【新潟記念予想・全頭評価付】軽ハンデと展開を味方に　新潟巧者の大穴◎

◆直近の主な予想実績

重賞・OP
阪急杯◎サンライズロナウド9番人気3着
大阪杯◎ベラジオオペラ2番人気1着
ニュージーランドT◎エコロブルーム3番人気1着
フローラS◎ラヴァンダ6番人気2着
天皇賞（春）◎ディープボンド6番人気3着
大井記念◎バーデンヴァイラー5番人気2着
プラチナC◎アマネラクーン3番人気1着
欅S◎ベジャール12番人気3着
米子S◎アナゴサン10番人気3着
さきたま杯◎イグナイター3番人気2着
ラジオNIKKEI賞◎オフトレイル6番人気1着
プロキオンS◎マリオロード12番人気3着
優駿スプリント◎ティントレット3番人気1着
函館記念◎グランディア4番人気2着
習志野きらっとスプリント◎オールスマート5番人気3着
ジュライS◎ケンシンコウ8番人気3着
クイーンS◎アルジーヌ7番人気3着
札幌日経OP◎ショウナンバシット6番人気1着
エルムS◎ペイシャエス5番人気1着
BSN賞◎ブレイクフォース9番人気1着
NST賞◎アルファマム2番人気2着
名鉄杯◎バハルダール6番人気1着
フリオーソレジェンドC◎リンゾウチャネル7番人気3着

平場
7/30大井10◎ティオボルド2番人気1着
7/30大井11◎ジゼル2番人気1着
7/31大井12◎リコールガー2番人気1着
8/2大井11◎オピニオンリーダー2番人気1着
8/3札幌9◎ブルーミンデザイン2番人気1着
8/6川崎10◎キュウドウクン3番人気1着
8/6川崎11◎メンタイマヨ6番人気2着
8/7川崎9◎プリンセスロージー2番人気1着
8/9川崎8◎ミヤジミニー10番人気3着
8/9川崎11◎ラブリービュー2番人気1着
8/10札幌10◎オーサムストローク2番人気1着
8/10札幌12◎ジョーメッドヴィン2番人気1着
8/13大井11◎ノートウォージー8番人気3着
8/15大井11◎キトン1番人気1着
8/17中京8◎ブルーワール3番人気2着
8/17新潟10◎ジュンウィンダム5番人気1着
8/17札幌11◎フェミナフォルテ6番人気1着
8/18中京10◎メイショウピース4番人気2着
8/18札幌10◎シカゴスティング1番人気1着
8/19浦和9◎タキチャンゴー2番人気1着
8/19浦和11◎ジュース1番人気1着
8/20浦和11◎シーサーペント2番人気1着
8/22浦和11◎ダイリュウボーラー5番人気2着
8/25新潟8◎グロバーテソーロ6番人気3着
8/25札幌10◎オールマキシマム4番人気2着
8/26船橋9◎グルアガッハ2番人気1着
8/26船橋11◎ゾディアックレーヴ3番人気1着
8/27船橋10◎アルファゼウス1番人気1着
8/27船橋11◎フォルトリアン7番人気3着
8/30船橋10◎ヴィシソワーズ2番人気2着
8/30船橋12◎マイキーマジック1番人気1着
8/31新潟8◎レヴィテーション2番人気1着
8/31新潟11◎オンザライン5番人気2着
など……

※予想は以下のブログでも事前公開しているので不正は一切ありません。

競馬ナイト
https://keiba-night.com/

◆新潟記念予想

【予想の方向性】
内枠◇◇◆◇◇外枠
先行◇◇◇◇◆差し
スピ◇◇◇◆◇スタ

新潟芝は外有利ながら、それが騎手にも織り込まれた厄介な状況。土曜は「内を空けすぎて逆にイン前決着」というパターンもあった。とはいえハイ逃げ上等のアリスヴェリテが飛ばしていけば、内外はともかく差し競馬だろう。馬場とレース傾向を加味して、キレる馬より長い直線でも鈍らないタフ差しタイプを狙う。

◎ファユエン
実は3勝クラスでレッドラディエンスに勝っている馬。追い込み一辺倒だが、堅実に自分の脚は使う。昨年の新潟記念は8着とはいえ0.4秒差、今年の新潟大賞典はスローの前残り、伸びない内を突く競馬でも0.6秒差まで来た。地味に強い。マーメイドSは大外ぶん回しで0.4秒差、前走は高速馬場で外を回った上に、直線は挟まれる不利もあった。53キロで新潟の長い直線なら一発あっていい。

◯キングズパレス
2走前新潟大賞典は前後半61.6-58.5のスローペースでヤマニンサルバムがまんまと逃げ切り。上がり33.6秒でハナ差まで迫った内容はいい。七夕賞は目の前にいたレッドラディエンスとの差を詰められずに2着敗退だが、4角モタついて直線は左にモタれたように、右の小回りだと操縦が難しい。新潟に替わるのは大きなプラス材料。そのレッドラディエンスとは前走が同斤量で、今回は1.5キロの斤量差がつく。当然、こちらを重視する。

