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[重賞展望]小倉記念の傾向と平日推奨馬

近5年傾向Pickup

・波乱度は極めて高い、特に当日単勝4番人気以下(過去5年で複勝圏内に好走した15頭中11頭が該当)

・スタミナ指向が強く、近2走以内に上がり順位5番手以内の末脚実績馬が走る(過去5年で複勝圏内に好走した15頭全馬が該当)

・近2走以内に2200m以上出走馬も期待値が高い(該当馬は過去5年中3年で馬券に、過去には09年16人気1着、11年15人気2着などの大穴も)

・父か母父が、ナスルーラ系、ノーザンダンサー系、キングマンボ系、ロベルト系など欧州血統を持つ馬(該当馬は過去5年で全勝、4人気以下で馬券に絡んだ11頭中8頭も該当)

・父ステイゴールド系、ネオユニヴァース系などの小回り重賞巧者の父サンデー系も走る(過去5年で3頭が馬券に、その3頭全てが当日単勝5人気以下)

・ディープインパクト産駒も走る、特に母父欧州型か、ノーザンダンサー系(該当馬は直近3年連続で複勝圏内に好走中、好走馬は全て6人気以下)

総括

過去5年の小倉記念で複勝圏内に好走した15頭中11頭は、当日単勝4番人気以下の人気薄。

この時期に行われる小回りコースのハンデ戦ということもあり、極めて波乱度の高い重賞競走。

また、起伏の激しい小倉競馬場の重賞レースだけに、スタミナ指向の強い傾向もポイント。

過去5年の勝ち馬は全て、父か母父が欧州型種牡馬という傾向も。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

タガノディアマンテ…毎年の当レースで期待値の高い近走2200m以上の長距離戦出走馬。父はステイゴールド系オルフェーヴル、母方には欧州型グレイソヴリン系トニービンの血を持つ馬。オルフェーヴル産駒で母方にグレイソヴリンの血を持つ馬という意味では昨年5人気2着ヒュミドールに近いキャラクター。

カテドラル…前走の中京記念(小倉芝1800m)が上がり順位3番手の末脚で僅差2着に好走。父は往年の当レースで特注系のトニービンが強調されたハーツクライ。小倉開催の中京記念で2年連続連対の実績を持つように、トニービンの影響が強い典型的な小倉芝巧者。

マリアエレーナ…2走前に2200mの京都記念(G2)出走。前走のマーメイドSではメンバー4位の末脚で2着に好走と、買いの条件を満たす臨戦。血統構成はヴァイスリージェント系クロフネ×ディープインパクト。昨年8人気3着スーパーフェザー、19年6人気2着カデナも父と母父がディープインパクトとヴァイスリージェント系種牡馬で構成される血統馬。

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