない。走りは大きくてダイナミック。520キロ級の巨漢馬で、トモが長続きするのか微妙と感じるところはある。これは致し方ないだろう。

北村の腕でこの難しい馬を御すのは荷が重い印象だが、前走でコンビを組んできっかけはつかめたし、中間も稽古をつけてコンタクトは良くなっているはずである。

ポテンシャル的には最上位と言えるものがある。完ぺきというのは無理でも、許容範囲内で折り合うことができ、直線の捌きとコース取りがうまくいけば上位に食い込むことも可能だろう。人気は手ごろだし、狙っていきたい。

古賀慎明厩舎(美浦)のロジリオンも穴で気になる存在。

リオンディーズ(キングカメハメハ直仔)×パイロ(プルピット直仔)という配合で、母はフェアリーSを勝ったビービーバーレル。3戦目からの3走は府中の1400mで、初勝利を完勝→京王杯2歳Sをクビ差の2着→クロッカスSを差し切り勝ちとなっている。

前走のファルコンSは5着だった。1番枠から押して流れに乗せ、インでタメる形に。直線は十分に手応えがあったが、シュトラウスと同様にまったくスペースがなく、追えぬまま終わってしまった。やはりシュトラウスと同じく、前が開けばグッと伸びていたはずだ。

中間の稽古は意欲的。日曜に坂路で速めの時計を出し、追い日はウッドコースで長めからしっかりと負荷をかけている。1週前は66秒3-11秒4、今週は67秒3-11秒4。気合が乗りすぎて持っていかれるところがあり、実戦で収まってくれるといい。金曜には坂路で14-14を乗った。

ヤネはテン乗りで戸崎圭太。捌き下手の三浦皇成→捌き下手の戸崎というのは何とも言えないが、6番枠からロスなく内めを回ることを意識して乗るだろうし、あとはスペースができるのを願うしかない。戸崎は未勝利を勝った時に騎乗していて、この時は外を回した。

マイルに関しては、折り合いがつけば克服可能。いろいろと心配はあるが、陣営がこのレースを目標に左回りにこだわって使ってきたことは強調できるし、すべてがうまくいくと穴を開けるシーンがある。

▲は黒岩陽一厩舎(美浦)の牝馬アスコリピチェーノ。

父はサンデーサイレンス直仔のダイワメジャー。母の父はデインヒルダンサーで、2代母が英GIのフィリーズマイルを制したリッスン(父サドラーズウェルズ)になる。

新馬、新潟2歳Sを勝ち、3戦目に阪神ジュベナイルフィリーズを1分32秒6の時計でV。3歳緒戦はぶっつけで桜花賞になり、道中で少し外に張り、4コーナーで勝ち馬(ステレンボッシュ)に進路を取られとロスのある競馬になりながら2着に駆けた。自身の走破時計は1分32秒3だった。

そこから中3週で牡馬混合のGIになり、状態面が最大のポイントになる。1週前にはウッドコースを65秒0-11秒6で前向きな走りでグイグイと伸びて先着。今週もウッドコースの併せ馬で、66秒1-11秒1で内から同入した。馬体はふっくらとはしていないが、体を大きく使って迫力ある動きを見せていた。精神状態も良さそうだ。

前3走では北村宏司が跨っていて、しっかりと御し切れておらず、ヒヤヒヤものの騎乗だった。今回は関係者が乗せたがっていない節があるが、ルメールに決まった。

新馬戦で跨っていたのがルメール。ルメールはドバイで落馬負傷して戦列を離脱していたが、NHKマイルカップの日に復帰する。病み上がりになるわけだが、中途半端な状態で乗るわけもなく、北村から戻るのは大きな加点材料になる。

アスコリピチェーノ自身、左回りは合うし、ゆったり走れる箱の大きなコースはいい。府中のマイルは理想的な舞台だろう。とはいえフルゲートで捌きがスムーズにいかないといけないし、折り合いも鍵になる。それでも直線は確実に伸びてくるはず。牡馬相手でも2キロ軽い55キロで走れるのは大きいし、戴冠するシーンも。

△は高野友和厩舎(栗東)のジャンタルマンタル。

父はベルモントS(米GI)勝ちのパレスマリス(カーリン直仔)。母はレッドカーペットH(米GIII)を勝ったインディアマントゥアナで、その父はウィルバーン(バーナーディニ直仔)になる。

2歳時は3戦3勝でGIの朝日杯フューチュリティSを制覇。3歳になって共同通信杯を3着し、皐月賞で3着に駆けた。皐月賞はハイペースの好位を進み、直線ですぐに先頭に立って抜け出す強気の競馬。さすがに最後は脚が上がったが、レコード決着になる中で中身の濃い走りだった。

そこから中2週と詰まったレース間隔になり、疲れがないかがポイントになる。高野厩舎流で坂路中心でじっくりと乗られ、時計になるところは大きめの2本。水曜の最終追い切りでは、56秒7-40秒9-12秒3を出した。

頭が高くはなっていたが、もともとがそんなフォームで、馬場も荒れていたこともある。動きはしっかりしていたし、気持ちも前向きだった。激しい競馬に耐えられる状態にあるかはやってみないとわからないところがあるが、外から見る限りは問題ない。

ヤネは引き続き川田将雅。府中のマイルに高い適性があるのは間違いないし、好位でうまく立ち回れそうなメンバーにもなった。チャンスは十分。

※は手塚貴久厩舎(美浦)の牝馬ボンドガール。放馬して阪神ジュベナイルフィリーズを使えなかったり、桜花賞で除外されたりとツキがなく、ようやくGIの舞台に立てる。

1週前にはウッドコースで弾けて伸びて65秒9-11秒0。前走のニュージーランドトロフィー(2着)の時もそうだったが、2歳の時と攻めの強度が違っていて、今回は馬体をふっくらと見せている。

