空耳アワーが教えてくれたこと

「誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かに聞こえる。空耳アワーのお時間がやってまいりました」でお馴染みの空耳アワー。

たまたま家のビデオに第一回の空耳アワードが録画されていて、これを見た時の衝撃は半端ないものでした。

あのシュールな映像はさることながら、日本語じゃないのに日本語に聞こえる。はっきりと文章になっているのがとても面白かったです。

「バケツリレー 水よこせ」や「あんたがた ほれ見りゃ 車ないか こりゃまずいよ」、「鼻血ピュー」などは今でも好きな作品です。

そして、リアルタイムでタモリ倶楽部を録画して空耳アワーを見るようになったのですが、その際こんなことを思いました。

「あれ?空耳アワーって色んなジャンルの曲が聴けるんだなあ」

企画の趣旨からは反れますが、空耳アワーを見ていると自然と自分が知らなかった曲と巡り会えます。そして、空耳の内容よりも「あ、この曲がいいな」と思うときがやって来ます。

特に、「キ⚫タマをつけないでよ」を見た時は内容と映像のくだらなさに大爆笑しつつ、曲の良さに惹かれてiTunesで思わず買ってしまいました。

通常の回やアワードを見ていく内に色々な曲やバンドを知り、調べていくうちに単に面白く聴いていたものが知識へと変わっていきました。

そして、ヘヴィメタルやハードロック、パンクロックのみならずヒップホップ、R&B、テクノ、レゲエ、ディスコ、ポップスなどなど数多くのジャンルに触れることができました。

ちょっと大袈裟な言い方になるかもしれませんが、空耳アワーから数多くの曲やアーティストを学んだといっても過言ではありません。

まさか、最初にアワードのビデオを見たときはこんなにのめり込むなんて思いもしませんでした。

そしてこれが自分の世界観が広がったとなると人が何かに目覚めるキッカケは本当に思いがけないモノのかなって感じました。

拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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