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気になる世代の話 (競馬)

どうもこんにちは。恋の大賞典です。

今回は競馬で特に気になっている世代について書いていきます。

気になる世代①:5歳牡馬

いわゆるクラシック19年世代です。

何故この世代が気になるかというと、クラシックに出走した馬がその後、伸び悩んでいる馬が多いからです。

実際、皐月賞・日本ダービー・菊花賞に出走した馬で後に古馬GIを勝ったことのある馬を世代別に分けてみると、

クラシック2017年世代
アルアイン (大阪杯)
レイデオロ (天皇賞・秋)
スワーヴリチャード (大阪杯、JC)
ペルシアンナイト (マイルCS)
ウインブライト (QEIIC、香港C)
クラシック2018年世代
ステルヴィオ (マイルCS)
ブラストワンピース (有馬記念)
フィエールマン (天皇賞・春 2連覇)
グローリーヴェイズ (香港ヴァーズ)
クラシック2019年世代
アドマイヤマーズ (香港マイル)

このようになります。
2019年世代がアドマイヤマーズのみです。

特に去年は4歳牡馬のGI勝利がありませんでしたが、その世代に当たるのがここです。

その中でもアドマイヤマーズは成績が良く、層の厚いマイル戦で存在感を放っていましたが引退してしまいました。

また、皐月賞馬サートゥルナーリアも引退。
三強と言われたダノンキングリーは天皇賞・秋をシンガリ負け、ヴェロックスも日経新春杯で大敗。

他にクラシック路線を賑わせていたメイショウテンゲンやサトノルークスも重賞で人気を背負うも芳しくない着順になることもしばしば。

ワールドプレミアは昨年僅か2戦しかできなかったので、その分今年は活躍してる姿を見たいです。

また、クラシックには縁が無かったものの、目黒記念を勝ち、京都大賞典でも健闘したキングオブコージは怪我が治り次第、またターフで姿を見たいです。

なかなか不振に喘いでいる馬が多いですが、この世代の牡馬がまた強い姿を見せてくれると期待しているので仕方ありません。

気になる世代②:4歳牝馬

この世代は同期にデアリングタクトがいる世代です。三冠馬が輩出すると一強ムードが漂います。そして、この世代は特に一強以外のその他の馬の力比べが難しいです。

2020年の3歳牝馬路線で2、3着の馬をまとめると

桜花賞
2着 レシステンシア (1番人気)
3着 スマイルカナ (9番人気)

オークス
2着 ウインマリリン (7番人気)
3着 ウインマイティー (13番人気)

秋華賞
2着 マジックキャッスル (10番人気)
3着 ソフトフルート (9番人気)

こうなります。

それぞれ全てが違う馬かつ、レシステンシアを除く全頭が人気薄です。

言うなれば、「〇〇は××よりも強い」といったような単純な力比べはできません。デアリングタクトの一強下には人気がないだけで実力があるのか、はたまたフロックで来たのかが判断つきにくく混戦です。

実際に2019年の3歳牝馬路線での2、3着をまとめるとクロノジェネシス、シゲルピンクダイヤ、カレンブーケドールしかいません。特に秋華賞ではこの3頭での決着でしたのでかなり対照的です。

とは言っても、スマイルカナやマジックキャッスルは人気上位で古馬混合戦の重賞を勝っています。クラシック未出走ながらもチャレンジCを勝ったレイパパレといったように

なかなか見えにくかった4歳牝馬たちの本当の実力が見え始めたので、とても興味深く気になっています。

さいごに

今回は競馬の気になる世代を2つ上げてみました。世代交代が激しい中でその流れを追っていくのはとても面白いです。よくスポーツの世界でも「〇〇の世代」といったようなことを耳にするので、競馬でも同じような言い回しがあれば面白そうかなって思いました。

拙い文章ですが、最後まで読んでくださりありがとうございます。


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