ヤネは前走に続いて2度目の騎乗となる武豊。府中のマイルは合うし、5番枠からロスなく立ち回ってくるだろう。55キロで走れるのは大きく、これも有力候補になる。

以下、ノーブルロジャー、アルセナール、チャンネルトンネル、イフェイオン、コンバデカーブースなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

昼の段階で、◎シュトラウスは単勝2,160円の8番人気、○ロジリオンは単勝2,640円の9番人気。どちらも人気がなく、ハマると大きな配当になる。よって、連勝式は手を広げて買っていきたい。

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◎13番シュトラウス
○6番ロジリオン
▲14番アスコリピチェーノ
△16番ジャンタルマンタル
※5番ボンドガール
×2番ノーブルロジャー
×18番アルセナール
×7番チャンネルトンネル
×4番イフェイオン
×12番コンバデカーブース
×1番ダノンマッキンリー

【単勝】13番(10%)・6番(10%)
【複勝】13番(40%)・6番(40%)
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【馬連&ワイド】
13→全通り
13→14(×3)
13→16
6→全通り
6→14(×4)
6→16(×3)
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【3連複】(軸1頭ながし)
13→全通り(136点)
【3連複】(軸2頭ながし)
6.14→全通り(16点)
6.16→全通り(16点)
5.6→全通り(16点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
13.6→全通り(96点)
13.14→全通り(96点)
6.14→全通り(96点)
13.16→全通り(96点)
6.16→全通り(96点)
13.5→全通り(96点)
6.5→全通り(96点)

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新潟11R
新潟大賞典(GIII) ◎は左回りでモタれなければ、○は転厩が契機に、▲は末脚通用

新潟の芝2000m(外)で争われるGIII競走。

左回り。2コーナー奥の引き込み線からのスタート。箱が大きく、外回り使用でワンターンのコース。3コーナーまでの距離は約950mと非常に長くなっている。向正面の残り約1350mから上り坂に。3コーナーに入って残り1000mまでに約2mの高低差を上ることになる。

上り切ると一転して下り坂に。4コーナーに入って残り約750mまで、約250mの間に高低差2m弱の坂を下る。そこからは、ゆるい傾斜で上り→下り→上り→下りとアップダウンがある。

直線に入るのは、軽いアップダウンの最初の下りの途中。直線残り約350mで平坦になり、あとはゴールまで平坦である。直線距離は日本の競馬場で最長となる658.7m(新潟の直線1000m(直)戦を除く)。外回りコース全体の高低差は2.2m。

なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。コースが横に長い形になっているため、カーブは少し急である。

芝は開催2週目で、Bコース使用2週目になっている。野芝のみの状態で施行。金曜の段階でJRAから「向正面直線と正面直線の内側に傷みが見られます。その他の箇所は概ね良好な状態です」と発表があった。

土曜の競馬を見ると、芝は荒れ気味で、少し時計がかかっている。春の開催だけに致し方ない。直線は馬場の中ほどから外めが伸びやすい感じだった。

日曜は晴れて良馬場で進行することが確実。朝の段階のクッション値は、土曜が「9.0」で、日曜が同じく「9.0」となっている。

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フルゲートの16頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが59.5キロ、最軽量が53キロで、6.5キロの上下差がある。

セルバーグがハナへ。マイルを中心に使ってきたし、前走の小倉大賞典でかなり行かせたので、ペースを落とすのは簡単ではないかもしれない。これが少し離す可能性が高く、好位につけるのはデビッドバローズ、ホウオウアマゾン、ヨーホーレイク、シーズンリッチ、ヤマニンサルバムあたりになる。

戸田博文厩舎(美浦)の5歳馬キングズパレスに◎を打った。

気性に問題があり、モタれてしまうのが課題。中山芝2000mの前走で3勝クラスをクリアしたが、直線は内にモタれて鞍上の松岡正海がしっかりと追えていなかった。それで1分58秒7(良)で勝ち切るのだから、高い能力があるのは間違いない。

中間はコースと坂路で熱心な調整ぶり。1週前にウッドコースで66秒8-11秒1で追われ、今週は上がり重点で71秒3-11秒5を乗られた。体つきも走りのバランスも良く、推進力あふれる動きでデキの良さをうかがわせた。

ヤネは主戦の松岡正海。もっと腕力があってしっかりと御せるジョッキーがいいのだが、多く手綱を取り、中間も稽古をつけているので、力を引き出すことに期待したい。

モタれずにまっすぐ走れるという保証はないが、左回りに替わるのはいい材料。府中では2000mで1分58秒0の2着があり、2400mの実績を見ると、2分23秒5の4着があって、昨秋にはのちにアメリカジョッキークラブカップを勝つことになるチャックネイトとクビ差の2着に駆けている。

ハンデは56キロで、前走よりも2キロ小さい数字。折り合いがつき、直線でのモタれ方が軽度で済めば争覇圏に踏み込むシーンがある。中心視。

手塚貴久厩舎(美浦)の5歳馬マイネルクリソーラも気になる存在。

今年は中山金杯を3着して、中山記念は5着。どちらも外枠から外を回る形で、地力強化を示す走りだった。不器用なところはあるが、岡田一族らしい持久力があって、確実に脚を使ってくる。

所属していた中野栄治厩舎が解散し、手塚厩舎に移籍してきた。普通なら割り引かないといけないが、コースと坂路で意欲的に乗られている。1週前にはウッドコースで66秒7-11秒1が出ていて、日曜には坂路で56秒級をしっかりと。転厩に環境の違いを心配するより、パワーアップしている可能性を考えた方がいい。

