2020年度シルクホースクラブ募集馬

こんばんは。馬神傑です。

今年もいよいよシルクホースクラブの1次募集を夕方締め切りましたね。
カタログがアップされてからは血統、馬体、動画とチェックするのに忙しかったです。下記の最終中間発表の申込数(全体の約70%目安)見るに、コロナによる購買力の低下を微塵も感じさせず、今年も思うように出資できるとは思えない人気っぷりです。

さて、現在馬神は過去2年の出資実績で約90万円ほど。昨年の各馬の必要実績リストを見ると150万円ぐらいないと満足に一般枠では出資できなさそうなので、シルクは現時点では抽選優先頼みにならざるを得ない状況かと認識してます。
正直ルールブリタニアの１９(父エピファネイア)が１番人気には驚きました。

なお、昨年の募集馬Applyエントリーはこちら

昨年の最終出資馬決定はこちら

さてそんな中、今年の抽選優先指名馬は……！！！？？？

１．ウェイヴェルアヴェニューの１９です

この馬の兄(グレナディアガーズ)がデビューする際にもつぶやいていたのですが、結局この馬にしました。
(なお、迷ったのはディープインパクト×イスパニダ(堀厩舎)だったのですが、8/4の最終中間時点の抽選優先口数が600口を超えていて落選リスクが高いのでこちらにしました)

血統はディープインパクトにUnbridliedの血が入っているのは今年の無敗の二冠馬コントレイルと同じですし、相性のよいDeputy Ministerの血も入ってます。
中内田厩舎の牝馬なので仕上がり早で桜花賞を狙える器と感じて２口突撃しました。不安は現時点での馬体重が404kgと小さい事です。3月生まれなので成長して450kg前後まで増えてくれればと思ってます。
昨年も中内田厩舎のディープ牝馬(ヘアキティーの１８)に抽優を使用(落選…)したのですが、今年はリベンジ。

下記は一般抽選枠で申し込んだ馬たち。
まぁ実績が90万円ほどなので、昨年の最終結果を見て8/4の最終中間時点で900口を超えている馬への申込みは出資確率がほぼ無く意味が無いので除外してます。

２．マンドゥラの１９

ハーツクライ×Danzing系の配合はスピードが補完されており、走る傾向にあります。本馬はいとこに菊花賞を勝ったワールドプレミア、ワールドエース、ヴェルトライゼンデの兄弟がおり、奥行きがありそう。
スラッと伸びた馬体で中長距離馬でしょう。牝馬ながら500kg近くまでなりそう。
2500万円はありえない安さです。最終的には総口数ベースで800~900口になりそうなので当落線上じゃないかと見てます

３．ファシネートダイアの１９

これは8/4時点で総口数ベースで250口にも達していなかったので、無風で出資できそうな馬。
ロードカナロアはサンデーサイレンスの血が必須なのですが、Specialの血が入っているとなおよいです(アーモンドアイにも入ってます)。
本馬はカーネギー~Sadlers' Wellsを通じてSpecialの血が入っており、牝馬ながら馬格有、1/15早生まれと大外れにはならないと思って出資します。
ただ、総募集価格3,500万円は少し高いかな。

４．ハイドバウンドの１９

ドゥラメンテ産駒は今年の夏デビューで始めはイマイチなのかと思っていたのですが、７月以降は中々の勝ち上がりと鋭い末脚を見せる馬を出していてクラシックの本格血統でこれなら大物もあるんじゃないかと感じてます。
本馬は母方にGoneWestやソヴィエトスターが入っており、母自身もアルゼンチンの1000mの重賞を優勝しているようにスピードがある血統がドゥラメンテに合うと仮説してます。
馬体も480kg以上にはなるんじゃないでしょうか。総口数は800口ぐらいになるでしょうか。これも当落線上かもしれません。
(ちなみに僕と誕生日が同じなのです…笑)

