色違いのユキハミを誕生させる

ポケモンにおいて、色違いのポケモンはとっても珍しく、数千匹に一匹の割合程度です。しかも、色違いだからといって、特別強いとも限らない。いわゆるコレクターズアイテム的な存在です。

しかし、いろいろな条件を組み合わせると、出現率は512分の1まで上がります。今回は、海外の人からもらったポケモンがいるので、その条件を満たすことができました。

※いろいろな条件の詳細については攻略サイトさんなどでお調べください。

海外産ミツハニーと、ユキハミD(前回記事で紹介した、すべてのタマゴわざを覚えさせたユキハミ)にひたすらタマゴを作ってもらいます。

タマゴは、何歩移動するごとに一個できる、というシステムです。そして、うまれたタマゴをパーティ(てもち)にいれて、これまた決まった歩数移動するとタマゴがかえります。

いくつかタマゴをかえすと、親よりもっと良パラメータのユキハミが生まれてきます。そのたびに親ユキハミと交代してタマゴを作ってもらう…これを数回繰り返すと、パラメータ6項目のうち5項目は「さいこう」のユキハミがジャンジャン生まれてきます。

ユキハミ誕生シーンも、最初のころは、「おめでとう、ハミ太郎、ハミ次郎、ハミ子、ハミ江、ハミィ、ハーミテージ…」などと喜んで眺めていましたが、そのうち名前を付けるのはやめ、100回も孵化させた後は無感情になってきました。

その間、いろいろなサイトや動画を見てまわりました。「孵化作業中はソフト終了させないほうがいい」という説を知りました。

ソフト終了させずに200回くらいタマゴを割り続けたら徐々に不安になり、ひどく眠くなってきました。うとうとしながら282個目のタマゴで、やっと色違いのユキハミが孵化しました。ぼーっとしていたので孵化した瞬間を見逃しました。

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喜びもつかの間、もっとつらい作業が待っていました。およそ420匹のうち、ほとんどのユキハミを野生に逃がすことにしました。

ポケモンはボックスという箱?それとも空間?に格納できるのですが、ユキハミでいっぱいになってしまいました。これでは新しいポケモンを捕まえられないので、逃がす必要があるのです。

現実的に考えたら、生まれて間もない弱い生き物を捨てるようなものです。せめてもの罪滅ぼしに、ユキハミがたくさんいる雪山で一匹一匹逃がすことに。そのうち、好きなクラシック(ホルスト「木星」作曲者本人指揮バージョン。テンポが速い)を聞きながら無感情で捨てるようになりました。

その際に、全パラメータ「さいこう」のユキハミ5匹は手元に残しておきました。

この時、私は、たくさんの気の毒なユキハミたち(もしかしたら本人たちは広い雪山で好物の雪をむしゃむしゃ食べられて幸せかもしれませんが)のために、残したユキハミたちで何かできないか考えました。

そして思ったのです。色違いのユキハミと、エリートユキハミ達で、殿堂入りを目指そう、と。

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