ヤネは同馬とコンビを組んで(2.1.0.3)の丹内祐次。今回も外の14番枠を引いたが、インを走るのがいいかは微妙な馬場だし、工夫して乗ってくるだろう。ハンデは56キロで、うまく運ぶと上位浮上が可能になる。

▲は西の6歳馬リフレーミング。切れる脚があるが、それよりも持久力に富んだ末脚を繰り出すという印象が強い。初のオープンだった福島民報杯では、直線残り200mから一頭だけ違う脚を使って差し切った。

遠征後の中2週、新潟での競馬になるので疲れが心配されるが、陣営は「前走は急仕上げ気味。デキが上がっている」と話している。ハンデが2キロ増えて57キロ。状況的には楽ではないが、新潟には実績があるし、充実ぶりから軽くは見られない。ヤネは引き続き丸田恭介。

△は西の5歳馬デビッドバローズ(56キロ)。前走の大阪城Sでは、3.5キロのハンデ差があったといえ、次走で大阪杯を4着するステラヴェローチェとアタマ差の2着に駆けている。ビュッとは伸びないが、好位でソツなく立ち回れそうなので。

人気の2頭…。※ヨーホーレイクは2年2ヵ月ぶりの実戦だった金鯱賞で、前半で掛かりながら3着に応戦した。さすがの走りだった。中間の気配も良く、59キロのハンデでも勝ち負けになっていい。

×の1番手レーベンスティール(58キロ)は、昨秋のセントライト記念勝ちが強く、素材としては上級。ただ、緩さがあって使い込めず、気性面にも課題がある。あっさり決めておかしくはないが。

以下はブレイヴロッカー、ダンディズム、ヤマニンサルバム、ノッキングポイントなどで、多めに打っても印が回り切らない。

◎キングズパレスと○マイネルクリソーラは手ごろな人気で、▲リフレーミングは人気薄。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。

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◎13番キングズパレス
○14番マイネルクリソーラ
▲11番リフレーミング
△4番デビットバローズ
※1番ヨーホーレイク
×15番レーベンスティール
×8番ブレイヴロッカー
×5番ダンディズム
×16番ヤマニンサルバム
×7番ノッキングポイント
×3番ヴァンケドミンゴ
×6番セルバーグ

【単勝】13番(10%)・13番(10%)
【複勝】14番(40%)・14番(40%)
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【馬連&ワイド】
13→全通り
14→全通り
11→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
13.14→全通り(14点)
11.13→全通り(14点)
11.14→全通り(14点)
4.13→全通り(14点)
4.14→全通り(14点)
4.11→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
13.14→全通り(84点)
13.14→15(×3)(18点)
13.14→1(6点)
13.11→全通り(84点)
13.11→15(×3)(18点)
13.11→1.4(12点)
14.11→全通り(84点)
14.11→1.15(12点)

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【日曜後半レース】

鞍馬S
馬 連 1万3,890円
ワイド   4,010円
ワイド 1万 170円

京都12R
馬 連 7,190円
ワイド 2,440円
ワイド 3,760円

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東京12R
日吉特別

2勝クラスのダ1300m戦。ダートは土曜が稍重で、日曜は朝から良になっている。

この舞台を経験しているのは2頭だけ。混戦ムードがただよっていて、午前の段階で3連単の1番人気が8,000円台になっている。そこで、気になる複数の伏兵馬を狙うことにした。

◎マイアミュレットは当舞台の経験がある一頭で、1分18秒1(良)の時計で現級を3着している。前3走にしても、着順ほど負けているわけではない。

これまでは美浦のポリトラックで乗ることが多かったが、この中間はウッドコースで意欲的に乗られている。2週前が66秒4、1週前が64秒2、最終追いは65秒1。ウッドのベストが67秒8だったから、なかなか見られないぐらいの攻め強化だ。

そもそも実績があるわけだし、今回は狙わないわけにはいかない。ヤネは雑に乗る内田博幸だが、陣営から「リズム重視で」というオーダーが出ているようで。

○リラックスは祖母がオークス3着、ジャパンカップ3着、安田記念2着などGIで活躍した名牝ダイナアクトレス。福島ダ1150mの前走では、26キロ増と馬体を戻して4着に伸びた。

中間は美浦の坂路で格上馬と併せて熱心な調整ぶり。丁寧にタメていけば府中のダ1300mでも末を伸ばせるはずで、侮れないムードだ。ヤネはテン乗りで菅原明良。外に出そうとしすぎる嫌いはあるが、追いの強いジョッキーである。

▲ロードオルデンは1勝クラスを勝って以降は休みがち。しかし、今回の休み明けはじっくりと乗り込み、1週前にカラテ、今週はマスクトディーヴァと重賞ウイナーと併せ馬を行っている。また、障害練習を取り入れているとのことで、その効果も見込んでいいだろう。

使って次が狙いかもしれないが、人気のないここで買ってみたい。ヤネは引き続き松山弘平。

△は堅実な末脚が売りのアンスリウムで、以下、カンパニョーラ、ヤングワールド、エメラルドビーチ、サザンステートなど、侮れない勢力が多くいる。

午前の段階で、◎マイアミュレットは単勝3,530円の11番人気、○リラックスは単勝550円の2番人気、▲ロードオルデンは単勝4,940円の13番人気。ハマるとドデカイ配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。

