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⑦納得競馬予想!~展開!

第⑦弾は展開です。
私は展開予想が能力の次に着順に影響すると思っていますので、
しっかり考えていきたいと思います!

中項目~展開


展開階層図

1.脚質

https://db.netkeiba.com/horse/2017106711/  より
パンサラッサの競争成績

脚質とは、競走馬の走り方のことです。
「逃げ」,「先行」,「差し」,「追い込み」があり、
馬には得意な脚質があります。
画像は脚質「逃げ」のパンサラッサになります。
過去レースの通過箇所から脚質を判断できます
そして、出走馬の脚質からレース展開を予想するわけですが、
過去の通過箇所(脚質)のみでは展開予想はできません。


2.コース形態

https://www.jra.go.jp/facilities/race/tokyo/course/  より
東京競馬場のコース

上記画像は東京競馬場のコースとなります。
東京競馬場の直線は525.9メートルもあり、最後の直線からの「差し」が届きやすくなっています。
上記は1例であり、競馬場ごとに特徴は変わっています。また同じ競馬場でも距離によって変わりますので、コース形態の特徴はぜひ覚えたいところですね!


3.馬場状態

馬場状態もとても重要です。
「重馬場」「良馬場」、芝状態などがここに該当します。
馬場状態によってはうまく走れない馬も出てきます。
重・良は天気の話ですので分かりますが、芝状態は実際に前日及び当日のレースを確認して推測しなければなりません。
ですが、馬の敗北理由に「馬場の悪い内側を走ってしまった」というのがよくあるので、レースには非常に影響します。要チェックです。


4.枠

枠順となります。馬番まで見てもいいですが枠の並びのほうが影響が大きいので今回は枠順を小項目とさせていただきます。
こちらにおいて有名なのは有馬記念の外枠でしょう。

▼有馬記念の枠順別成績(過去10年)

1~3[4-6-2-48]複勝率20.0%
4~6[6-3-4-47]複勝率21.7%
7・8[0-1-4-35]複勝率12.5%

【有馬記念】「枠順」で明暗クッキリ!不利な8枠から有馬を勝ったアンカツの馬券攻略法 | 競馬ニュース | 競馬ラボ (keibalab.jp)

こちら2013~2023年までの有馬記念における外枠成績です。
非常に成績が悪いです。
また、大外16番は長い有馬記念の歴史で馬券内に来たのが、
昨年の「スターズオンアース」ただ1頭というとんでもない成績になっております。(スターズすごい!

外枠が不利な理由はコース形態にあります。

中山競馬場2500m

上記画像が有馬記念が行われる中山2500mとなります。
スタート直後にカーブがあります。これにより、外枠の馬は大回りでカーブを回されやすくなります。また、これを避けるため早めに前へ行こうとするとうちの馬と違い最初に足を使わざるを得ずやはり不利を被るというとんでもコースです。というか上記2つの理由から位置取りすらしづらい現状です。
これを破ったのが昨年の「スターズオンアース」と名手「C.ルメール」騎手となります。なんとカーブ前に抜群の初速から前の方の位置を取りカーブは内々を回るという離れ業をやってのけました。(ルメールやっぱすごい!

そんなこんなで枠は大事という話でした。コース形態によってはあまり気にしなくていい場合もありますが、基本は超大事ということで最後の項目に行かせていただこうかなと思います。


5.能力

結局それかよ!という声が聞こえてきそうですが、
確かにパンサラッサのような抜群に早い馬がいたら、他の逃げ馬は不利を被るのですが、逆に強い逃げ馬がいない場合は「逃げ」という戦術が取れるということでもあります。

これは弱い馬でも走り方次第でチャンスあるよーという意味となります。
なぜなら、能力差を覆すには戦術という英知しかないからです。
つまり、能力を覆すには強い馬より前にいるしかないということです。

能力の絶対値とテンの速度(スタートしてからすぐの速度)
は別です、能力が足りないから逃げられないわけではない。
他の馬に能力が及ばない馬は逃げやすかったりします。
これを想定できれば思わぬ予想ができるかもしれません!


終わりに

今回で大項目「馬の選び方」は終わりで、
次は「馬券の選び方について」間があえて行こうかなと思います。
中項目「血統」については、まだ書いていないのですけど、
それについては、まだ自分の力が足りていないと思うので、
いつか勉強が終わった際、書いていけたらいいなと思ってます。

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読んでくれた皆様にはお礼がいっぱいです。ありがとうございます!
では次の記事で、さよなら!

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