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競馬ナイト+(プラス) 2024年1月号発行・文:鈴木ユウヤ
1.編集前記
新年あけましておめでとうございます。今年は圧勝の年にしましょう。
いきなりだが皆さんは「博才」の存在を信じるだろうか。ギャンブルで勝てる人と勝てない人、その間を分かつものに、持って生まれた「才能」が介在しているか。
わたしは確実に存在すると思う。洞察力の有無であるとか、性格や考え方のクセがたまたまギャンブルに向いているかとか。これはある種、先天的なモノだ。そして個人の印象論になるが、「博才がある人」には「知的なオプティミスト(楽観主義者)」が不思議と多いように感じる。楽観的だから勝てるのか、勝てるから楽観的なのかは分からないが。
そして残念ながら自分に博才がないことも痛感している。競馬も始めた頃はもっと酷いありさまだったし、ほか2競オート、パチンコにスロット、麻雀(はギャンブルではないが)。何をやらせても並以下。そういう人間なのだ。
とはいえ、好きになってしまった娯楽を負けたままで諦めるのはどうしても我慢ならない。「恋愛は好きになった方が負け」などというが、競馬に対してのわたしがまさにそれ。
ノムさんや福永祐一元騎手のような「才能はなかったけれど、頭を使って研究し、成功を収めた」というストーリー(※あくまで彼らの自己申告)に自らを奮い立たせ、日々この難解なゲームのトップランカーを目指し、悪あがきを続けるのである。
しかしながら。自分の「才能」や「感性」を否定しているからこそ、もしわたしが常勝の域にたどり着いたなら、その原理を完全に言語化して再現可能な「馬券で勝つノウハウ」を確立できると思っている。最終目標はそこにある。
今はそんな大仰なノウハウを書くスキルも立場にもないが、幸か不幸か周囲の環境には恵まれ、「馬券で勝ち続ける人」のサンプルは複数知っている。
「学ぶ」の語源は「真似ぶ」。つまり模倣すること。今回の2章では馬券系の書籍を読み漁り、あるいは勝ち組の知人を観察した結果得られた「馬券強者の立ち回り」を自分なりに分析し、なんらかのヒントを模索してみた。参考になれば幸いだ。
前置きはここまで。では、今回もぜひ楽しんでいってください。
2023年1月3日
鈴木ユウヤ
目次
1.編集前記
2.馬券の買い方研究
「馬券勝ち組観察日誌 ~強者の立ち回り10選~」
3.重賞レース「眼の付けどころ」
中山金杯~AJCC
4.地方もアツいぞ!
特別編「南関東2024年のイチオシ3歳馬」
5.「この騎手この条件」
美浦のトリックスター? 横山和生騎手を徹底分析
6.金脈発掘! 「コースのバイブル」
京都芝1200mの攻略法
7.競馬クイズ「走る大捜査線」
8.お礼とあとがき
※複製・再頒布は禁止しますが、なるべく多くの方に紹介してもらいたい気持ちもあります。良識の範囲内でお願いします。
※出走想定などの情報は12月31日時点のものです。報道された情報に基づいていますが、変更される可能性もあります。ご了承ください。
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