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◎8番マイアミュレット
○5番リラックス
▲6番ロードオルデン
△14番アンスリウム
※15番カンパニョーラ
×12番ヤングワールド
×10番エメラルドビーチ
×9番サザンステート
×11番ミルトハンター
×1番グランフォーブル
×4番エコロアレス
×7番ターニングアップ

【単勝】8番(10%)
【複勝】8番(20%)・5番(50%)・6番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
8→14
5→全通り
5→14(×11)
5→4(×4)
5→1.9.10.15(×2)
5→12
6→全通り
6→14
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【3連複】(軸1頭ながし)
8→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
5.6→全通り(14点)
5.14→全通り(14点)
6.14→全通り(14点)
5.15→全通り(14点)
6.15→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
8.5→全通り(84点)
8.6→全通り(84点)
5.6→全通り(84点)
8.14→全通り(84点)
5.14→全通り(84点)
6.14→全通り(84点)

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京都11R
鞍馬ステークス

芝1200m(内)で争われるオープン特別。芝は開催3週目で、Aコース使用3週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「向正面から外回り3コーナー、4コーナーの内側に傷みがあります」と発表があった。

土曜の競馬を見ると、芝はスピードが出る状態。そして、内は問題なく走れていた。

◎スマートクラージュは中京でリステッド競走勝ちがあり、昨年の秋にセントウルSで3着するなど、重賞で複数の好走実績がある。2月の阪急杯は10着に敗れたが、攻めが大きめだったし、道悪の中で落鉄していたとのことだ。

今回の休み明けは、攻めの強度が違う(栗東の坂路が中心)。2週前に50秒5-36秒9-12秒0で追われ、1週前は50秒4と自己ベストを更新。日曜にも54秒9を乗り、本追い切りでは51秒2-37秒7-12秒3を楽にマークした。

団野大成はテン乗りになるが、バランス良くレベルの高いジョッキー。1週前に稽古をつけているし、しっかりと力を引き出してくるだろう。あまりに時計が速くなった時にどうかだが、中心に期待することにした。

相手の筆頭は、スピード的に初の1200mにも十分に対応できるジャスティンスカイ。▲はやはり初の1200mはまったく問題ないカルロヴェローチェで、さらに△レイベリングも初の1200mで走れる気性である。

※は攻めで動いて変わってきそうな岡田一族のマイネルジェロディで、以下はプルパレイ、カリボール、サンライズオネスト、ヤクシマなど。

◎スマートクラージュは、午前の段階で単勝420円の1番人気。ただ、中心に据えたといっても頭で堅いわけでなく、2着付け、3着付けを考えないといけない。相手も絞り切れないし、連勝式は崩れる可能性がある。よって、高配当期待で手を広げて買っていきたい。

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◎12番スマートクラージュ
○13番ジャスティンスカイ
▲8番カルロヴェローチェ
△10番レイベリング
※3番マイネルジェロディ
×6番プルパレイ
×5番カリボール
×9番サンライズオネスト
×2番ヤクシマ
×11番オールパルフェ
×1番ディヴィナシオン

【単勝】12番(10%)
【複勝】12番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→10(×8)
12→3.8.9.13(×5)
12→2.13(×2)
12→1.6.7
13→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
12→全通り(66点)
12→3.8.9.10.13(×2)(20点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.13→全通り(66点)
12.8→全通り(66点)
12.10→全通り(66点)
12.3→全通り(66点)

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京都12R
4歳以上1勝クラス

1勝クラスのダ1400m戦。ダートは良馬場で、適度に力を要す状態になっている。

最下級条件の戦いになり、抜けて存在がいなくて混とん。午前の段階で、3連単の1番人気が9,000円台になっている。

◎メリタテスはマル外の4歳牝馬。福島ダ1700mの前走は4着だったが、隊列が決まったところで押して競る形になって結局はハナに行った。古川奈穂はマナー違反。ただ、厩舎から指示があったのだろうと思う。そんな競馬をして4着に残っていて、馬は力を示した。

その前走は14キロ減の434キロ。栗東に戻って中2週になるから普通なら狙いづらいのだが、先週、今週と坂路でしっかりと追って自己ベストとなる時計も出している。むしろ上積みが望めるかもしれない。

ヤネは引き続き古川。前走で行かせたから1400mに縮めても問題ないし、1番枠を引いてハナを奪いに出そうだ。息を入れられる展開になるかがポイントになるが、うまくいけば粘り込むシーンがある。

○ルージュシェノンは昨年の12月に中京のダ1400mで連続2着。その後はリフレッシュ放牧に出され、栗東に戻ってから坂路を中心に熱心に乗られている。

京都は初めて走るが、問題なく対応してきそう。2番枠からスッと流れに乗れそうだし、好勝負になっていい。ヤネは騎乗歴がある幸英明。

▲レッドダンルースは3歳時の走りから1勝クラスでは素質が上。今回は7ヵ月ぶりの実戦で、福永祐一厩舎(栗東)での緒戦になる。

コースと坂路で熱心に乗り込み、1週前にCWコースで64秒7-11秒7の好時計をマークしている。ここで詳しくは書かないが、福永師は調教師としての能力が高く、競走馬としてのレベルを上げている可能性がある。

初の1400mには対応可能。使った方がいいかもしれないが、いきなりから動いてくる可能性があって注目したい。ヤネはテン乗りで和田竜二。

以下、ブルーペクトライト、ドライグ、モズアカボス、カズペトシーンなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

午前の段階で、単勝と複勝のオッズは不安定。連勝式ベースだと、◎メリタテスと▲レッドダンルースは人気がなく、○ルージュシェノンは2番人気といったところだ。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい

