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函館2歳S(G3) [重賞最終見解]

2023年07月15日(土)


函館11R 函館2歳S

昨年8人気3着オマツリオトコは、前走ダ1000m1着からの臨戦過程。

一昨年10人気3着グランデは、前走芝1600m戦からの距離短縮ローテ。

2020年は、距離延長ローテ馬のワンツー決着。

2019、2018年は、何れも前走芝1400m以上の距離出走馬が連対。

その番組編成の関係上、前走函館芝1200m組が毎年のように大挙する構図も、馬券的な期待値という意味ではむしろ別路線組が優勢の傾向。

ゼルトザームは、デビュー戦の前走函館ダ1000m戦が上がり最速の末脚で1着。

前述の通り、近年の当レースは前走函館芝1200m以外のレースに出走していた馬の期待値が高い傾向。

父ヘニーヒューズは、非サンデー血統で米国型ストームバード系種牡馬。

一昨年に11頭立て10人気ながらも3着と結果を残したグランデも、前走函館芝1200m以外のレースに出走していたストームバード系ディスクリートキャットの産駒。

2018年の勝ち馬アスターペガサスも父ストームバード系。

2代母ローズバドは、オークス、秋華賞、エリザベス女王杯の2着馬で、母方はローズキングダムやスタニングローズなども輩出した名門薔薇の一族。

芝替わりで更なる上積みの余地も十分と見立てます。

バスターコールは、距離短縮のローテーション。

距離短縮馬は例年出走頭数こそ少ないものの(今年も1頭のみ)、過去5年中3年で該当馬が複勝圏内に好走中と特注系。

母デグラーティアは、同時期に行われる小倉2歳S(芝1200m・G3)の勝ち馬。

母も無傷の3連勝で2歳ステークスを制したように、一族の成長曲線という意味でも買いのタイミングと言える1頭。

ロータスワンドは、兄ビアンフェ、姉ブランボヌールが何れも函館2歳Sの勝ち馬。

その兄たちも結果を残しているように、母父サクラバクシンオーも当レース往年の特注系統。

昨年の当レースも、父サクラバクシンオー系血統馬が1着。母の父サクラバクシンオーの血統馬が2着。

当レースに対する適性の高さはメンバー随一。

推奨馬

ゼルトザーム
バスターコール
ロータスワンド


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