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人気薄と有馬記念

有馬記念を終えて

2020年、有馬記念が終わりました。

クロノジェネシスが優勝、そして2年連続牝馬による春秋グランプリ制覇となりました。

本当におめでたい快挙です。

そして、2着にはサラキア、3着にフィエールマンという結果になりました。

特に11番人気のサラキアには驚きました。

よくよく考えば近3走連帯を外していないこと、エリ女2着の馬がエリ女3着のラヴズオンリーユーよりも人気がなかった時点でサラキアを狙うべきだったかなって反省しております。

有馬記念って結構人気薄の馬も来るイメージがあることをこのサラキアで改めて気づかされました。

人気薄の実績① (2020→2011)

過去の有馬記念と人気薄で3着以内に来た馬を簡単にまとめてみました。(具体的な人気薄の定義がないため単勝7番人気以下を人気薄と見なします。)

2020 2着 サラキア (11人気)
2018 3着 シュヴァルグラン (9人気)
2017 2着 クイーンズリング (8人気)
2015 1着 ゴールドアクター (8人気)
2014 2着 トゥザワールド (9人気)
2012 2着 オーシャンブルー (10人気)
2011 2着 エイシンフラッシュ (7人気)
          3着 トゥザグローリー (9人気)

今年を含めた過去10年だけで人気薄が
馬券に絡んだレースが7年もあったんですね。 意外と見落としていました。

人気薄の実績② (2010→2000)

2011年よりも前の例だと

2010 3着 トゥザグローリー (14人気)
2009 3着 エアシェイディ (11人気)
2008 2着 アドマイヤモナーク (14人気)
          3着 エアシェイディ (10人気)
2007 1着 マツリダゴッホ (9人気)
2004 3着 シルクフェイマス (9人気)
2002 2着 タップダンスシチー (13人気)
          3着 コイントス (8人気)
2001 2着 アメリカンボス (13人気)
2000 3着 ダイワテキサス (13人気)

2000~10年もやはり人気薄が3着以内に
来る年が多く、2桁台人気の馬が多いですね。

エアシェイディ、トゥザグローリーに関しては2年連続で人気薄ながら3着以内に来ています。

人気薄の実績③ (1999→1986)

2000年代以前の例では

1998 3着 ステイゴールド (11人気)
1996 3着 マイネルブリッジ (14人気)
1993 3着 ナイスネイチャ (10人気)
1992 1着 メジロパーマー (15人気)
1991 1着 ダイユウサク (14人気)
1987 1着 メジロデュレン (10人気)
          2着 ユーワジェームス (7人気)
          3着 ハシケンエルド (14人気)
1986 2着 ギャロップダイナ (11人気)

1986~1999年では人気薄で絡む
ほとんどの馬が2桁台人気でした。

ダイユウサクやメジロパーマーの印象が強いですが、他の年にもやはり人気薄での激走が多かったです。

1986年から35年間分調べて見ましたがその内22回人気薄の馬(単勝7番人気以下)が有馬記念で3着以内に入っていました。

確率にすると62.9%になります。
(小数点2位以下四捨五入)

これは結構な確率ですね。有馬記念では人気薄の馬が好走する印象はありましたが、まさか6割超とは思いませんでした。

この結果を来年の有馬記念に活かしたいです。

最後に

コロナ禍で世界中が大変ななか、無事に中央競馬が終了したことを思うと本当に感謝の気持ちしかありません。来年も今年に負けないぐらい白熱した競馬を見たいです。

拙い文章ですが、最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

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