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◎1番メリタテス
○2番ルージュシェノン
▲6番レッドダンルース
△11番ブルーペクトライト
※16番ドライグ
×9番モズアカボス
×4番カズペトシーン
×3番フォティック
×15番バイファーザベスト
×7番メイショウタイゲイ
×10番レゾルシオン
×13番ナッカーフェイス

【単勝】1番(10%)・2番(20%)・6番(20%)
【複勝】1番(50%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
1→全通り
2→全通り
6→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
1→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
2.6→全通り(14点)
2.11→全通り(14点)
6.11→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
1.2→全通り(84点)
1.2→11.16(12点)
1.6→全通り(84点)
1.6→16(6点)
2.6→全通り(84点)
2.6→9.11.16(18点)

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【土曜メインレース】

京都新聞杯
3連単  14万8,020円
3連複  2万1,060円
馬 連  1万1,990円(×2)
ワイド   3,420円(×2)
ワイド   1,650円
ワイド   1,140円(×4)
複 勝    510円(20%)
複 勝    340円(40%)
▲ジューンテイク1着(8人気)
◎ウエストナウ2着(5人気)
▲◎※でヒット

プリンシパルS
ワイド  390円
ワイド 1,600円

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東京11R
プリンシパルステークス(L) ◎は左回りで変身あり、○は穴候補に

3歳馬が争うリステッド競走で、舞台は東京の芝2000m。

左回り。1コーナー奥にある引き込み線からのスタート。100mと少し走って左カーブが来るため、外枠はロスが出る。向正面は中ほどまで緩めの下り坂。残り約1300mの地点から100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150m~約900mまでは下り勾配になっている。

下りが終わると緩い上り坂に転じ、4コーナーを回って直線に向かう。直線の残り460m~残り300mは高低差が約2mある急めの上り坂。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。コース全体の高低差は2.7m。

芝は開催3週目で、Aコース使用3週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「向正面から3コーナー、4コーナーにかけて、内柵沿いに傷みがあります」と発表があった。

先週は土曜が芝が良、ダートが稍重で、日曜は芝もダートも良だった。芝の含水率は土日で大きな差はなく、朝の段階のクッション値はどちらも「9.2」だった。

土曜に行われた3勝クラスの芝2000m戦は、10番人気のマイネルケレリウスが1分57秒8という速い時計でV。レースが流れてタテに長い展開になる中、中団の後ろでじっくりと脚をタメる。直線は外に構えて余力があり、追われると長くいい脚を使って抜け出した。

2着は大外から追い込んだトーセンリョウで、3着は馬群を縫って伸びたアグラシアドだった。レースの1000m通過は59秒1で、上がりは11秒7-11秒8-11秒3の34秒8。マイネルケレリウスが使った上がりは33秒5、2着馬の上がりは33秒1だった。

日曜に行われたオークストライアルのスイートピーS(芝1800m)は、コガネノソラが1分45秒6でV。レースは1000m通過が57秒5とハイペースで流れ、そんな中を外からしっかりと伸びて差し切った。レースの上がりは12秒2-11秒9-11秒6の35秒7で、コガネノソラが使った上がりは34秒1だった。

芝1600mの競馬を見ると、土曜の3歳未勝利が1分33秒2、日曜の2勝クラスが1分32秒3と速い時計で決着している。土曜の青葉賞(芝2400m)はシュガークンが勝って、時計は2分24秒2だった。

今週の土曜は、朝から良馬場、天気予報は晴れ。Aコース使用3週目になるが、先週と同じようにスピードが出る馬場になると考えておいていいだろう。なお、朝のクッション値は「9.5」となっている。

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13頭立て。1着馬にはダービー(5月26日)の優先出走権が与えられる。

時期的に致し方ないが、気性も体もまだまだといった若駒が多い。前走で逃げているポッドテオとミカエルパシャは陣営が控える競馬を示唆していて、どんな展開、どんなペースになるかは流動的である。

萩原清厩舎(美浦)のファビュラススターに◎を打った。

2歳の秋に府中の芝1600mで新馬戦を快勝。2戦目は年が明けて中山の芝2000m戦で、直線で抜け出して派手に内にモタれながら押し切った。このレースの2着馬が次走で弥生賞を勝ち、皐月賞でも2着したコスモキュランダである。自身は弥生賞で9着だったが、荒れた馬場が応えた感じだし、直線でやはり内にモタれていた。

中間は美浦に在厩してじっくりと調整。2週前からピッチを上げ、追い日にウッドコースで67秒5-11秒2、66秒5-11秒1、67秒2-11秒4をマークしている。今週は前脚のグリップが利いて推進力ある走り。ただ、まだ体にボリューム感がなく、トモは弱い感じはある。

ヤネは3戦すべてで手綱を取ってきた横山武史。追いに関して、現役トップクラスのジョッキーである。馬自身は左回りの府中なら中山ほどはモタれないだろうし、キレイな馬場というのもいい。

完成前ではあるものの、潜在能力が高いのも確か。折り合い面も課題になるが、中心に期待することにした。なお、岡田スタッド出身で、岡田一族の生産馬になる。

橋口慎介厩舎(栗東)のミカエルパシャも注目される存在。

2歳の7月に中京の芝2000mで新馬戦を逃げ切って完勝。秋に府中で東京スポーツ杯2歳Sを走り、直線で内にモタれて追いづらくなりながら0秒5差の5着に伸びた。3戦目の若駒S(L)はスイスイと逃げての2着で、すみれ(L)は早めにマクられて6着に沈んでいる。

中間はリフレッシュ放牧に出され、栗東のCWコースを中心に熱心に乗られてきた。4月10日の段階で66秒2-12秒4が出ていて、今週は4ハロンから51秒5-36秒4-11秒4で追われている。折り合いを重視したメニューだが、全体の量は十分と言っていいだろう。

