京阪杯(G3) [重賞最終見解]
2023年11月26日(日)
京都12R 京阪杯
4年ぶりに従来の京都芝1200m戦で実施される京阪杯。
2017~2019年の京都競馬場で行われた直近3年の京阪杯は、複勝圏内に好走した9頭中7頭が、近2走以内に3コーナー5番手以内の先行経験があった馬。
直線平坦コースでスピードが問われる京都芝1200m戦のイメージ通りに、前向きな気性を兼ね備えた王道のスプリンタータイプが走りやすい傾向。
ショウナンハクラクは、今回と同舞台となる前走の醍醐S(京都芝1200m)が上がり順位3番手の末脚で1着。
京都開催の近年の当レースは、前走の上がり順位が3番手以内かつ、前走5着以内馬が計3頭馬券に。
高速上がり実績を持つ好調馬も期待値の高いレース。
父Frankelは、サドラーズウェルズを経由するノーザンダンサー系種牡馬。
2019年7人気3着カラクレナイ、2018年12人気2着ナインテイルズは何れも父がサドラーズウェルズ系ローエングリンの産駒。
ノーザンダンサー系血統馬の中でも、欧州指向の強いタイプが特に走りやすい傾向も特徴的のレース。
2018年は、父欧州型血統馬が複勝圏内を独占して3連単の配当金が54万円超の大荒れ決着に。
純粋に京都芝1200mでは1戦1勝と、底を見せていない戦歴も強調材料。
シュバルツカイザーは、前走のみちのくS(福島芝1200m)が3角5番手の位置取りから5着。
京都開催の直近3年は、複勝圏内に好走した9頭中7頭が近2走以内に3角5番手以内の先行経験馬。また9頭中7頭は、前走5着以内の好調馬。
血統構成は、Dark Angel×Nashwan。
父は京都開催の当レースで特注系のノーザンダンサー系種牡馬。
京都開催の直近3年で、複勝圏内に好走した9頭中6頭は当該血統馬。
ノーザンダンサー系特有の先行持続力が活かされやすい当レース向きの典型。
シングザットソングは、例年期待値の高い非サンデー系血統の近走好調馬。
芝1200m2戦目の今回は更なる上積みも。
推奨馬
ショウナンハクラク
シュバルツカイザー
シングザットソング
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