▲セレシオン
左にモタれる面があっておそらく左回りがベター。新潟【2-1-1-0】でこのコースはドンピシャに合う。3走前湾岸Sでは後の重賞馬リフレーミングと頭差、キングズパレスには先着を果たした。その実績を思えばハンデ56キロはお得で、当然重い印が必要となる。

△レッドラディエンス
1800～2400mまで左の大箱から右の小回りまでなんでもこなす。七夕賞もハイペースの中団、馬群の切れ目で脚を溜めつつ、スムーズに外から差し切った。まあ「なんでもこなす」というのは戦績がキレイで常に人気になるということでもある。新潟芝2000mは他場を苦にする不器用型が唯一輝いたりする条件なので、オッズ妙味的にはその手の馬を優先したい。

【推奨買い目】
単複5
ワイド5-9

※個人的なポリシーは太字の「1点買い」です。
　2行目はあくまで「手を広げるなら」という位置付けになります。

【その他の馬の評価】
ゴールドプリンセス
1勝クラスからは2400m以上の距離を中心に使われていた馬。新潟記念自体はこういうステイヤーチックな馬が走るので、適性は問題視しない。が、中距離の好メンバーとぶつかった八坂Sで完敗した点から、単純に能力面で疑問符が付く。展開ハマってどこまで。

ライトバック
桜花賞＆オークスの3着馬。エルフィンSまでは折り合いにかなり苦労していたが、スタートからじっくり後方に構える競馬に転じて2400mでも我慢できたのは大きな収穫といえる。ただ、いくつか懸念事項もある。まず52キロは一見軽いようでいて、古馬牡馬換算だと57キロで妥当に背負わされている。桜花賞は外が伸びる馬場の大外を利用、オークスは追い込み有利の展開に乗じる形で差してきた。近2走は上手くいった。また、新潟記念は特殊な傾向があり、他場でスパっと切れるようなタイプが案外苦戦して、ジリっぽい差しがよく来る。能力で全て凌駕する可能性ももちろんありえるが、今回は他の選択肢を探ってみた。

ジューンアヲニヨシ
デビューから京都で全4勝。他場でいまひとつ結果が出ていないのは気になる。ただ、前走の負けに関しては出遅れてスローのイン中団に構え、直線は進路も塞がったもの。力負けではない。立ち回り次第で馬券圏内はあっても。

シンリョクカ
阪神JFの2着馬だが、当時はやや内有利馬場のハイペースでイン差しが存分に恵まれた（だからこそ、外から突き抜けたリバティアイランドの勝ち方は衝撃的だった）。中山牝馬Sの3着も前後半61.5-59.4のスローをイン前で上手に立ち回って流れ込んだもの。現状、手薄な牝馬限定GⅢで展開に恵まれないと……というレベル感。取り立てて強調材料がない。見送り。

アスクワイルドモア
重賞実績馬だが、札幌2歳Sはハイペースのタフ外差しに乗じて離れた2着だし、京都新聞杯は反則的に内が有利な馬場＆超ハイペースが120％味方したような競馬。そもそもOPだと力量的に厳しいと見る。まして長期休養を挟み、まだ復調の兆しも見えない現況。無印でよかろう。

アリスヴェリテ
逃げ馬ばかり出すルミエールヴェリテの仔。自身も逃げたレースに限れば【3-1-1-0】と好成績を残す。前走は重賞を逃げ切ってきたが、格上挑戦もあって斤量50キロとかなり有利だったし、高速馬場の前後半58.3-58.9でちょっと後続が追いかけなさすぎた感も。ハンデが3キロ増え、最終週のワンターン新潟芝2000mという逃げが難しい条件になり、鞍上もルーキーに替わる。手を出す要素がない。

バラジ
OPに上がってからは苦戦続き。一応昨年当レースで0.4秒差5着があるとはいえ、ハンデが56キロから一向に下がらないのは少し酷な感じもある。前走目黒記念は1000m通過推定61.8秒からレース上がり33.8秒のスローペースであり、先行して残れなかったのは物足りない。

エーデルブルーメ
福永厩舎に転厩して初戦の3勝クラスは勝ち時計1:58.8、ラスト11.3-11.3の好記録を残して快勝。マーメイドSは2着に敗れたが、斤量、馬場、展開いずれもアリスヴェリテに向いた内容であり、この2頭の比較ならエーデルブルーメを上にとる。印を回すか迷うラインだが、どちらかといえば内回り系1周競馬の方が合う印象で見送った。

※「後払い方式の予想記事」というコンセプトのため有料エリアを指定していますが、予想は以上で全てです。
　的中した、見解が参考になった……などコンテンツにご満足いただけた場合は記事をご購入くださると幸いです。有料部分にはお礼代わりの小ネタ、レース回顧・次走注目馬を記載します（レース後に追記）。