ヤネは前走に続いて2度目の騎乗となる池添謙一。中間の攻めにも乗ってコンタクトを取っている。輸送をクリアし、レースに行って息を入れて走れれば上位争いが可能に。人気面で妙味がある。

▲はすみれSでスムーズさを欠きながら3着しているメリオーレムで、△は立て直して攻めで動いているヴィレム、※は秋華賞3着のマキシマムドパリの仔アスクカムオンモア。

人気のダノンエアズロックは素質的には上位の存在で、堀宣行師が「息が七~八分」と話しているのが実戦でどう出るか。以下はキャントウェイト、ディマイザキッド、ポッドテオなど。

連勝式は◎ファビュラススターと○ミカエルパシャを中心に手広く買っていきたい。ミカエルパシャは人気がなく、うまく崩れて大きな配当になってくれると理想的。

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◎11番ファビュラススター
○9番ミカエルパシャ
▲6番メリオーレム
△10番ヴィレム
※5番アスクカムオンモア
×13番ダノンエアズロック
×3番キャントウェイト
×7番ディマイザキッド
×4番ポッドテオ
×1番シャンパンマーク
×8番グラヴィス

【単勝】11番(10%)
【複勝】11番(50%)・9番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
11→13(×8)
11→7(×4)
11→6(×2)
11→4.9
9→全通り
6→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
11→全通り(66点)
9→全通り(66点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
11.9→全通り(66点)
11.6→全通り(66点)
9.6→全通り(66点)
11.10→全通り(66点)
9.10→全通り(66点)
6.10→全通り(66点)

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京都11R
京都新聞杯(GII) ◎は1戦1勝で器は大きい、○▲△は穴候補に

3歳馬が争うGII競走で、舞台は京都の芝2200m(外)。

右回り。正面直線の内回りコースの4コーナー出口付近からのスタート。外回りコースを使用し、コーナーを4つ回る。300mと少し走ってゴール板を通過。1コーナーからは平坦で、向正面に入っても平坦が続く。そして、向正面半ばの残り約1200mの地点に達すると、京都名物の“坂越え”を迎える。

3コーナーに入って残り約850mまで上り坂で、350mほどの間に約4mの大きな高低差を上ることになる。上り切ると下りに転じ、4コーナー手前の残り約700mまで約150mの間に3m強の高低差を一気に駆け下りる。

急な下り坂は4コーナー手前で終わるが、そこからも緩めの下り坂が続く。4コーナーを回り切り、直線に入って残り約300mからはごく軽い上り坂になっている。直線距離は403.7m(Aコース使用時)。外回りコースの高低差は4.3m。

芝は開催3週目で、Aコース使用3週目になっている野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「向正面から3コーナー、4コーナーにかけて、内柵沿いに傷みがあります」と発表があった。

先週の芝は土曜も日曜も良馬場。朝の段階のクッション値は、土曜が「9.2」で日曜が「9.4」だった。

土曜に芝2200m(外)戦が2鞍組まれていて、1勝クラスは2分13秒3、3歳1勝クラス(牝馬限定)は2分12秒8で決着している。この日の3歳未勝利の芝1600m(内)戦は、1分33秒0と速い勝ち時計になった。

日曜の勝ち時計を見ると、3歳1勝クラスの芝1400m(外)戦が1分20秒2、2勝クラス(牝馬限定)の芝1800m(外)戦が1分45秒7、3勝クラスの芝1200m(内)戦が1分07秒8となっている。

天皇賞(春)(芝3200m(外))はテーオーロイヤルが好位追走から早めに抜け出す競馬でV。勝ち時計は3分14秒2だった。レースの1000m通過は59秒7で、次の1000mが62秒0、次が60秒5。残ったラスト1ハロンは12秒0だった。レースの上がりは35秒0で、テーオーロイヤルが使った上がりは35秒0。

芝のコンディションは良く、内を通った勢力が活躍する傾向にあった。ただ、外を伸びて好走するケースも見られた。

今週の土曜は、朝から良馬場、天気予報は晴れ。Aコース使用3週目になるが、内がヒドく荒れているということはない。先週と同じようにスピードが出る馬場だろう。なお、朝のクッション値は「9.7」となっている。

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15頭立て。ダービー(5月26日)のトライアルには指定されていないが、2着に入って賞金を加算すると出走が叶う可能性が出てくる。

重賞、リステッド競走、オープン特別を勝っている馬はいない。ハヤテノフクノスケがハナ候補だが、行き脚のついた他の勢力が先導することになるかもしれない。芝のコンディションは良く、上がりは速くなりそうだ。

佐々木晶三厩舎(栗東)のウエストナウに◎を打った。

キズナ(ディープインパクト直仔)×フランケル(ガリレオ直仔)という配合。阪神の芝1800m(外)で既走馬相手にデビューし、勝利をつかみ取った。ゲートはひと息で、道中はインに入ってうながすところあり。直線で外に出して追われ、エンジンがかるとグッと抜けて2馬身差で快勝した。1分45秒4(良)の時計は大きく評価できる数字である。

そこから中3週での重賞挑戦。反動がないか気になるところだが、1週前に栗東CWコースで66秒3-11秒5で追われ、日曜にCWコースでラスト1ハロン11秒7をマークすると、坂路に入れた最終追いは53秒4-12秒3でやられた。