５．サマーハの１９

キタサンブラックの初年度産駒です。傾向は全く分からないのですが、キタサンブラック自体はものすごい馬体をした先行馬だったのでダイワメジャーの産駒の少し距離が長い馬になるんじゃないかと想像してます。
母サマーハは名繁殖で産駒は全て勝ち上がってますし、兄にシャケトラもいます。
牝馬で460kgぐらいのよいサイズになるんじゃないでしょうか。
藤沢厩舎が2022年2月で解散となるからかあんまり人気ないようですが、走っていれば転厩先もそれなりの厩舎が充てられる(と期待)。総口数は700口ぐらいでしょうか。何とか出資ができるか。

６．アイリッシュシーの１９

キズナ産駒です。2019年デビューの種牡馬では最もポテンシャルが高いのがキズナだと思ってます。まだG1馬は出してませんが、ディープインパクトに似た傾向があり、勝ち上がると上級路線でも通用する馬が多いです。
本馬はキズナ×Galileo×Dansiliとディープインパクトが父でも走りそうな血統構成。
黒光りしたカッコいい牝馬なのですが、1月生まれなのに馬体が420kgしかないんですよね。そこがマイナスポイント。
おそらく800〜900の応募は集めそうなので、落選したら仕方無いかなと。

７．ユキチャンの１９

新種牡馬ドレフォン産駒です。白毛馬は写真映えするので出資してみたかったというのもありますが、完全ダート馬の配合で萩原厩舎、馬体も500kgを超えそうとハズレではないと思います。2500万円はペイされそう。
ただ、1000口超えそうな勢いの人気なので、出資できない可能性は高そう。

８．ミュージカルロマンスの１９

ハーツクライ×北米ダートスプリントクイーンの配合です。
もうずっと言われてることですが、ハーツクライ産駒にはスピードのある母方の血が必要です。上はディープでイマイチ弾けなったのですが、ハーツクライ変わりでG1まで届くのはサリオスの例を見ても充分あると思ってます。
その意味ではマイルまでの馬が多い中内田厩舎でのトレーニングも良さそう。
馬体も480〜500kgと牝馬では充分すぎる馬体なるでしょう。
但し最終中間で800口超えていたので、僕の実績では無理かな。

９．パーシステントリーの１９

クラシック候補にもなったオブセッションの妹です。
この馬もディープでそこそこだった母馬のハーツクライ変わりです。
血統も北米G1馬。ただ、５月生まれで奥手の可能性はあります。
3500万円は安い。
最終的には700〜800口応募なので出資できる可能性はそれなりにあります。

１０．ショウナンパンドラの１９

ロードカナロア×JC勝ち牝馬(父ディープインパクト)ですよ。
切れ味が鋭い馬になるんじゃないかと想像してます。正直これは抽選優先馬にするか悩みました。
最終的にはディープインパクト産駒が実質的ラストクロップなのでウェイヴェルアヴェニューの１９にしましたが…最終的には800口ぐらいでしょうか。上手く行けば出資できるかもです。
馬体が成長したら一流馬になれると思います。

１１．ボシンシェの１９

今年もこの母馬の仔に出資することになりそうです。
兄のブリジャールは２〜３着を複数回で勝つのは時間の問題ってところで屈腱炎で引退…一つ下の兄リノユニヴァースにも出資しており、近日デビューです。
本馬は父がキンシャサノキセキに変わりましたが、2000万円は安すぎるでしょう。
馬体は470〜480kgぐらいまで成長し、牝馬としては充分でしょう。
最終的には600口ぐらいになりそうで出資できると見てます。

１２．メリーウィドウの１９

ドレフォン×ゴールドアリュールでこの馬は完全にダート馬でしょう。
４月生まれで既に450kg近い牝馬で500kgぐらいになるんじゃないでしょうか。
西村厩舎もリーディング10位ぐらいに食い込んできており、斉藤崇史厩舎に続くG1制覇もあると見て期待してます。1800万円は安すぎます。
ただ、最終的には900口超えそうで出資は難しいですかね。

上記12頭にApplyしました。
思ったより関東馬が多かったですね…
全て出資できたら約100万円以上ですが、おそらく半分ぐらいでしょう。

時間がある時に人気でApplyしなかった馬の評価もエントリーしますね。

おしまい