見出し画像

依存症

どうも佐久間です

今日は『依存症』という
お話です


これは前職の常駐している精神科医から
貰った資料及び、厚生労働省HPの記述を
を転記して、それについて実際経験した
佐久間の意見を付け加えたお話です

また、今回の内容は、依存症を助長する
可能性がある為、公表後に修正・削除
するかもしれませんのでご了承願います



依存症

『人はみな依存症の予備軍である』

この病気は、特定の物質や行為・過程に対し
やめたくてもやめられない、ほどほどに
できない状態になる事を依存症といいます

その種類は大きく分けて3種類あります

依存症-1

★物質依存
ある物質を飲んだり注射して摂取することで
快楽や刺激を得て、それに執着・依存する
※代表的な依存物質
 アルコール・タバコ・薬物


依存症-2

★プロセス依存
ある行為をする過程で得られる興奮や刺激を
求めて、その行為自体に執着・依存する
※代表的な依存プロセス
 ギャンブル・買い物・インターネット
 盗癖・浮気


依存症-3

★(人間)関係依存
ある特定の人との人間関係に依存する
歪んだ人間関係に執着することで
人とのつながりを求めようとする
※代表的な依存関係
 異性(共)・DV・ストーカー


これらに共通していることは
・同じ事を繰り返す
・常により強い刺激を求める
・やめようとしてもやめられない
・そのことがいつも頭から離れない
などの特徴がだんだんと出ることです

しかも依存症になった人は、下記の様な
特徴がよく見られます
・体の健康を害する
・嘘をつく
・仕事や学校を休みがちになる(辞める)
・借金をする
・他の人との接触を避ける
 (人目を避ける夜の行動が増える)
などがあります


周りの人は、そういう人に対して
病気の理解をしていないと
『なんでまたやるの?』
『意思が弱いんじゃないの?』
『我慢が足りないんじゃないの?』
なんて思うかもですが、当の本人は
そんな事は十分に理解しているのですが
やってしまうんです


原因は
【脳内で分泌されるドーパミンの量が
  必要以上に分泌されてしまうから】

です


最初に
『人はみな依存症の予備軍である』
と書いた理由が、この脳の仕組みが
その様に出来ているからなんです

例えば、ディズニーランドが大好きな人が
向かう電車や車の中からシンデレラ城が
見えて、中に入った瞬間最高の気持ちに
なると思いますが、その時脳内では
このドーパミンがいつも以上に分泌され
興奮が止まらない状態になっています

この状態を、ディズニーランドがあまり
好きではない人から見ると
『なんでそんなにはしゃいでるの?』
って思うと思いますが、まさにそれが
先程の本人と周りの人の関係と同じです

もっと身近な感じの依存の話で言うと
電車の中などに乗った瞬間、スマホを
見るというのや、お金についての考えが
とてもみみっちいのもプロセス依存の
傾向があります

まあ、これらは意識したらちゃんと
止められる状態ならば大丈夫です


ただ、この依存症の本当の恐ろしい所は
本人の身体や心、金銭などの経済的問題
警察沙汰になる様な他人への行動を伴い
周りの人に迷惑を掛ける状態になる事です

当の本人はその行動について、いけない事
というのは十分頭では理解していますが
止まらない・止められない状態です

依存症-4

そうなった時は大変深刻な状況の為
本人も周りの人も、仕事も生活も人生も
全てがどん底に落ちる可能性があります


それくらい『依存症』という病気は
恐ろしいものだという事を理解願います


その場合の回復方法として
・依存症の専門医療機関(精神科)
・回復支援施設への入所
・自助グループへの参加
が有効です

また、周りの家族・会社の所属長なども
依存症についての理解を深める為に
・依存症家族のグループ
・回復支援施設などでの説明会
など参加し、本人も周りの人も依存症の
理解を深めて回復に向かう環境にする事が
大切です



最後に、まとめですが

『依存症』は誰にでも起こりうる病気です

もし、今回お話しした内容でちょっとでも
気になる、発言・行動が当てはまるなどが
ある様でしたら、一度専門の方に相談を
してみると良いかもしれません

また、傾向的に依存症になり易い人の性格は
・真面目な人
・几帳面な性格
・完璧主義
・こだわりが強い(飽きっぽくない)
が多いです

こういう性格の人は
  くれぐれも注意して下さい


もし、今の自分や周りの人が
『ちょっとでもおかしいと思ったら
 独りで何でも抱え込まず(込ませず)
 出来るだけ多くの理解者に相談し
 沢山の解決方法の選択肢を作り
 みんなと一緒に実行してみる』
これが最善の回復方法です

自分や家族が依存症になった場合は
本人は勿論、周りの家族や仲間も
その病気の事を理解する事から始めて
一緒に楽しく生活が出来る環境作りを
しっかり行って下さいね!


以上が『依存症』のお話でした





予想が参考になりましたら サポートを宜しくお願い致します 後日の感謝イベント費にします