まだ線が細い印象だが、動きは力強く、見た目に疲れはないように感じる。そして、陣営は「さらにパワーアップしている」とコメントを出した。

馬主の寺田寿男氏は、“マテンロウ”の冠号でおなじみの寺田千代乃氏の夫。ちなみに、「アート引越センター」の創業者一族である。初戦は西村淳也が騎乗したが、今回は寺田夫妻とつながりが深い横山典弘が手綱を取ることになった。横山ノリは56歳で衰えが見えるし、腕の立つ西村から鞍上は大幅弱化という印象である。

それでも横山は1週前に稽古をつけていて、特徴はつかんでいるだろう。距離は2ハロン延びて2200m。母系の血や体形から少し長い感じはあるが、掛かっていく気性ではないし、克服できておかしくない。いきなりの重賞でも互角にやれて不思議はなく、配当面で妙味もあるので狙い撃つことにした。

中村直也厩舎(栗東)のハヤテノフクノスケは穴で気になる存在。

デビュー2戦は京都の芝2000m(内)が舞台で、新馬戦ではミスタージーティー(のちに若葉SをV)とクビ差の2着で、2戦目に5馬身差で圧勝した。

3戦目は中山の京成杯で、直線で先頭に並ぶシーンがあって0秒2差の4着。1勝クラスの前走(阪神芝2400m(外))は4着だったが、スローの流れに付き合ってしまった感じがあった。

中間は間隔を開け、先週、今週と古馬オープンのヤマニンサルバムと併せ馬。1週前にCWコースで65秒5-11秒2で同入し、坂路にやった今週は52秒2-12秒3でわずかに遅れた。いい仕上がりにありそうだ。

ヤネはテン乗りで和田竜二。上がりの速い競馬が合うわけでなく、みずからそれなりのペースをつくるか、下り坂から少し離しにかかるか、考えて乗ってくるだろう。うまくハマると粘り込むシーンがある。

武英智厩舎(栗東)のジューンテイクも穴候補の一頭。

キズナ×シンボリクリスエスの配合で、3代母が桜花賞2着のツィンクルブライドになる。2歳時に朝日杯フューチュリティSで0秒2差の4着。ミルコ・デムーロが大外を強引に動かしてロスのある見苦しい誘導をしたが、それで渋太く応戦した。2200mは阪神のすみれSを走っていて、タメる形から2着に伸びている。

中間に除外があったが、4月6日に栗東CWコースで65秒0-12秒6が出ていて、その後は坂路で意欲的に時計を出してきた。20日(土)に51秒4-12秒5、27日(土)に52秒1-12秒3、今週は55秒3-12秒5で楽な手応えで先着した。デキはかなり良さそうだ。

ヤネはテン乗りで藤岡佑介。まだ揉まれると気をつかうので1番枠を引いたのどうかだが、外に出そうと過度に意識せず、しっかりと折り合いをつけて力を引き出してもらいたい。スムーズなら通用する。

△は重賞で健闘してきたファーヴェントで、以下、ヴェローチェエラ、インザモーメント、ギャンブルルーム、ベラジオボンドなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

◎ウエストナウは単勝800円前後で、○ハヤテノフクノスケ、▲ジューンテイク、△ファーヴェントはいずれも人気薄。ハマると大きな馬券になるので、連勝式は手を広げて買っていきたい。

──────────────
◎5番ウエストナウ
○10番ハヤテノフクノスケ
▲1番ジューンテイク
△6番ファーヴェント
※7番ヴェローチェエラ
×12番インザモーメント
×4番ギャンブルルーム
×8番ベラジオボンド
×14番アドマイヤテラ
×15番キープカルム
×3番オールセインツ

【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(40%)・10番(30%)・1番(20%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→7.12(×3)
5→4.8.9.14.15
10→全通り
1→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
5→全通り(91点)
【3連複】(軸2頭ながし)
1.10→全通り(13点)
6.10→全通り(13点)
1.6→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
5.10→全通り(78点)
5.1→全通り(78点)
10.1→全通り(78点)
5.6→全通り(78点)
10.6→全通り(78点)
1.6→全通り(78点)

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【土曜後半レース】

京都12R
3連単  8,640円(×5)
3連複  1,210円(×9)
馬 連 1,170円(×6)
ワイド  380円(×6)
ワイド  380円(×5)
ワイド  270円
単 勝  530円(10%)
複 勝  150円(40%)
◎アイルシャイン1着(4人気)
◎○△でヒット

東京12R
3連複  1万7,540円
馬 連    1,160円(×6)
ワイド    470円(×6)
ワイド   3,260円
複 勝    190円(90%)
◎コブラ2着(3人気)
×◎でヒット

──────────────
東京12R
4歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1600m戦。ダートは朝の段階で稍重で、少し走りやすい馬場になっていると考えておいていいだろう。

13頭立てになり、昇級馬が3頭いて、既存勢力の10頭は全馬で前走で馬券から外れている。

◎コブラは昨秋に1勝クラスで当舞台を走り、直線で外から内に動いて伸びて2着に好走した。自身の上がりは35秒8で、勝ち馬のタマモロックはすでに2勝クラスを卒業している。

中山ダ1800mの昇級戦は6着で悪くない走りで、今回はより適性が高いであろう舞台に替わる。美浦のウッドコースと坂路でしっかりと負荷をかけて仕上がりは良さそうだし、狙う価値があるとみた。ヤネは引き続き三浦皇成。

相手はクリノアルバトロス。1600mは少し長い印象があるが、府中は1400mで未勝利を勝っているし、上位に食い込めるだけの末脚を持っているので。

▲は再ブリンカー着で大きく変わる可能性があるバルミュゼットで、△は体質と気性に気性があるものの、現級では素質上位のフルングニル。以下はレディアス、ラップスター、オーラビルス、パンデアスカルなど。

