ルーキーファイナル車券予想

こちらです。

予想する前に:競輪の有利不利

 競輪やらない人から「競輪って一番強い人が毎回勝つのでは?」と言う疑問を耳にすることがあるのですが、実はそうでもないと言う話を先に書かせてください。

1 コースが小回り=外を走ることが不利

以下は競馬のコラムですが

内ラチ沿いぴったりのコース取りに対して、1メートル外を回るごとに約6・28メートル(約3馬身)余分に走ることになる。

https://www.chunichi.co.jp/article/741760

 と紹介されています。(ただコーナーの半径などの前提は書いてないのですが・・・エルムステークスやレパードステークスの話をしているので札幌、新潟のダートあたりが前提でしょうか)

 それはそれとして、競馬場であっても1メートル外に膨れるだけで走行距離が6メートル伸びるわけですが、競輪場は当然競馬場よりも小回りなので外を走ることの不利はさらに大きくなります。逆に言うと内を走れる選手はそれだけ有利です。

2 風圧を人力でなんとかしなければならない

 自転車に乗ったことある人ならば、風が強い日に漕いでも全然自転車が前に進まない経験をしたことあると思います、この風圧と戦うのが競輪等競技で、これが競艇、オートレースならばモーターの馬力で、競馬なら文字通りの馬力で前に進んでくれますが、競輪は自分の脚で進まなければなりません。
 しかし、風除けさえあれば風圧を受けずに済みます。そして競輪にはその方法があります。それは「前を走る選手の後ろを走る」です。
 スリップストリームと言う言葉をご存知の方もいるかと思いますが、高速で走るものの後ろは空気が弾かれ気圧が低くなっており、負荷が低くなるのですよね、実際の競輪でも強い選手のすぐ後ろを取りに行き、直線で差す戦法と得意とする選手はよくいます。
 余談ですが、実は競馬でもスリップストリームは発生しているそうです。


結論:内にコースを取れて、他の選手を風除けに使える選手が有利

 となるのかなと思います。素人考察なので間違いなどあったらコメントお待ちしています。

予想

 予想・・・の前に、自分から動く逃げ選手なのか、他の選手の後ろを狙って直線勝負にかける差し選手なのか、と言う情報がないのでこの辺りは勘で決めました。

買い目①
 4=5-1367

周回中が枠なりになる前提で、平塚の後ろを取れる那古屋が平塚の仕掛けに乗って直線勝負、と言う買い目。3着候補は周回先頭の静岡と、静岡を使え、マークの戦法を持っている弥彦、そして自力のある前橋、伊東。

買い目②
 3-24-1245

こちらも周回中が枠なりになる前提、平塚を意識しレースが動かない中で静岡が仕掛ける展開の買い目。静岡の仕掛けに乗った高松、弥彦の3車が後ろを離す形になるとベスト。
頭は早めにマークに転じ、仕掛けどころを見極めている弥彦が優勢と見ている。

買い目③
 4-12-12567

弥彦が平塚の箱を主張する展開。しかし主張しても付いて行く脚が無いと予想。後方に置かれた選手はちぎれた弥彦が邪魔になり仕掛けが遅れ3着まで。先行する静岡とそれにのる高松が相手。

余談ですがAve Mujicaめっちゃ聴いてます。
運指が遠くなりがちなハーモニックマイナースケールでリードフレーズ弾きながらリズム溜め気味のボーカル取れる佐々木李子さん尊敬しています。

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