阪神ジュベナイルフィリーズ　パドック回顧

1着サークルオブライフはこの時期の牝馬にしては馬体が大きく、パドックでも他の馬と比較して馬体は目立つ部類でした。今回は多少テンションが高く、これは以前まで見せなかった傾向なので、今回はプラスに作用した印象ですが、今後はテンション面にも注意していかなければならないでしょう。

2着ラブリイユアアイズはベストターンドアウト賞を受賞したように、ピカピカの毛艶でっとても見映えがしました。今回はマイナス10キロでの出走でしたがそこまで細さは感じませんでした。それでもデビュー戦から毎回体重を減らしているように、小さい馬だけに馬体の成長はカギになるでしょう。

3着ウォーターナビレラは雄大な馬体を誇る一方、歩幅は小さくストライドがそこまで伸びません。レース運びとしては完璧だっただけに、現時点で1着馬との力の差はかなりあるという見立てです。

4着ナミュールは中2週のマイナス10キロでの出走で少々細いかなという印象でした。レースでは出遅れが全てです。そのあとも全くスムーズな競馬ができませんでした。それでも最後は最内から差を詰めているように、この馬に関しては決して力負けではありません。馬体が成長してくれば来年は期待大です。

5着ナムラクレアは解説記事で書いたとおり1600メートルは全く問題ありませんでした。パドックでは少し小走りになるくらいの、程よい気合乗りで状態はバッチリでした。レースは最内から非常にスムーズだったことは確かですが、この馬もこれから注目の1頭です。

その他6着ベルクレスタは以前より馬体が引き締まり落ち着き払って好気配で次走注目。7着ステルナティーアはパドックではなんとか我慢はできていたもののテンション面が課題。8着スタティスティクスは馬体は小さいながらもストライドが伸びパドックで目立った1頭。

以上阪神ジュベナイルフィリーズのパドック回顧でした。

今週は朝日杯フューチュリティステークスです。

1戦1勝を除きデビューから無敗の馬が5頭という非常に好メンバーがそろいました。今週もパドックで見るべきポイントを記したパドック解説の記事を挙げる予定です。よろしくお願いします。

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