連勝式は◎コブラから手広く買っていき、うまく崩れて大きめの配当になってくれるといい。

──────────────
◎9番コブラ
○7番クリノアルバトロス
▲1番バルミュゼット
△3番フルングニル
※5番レディアス
×13番ラップスター
×8番オーラビルス
×4番パンデアスカル
×10番グラシアス
×11番フィフティシェビー

【単勝】9番(10%)
【複勝】9番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
9→3(×11)
9→13(×5)
9→7.8(×3)
9→5
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
9→全通り(66点)
9→1.3.5.7.8.13(15点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
9.7→全通り(66点)
9.7→3(×5)(30点)
9.7→13(×2)(12点)
9.1→全通り(66点)
9.3→全通り(66点)

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京都12R
4歳以上2勝クラス

2勝クラスの芝1600m(外)戦。芝はスピードの出る馬場になっている。

10頭立て。前で運ぶタイプが複数頭いて、折り合いに課題がある馬が多い。レベルが低いわけではないのだが、タテ長の乗り難しい競馬になり、展開次第で結果は変わることになるだろう。

◎アイルシャインは中京の芝1600mで1勝クラスをクリア。気性が強くて難しいところを見せていたが、それなりに収まりがついて、直線で外からグッと伸びた。

栗東のCWコースと坂路で速い時計を出して仕上がりは良さそう。京都のマイルは合うし、前走でも手綱を取っていた横山典弘がうまく息を入れてあげることに成功すれば。スムーズなら2勝クラスで通用する。

○スイープアワーズは名牝スイープトウショウの仔。アイルシャインと同様に折り合い面に難があるが、阪神マイルでの1勝クラス勝ちは大外から長く脚を使って追い込み切る強い競馬だった。

昇級緒戦の7着は、不可解な中1週使いで参考外。今回は間隔を開けてリフレッシュさせていて、巻き返してきそうなムードだ。ヤネは引き続き武豊。

▲はブリンカーを着けて挑むスピード馬フルメタルボディーで、△は中1週が鍵でも現級で崩れていないセブンサミット、※は1400mの前走が優秀な時計での2着だったタガノシャーンス。以下はワンダーキサラ、ナバロン、レゾンドゥスリールなど。

連勝式は「◎アイルシャイン-○スイープアワーズ」の線を中心に。どちらも安定して走れるわけでなく、うまく崩れて大きめの配当になってくれると理想的。

──────────────
◎5番アイルシャイン
○9番スイープアワーズ
▲6番フルメタルボディー
△3番セブンサミット
※7番タガノシャーンス
×2番ワンダーキサラ
×1番ナバロン
×8番レゾンドゥスリール
×10番ルヴァンノワール

【単勝】5番(10%)・9番(50%)
【複勝】5番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→3.7.9(×4)
5→6(×2)
9→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
5→全通り(36点)
【3連複】(軸2頭ながし)
5.9→3(×8)(8点)
5.9→7(×4)(4点)
5.9→6(×2)(2点)
5.9→8(1点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
5.9→全通り(48点)
5.9→3(×4)(24点)
5.9→7(×3)(18点)
5.9→6(6点)

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新潟11R
越後ステークス

ダ1200mで争われるオープン特別。ダートは良馬場で、少しタフな状態になっていると考えておいていいだろう。

ナックドロップスとヴァガボンドが押してハナを奪いに出る。行き脚に差が出るかだが、競り合うことになるかもしれない。他にも揉まれずに前で運びたいタイプが多く、スタート地点が芝のコースで前半のラップは速くなりそうだ。

◎タイセイブレイズは阪神で3勝クラスを快勝すると、中山、京都と転戦してオープンで連続2着。京都の前走はコーナーで外に張り、直線は手前を替えないままで伸びてきた。

中間は放牧に出してリフレッシュさせ、栗東に戻ってからCWコースと坂路でじっくりと乗ってきた。目立つ時計は出ていないが、動ける仕上がりにありそうだ。

ヤネはテン乗りで丹内祐次。新潟で流れると追走に戸惑う危険性があるが、2勝クラスを勝ったコースではあるし、追いの強い丹内に動かしてもらいたい。捌きもうまくいけば勝ち負けになる。

相手探しは難しく、筆頭にはポラリスS2着馬で、1200mに対応するスピードがあるロードエクレールを置いた。▲は同じく1200mでも走れるシャンブルで、△は間隔を開けて巻き返しがあるイスラアネーロ。以下、パウオレ、コパノパサディナ、ファーンヒル、オメガシンフォニーなど、軽視できない勢力が多くいる。

◎タイセイブレイズは全幅の信頼を置けるわけではなく、相手候補は多数。連勝式は手を広げて買い、崩れて大きな配当になるのを待つ攻め方でいきたい。

──────────────
◎11番タイセイブレイズ
○14番ロードエクレール
▲9番シャンブル
△15番イスラアネーロ
※2番パウオレ
×6番コパノパサディナ
×1番ファーンヒル
×4番オメガシンフォニー
×12番クインズメリッサ
×8番レッドゲイル
×3番セイカフォルゴーレ

【単勝】11番(10%)
【複勝】11番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
11→2(×8)
11→1.4(×6)
11→12.14.15(×3)
11→6(×2)
11→10.13
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
11→全通り(91点)
──────────────
【3連単】(軸1頭ながし)
1着:11
相手:全通り(182点)
【3連単】(軸1頭ながし)
2着:11
相手:全通り(182点)

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騎手、調教師、馬主、エージェント、専門紙の記者などとのコネクション強化を図ります。有益な予想をお届けすべく、全力で取り組んでまいります。