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【無料】重賞展望・愛知杯【競馬】

ご覧いただきありがとうございます。

初予想投稿となりますが、スタートダッシュを決められるよう頑張りますので、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。宜しくお願いします。

では早速、愛知杯の展望と参りましょう。

*オッズは前日時点の数値を使用しています。

《概要》

牝馬限定・ハンデ戦ということで、波乱含みの結果となり、高配当が期待できる重賞です。

実際、過去5年で1番人気が勝ったレースは1度だけ。いずれのレースも人気薄の馬が馬券に絡み、高配当を演出しています。

年始ということで、将来有望な明け4歳馬に期待が集まりますが、過去5年での勝ち馬は5〜7歳馬が占めています。また、前走GⅠ・重賞組が好成績を残しており、前走2ケタ着順の馬の逆転も目立つため軽視はできません。

加えて、先週の中京芝レースの結果から前残りの傾向が強く見られる為、その点も注意が必要です。

《有力馬分析》

△センテリュオ(1番人気:5.0倍)

1番人気です。鞍上にルメールを迎えていることも人気の要因のようです。

前走はエリザベス女王杯5着、前々走オールカマーでは調整途上であったとは言え、カレンブーケドールをハナ差差し切って勝利を収めています。

今年に入り重賞1着1回、2着1回、GⅠでも見せ場を作ったことから現在充実期にあることが伺え、有力な一頭であると言えます。

しかし不安材料もあります。前述の通り、現在の中京の馬場は前有利ですので、差しの競馬を得意とする本馬には不利に働きます。また、キャリア17戦のうち、左回りコースの経験は僅か1レースのみで着外に沈んでいます。このことから、馬場の克服と左回りコースへの適応は課題と言えます。また、前走GⅠからの斤量据え置きというのも気になるところです。

実力的には最有力と言って過言ではありませんが、不安点も多い印象です。ただし、馬券を買う上では抑えておきたい1頭ではあります。

▲シゲルピンクダイヤ(4番人気:8.9倍)

前走同舞台のGⅢ中日新聞杯2着馬です。

長らくマイルを主軸に使われてきましたが、前走で見事に距離延長を克服しました。先行抜け出しを図りましたが、内から伸びた勝ち馬に惜しくも交わされ2着でした。

先行押し切り型のレース運びは、現在の中京の馬場にマッチしていますし前走の実績もあります。鞍上と斤量もそのままなのもプラス材料です。

依然距離不安は残りますが軸には最適でしょう。

✕マジックキャッスル(2番人気:5.5倍)

明け4歳馬です。秋華賞で無敗3冠牝馬デアリングタクトに次ぐ2着の実績があります。

GⅠ2着という実績馬なだけあり人気の1角となっている本馬ですが、危険な人気馬だと考えています。

理由としては2点です。

1点目は馬場状態です。前述の通りの傾向から、典型的な差し型の本馬にとって厳しい環境であることは間違いありません。

2点目は実力的に通用するのかという点です。秋華賞2着という実績馬ですが、同レースの3.4着馬はその後3勝クラスすら突破出来ていません。デアリングタクトの2着とは言えその差は歴然でしたし、いきなりの重賞で即通用とは考え辛いでしょう。

以上の点から条件的にかなり不利と思われ、ここは見送るべきだと考えます。

《注目馬》

◎レッドアステル(3番人気:7.8倍)

前走3勝クラスを勝利しオープン入りを果たしました。体質的に詰めて使うことが出来ない為、キャリア8戦と経験の浅い馬ですが、まだまだ底を見せておらず注目の1頭です。

概要で前走重賞組が好走と書いておきながら、本馬に本命を打つのは多少憚られる部分はありましたが、理由を述べていきます。

注目は3走前の湾岸S、勝ち馬はその後目黒記念を制したキングオブコージでした。やや離された2着でしたが、約半年の間隔が開いていたことを考えれば評価に値すると言えます。また、後に福島記念2着となるヴァンケドミンゴを始めとした重賞常連馬を従えての結果ですので価値ある1戦でした。

また、3カ月の間隔が開きましたが、本馬の体質故なので仕方ありません。注目すべきは調教内容です。水曜追切では美浦坂路コースで自己ベストとなる50秒9を馬なりで計測し、状態の良さは言うまでもないでしょう。

以上の理由から、昇級後重賞初挑戦であっても十分に通用すると判断し本命とします。

〇ウラヌスチャーム(8番人気:18.4倍)

今年6歳になるベテラン。前走はGⅠエリザベス女王杯13着と大敗しました。

大敗からの巻き返しが期待できると考えます。その理由としては、前走のエリザベス女王杯が異例のハイペース・高速決着であったことが挙げられます。2走前の新潟牝馬Sで好走したように、時計のかかる馬場で真価を発揮するタイプの本馬は、前走の展開は不向きであったと考えられます。現在の中京の馬場状態は向いていますし、逆転を狙うのであればここであると判断しました。

加えて、驚異的なのが本馬の左回りの成績です。勝利した全6レース中5レースが左回りコースのもので、左回りコースでは勝率45%、連対率は54%を誇ります。中京コースの実績は1レースだけですが、4歳時に出走した愛知杯でした。その際には勝ち馬と0.2秒差の4着と好走しています。コース適正は問題ないと言えます。

ただし安定感という面においては今一つですので、本命対抗としました。


《まとめ》

◎レッドアステル

〇ウラヌスチャーム

▲シゲルピンクダイヤ

△センテリュオ

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