#こなみんフェス KONAMN ROCK FESTIVAL'2023出展を終えて

皆さん初めまして。KEI😼です。 本日note デビューしました。
2023年12月11日から17日まで行われた、佐野小波さんのモデル展 #こなみんフェスに出展参加致しました 。この場で会期終了後、出展のきっかけやどのような事をこの写真展で学んだのかなど書いていきますね。

アーティスト(出展者)一覧
フェスのスケジュール


モデル 佐野小波の写真展に出る! えっ?!

今年3月、私は初めて佐野小波というフリーランスのモデルを撮影しました。
以前から撮影したことのあるモデルさんとのコラボ撮影でした。3人でSHIBUYAの街を歩きながらの撮影で、めちゃくちゃ楽しかったです。
そして翌月、彼女が所属していた撮影会で、ソメイヨシノ狙いのロケ企画があるというので参加したんですね。埼玉県鴻巣市 元荒川の桜並木がロケ地。(有名なところですよね。)
準備された淡い色の衣装、帽子、小道具の革の鞄。きっと雰囲気のある写真が撮れるだろうな〜っていう思いがあったのは、モデルが「佐野小波」だったからです。
ある先輩カメラマンの印象に残っている言葉があります。
(モデルさんをしっかりと意図に沿って、それに合った衣装、ロケーションで美しく捉える。眼が死なないようフォーカスする。)
この日の撮影は彼女のポートレートモデルとしてのポテンシャルの高さを感じただけでなく、ロケ地の桜に溶け込む表情はとても素晴らしかった。ファインダーから見た表情、仕草、おそらく忘れないでしょう。

2023.04.01 撮影 佐野小波 PASHA STYLE 認定作品「櫻ユラリ#SAKURA2023」

この写真が、登録中のPASHA STYLEで認定されました。しかも、この日一時間の撮影の数カットから、合計で5枚が認定されたんですね。私自身も実は当然自信を持って投稿したわけですが、自分以上に当の本人が喜んでくれたのがやはり嬉しかったんです。この連絡をした当日、12月に予定しているという#こなみんフェス出展のお誘いを受けました。私には正直、断る理由なんてなかったのです。2023年4月中旬のことでした。いつかこのシリーズの写真は展示してみたいという気持ちがあります。

出展者決定とオフラインミーティング

モデル展といえば、過去何度か拝見しましたが、概ね10名から15名くらいの出展者で行うものが通常かとイメージしていたのですが、私は出展者の多さと参加者の名前、会場から、一瞬驚愕って感じを覚えました。(汗)
なにしろ、名のあるアーティストがたくさん参加となっていて、かなり地味(いつも結構地味)な存在になるよね〜これ。って思ったのは仕方のない事です。
初回の顔合わせが6月。これからの展開は思いのほか早く、どれだけ小波さん、ケンタさんはじめ、運営サイドで構想を練って練って12月を迎えたのが感じ取れました。いやいやこの人たち普通じゃないです。(笑)
もう後には引けず、私のやることは、とにかく自分のアイデンティティーさを、小波さんにぶつけ、作品を用意する、ただそれだけを考えていました。

展示のためのイメージ作り、撮影エピソード

PASHA STYLEのサロンメンバーからWHITE&GREIGE studio シェアの話があって、すぐに予定立てして参加することにしました。小波さんにはウェディング衣装を着せたかった。この時点でイメージは概ね出来上がっていました。また、この日の撮影の翌月、朝霧高原でのロケもすでに予定していたこともあり、どちらかの写真から展示を考えていました。
スタジオのロケハンに行って、光の入り方、備品、当日の立ち位置など考え、当日の撮影に備えました。 この日、1名アシスタントを依頼(スモークと照明補助)し、(勤務先のメンバーだけど汗)万全の体制で臨もうと計画。
私のアイデンティティーを写真に表現するなら、やはりラブストーリー。
❶テーマ『ふたりの時間』 
決して結ばれるふたりではなかった。でも、神様はふたりに同情し、一瞬だけ、ふたりだけの特別な時間を与えてくれた。この時間はやがて消えてしまうものだと、ふたりにはわかっていた・・・・。
❷テーマ楽曲『Everyday Love』少女時代
この楽曲をリピートで流しながらの撮影。
当日のデータを現像しながら、さらにイメージを膨らませました。

studio 撮影(コラージュ版)

朝霧高原ロケは、かなり前からの予約をコスナビさんに入れていました。
朝一番で新宿からバスに乗るには、ヘアアレンジを考えたりすると、小波さんにはかなり負担がかかるかと、レンタカーで行くことに。目的は夕陽の当たるススキの原野での撮影だったから、昼に到着する必要がなかったんです。
しかし、行きはかなりの渋滞で、予定していた時間になかなか着かない。ところどころ晴れたり雨だったりと、行ってまともに撮影できるかのかっ、なんて考えながら、夕刻に現地到着。 雨が降ってる。やばい。これはヤバい。
それでもウエディングドレスに着替えてもらって撮影機材を持って出る頃から、不思議なことに雨が止んだんです。概ね1時間くらいでもう真っ暗になるので、10枚、せめて10枚いいの残そうって思って撮り始めの頃に、この場所に来て、イメージに合うもの、これしかない!って思った1枚を今回展示にも使いました。

『ふたりの時間』はもうすぐ終わってしまう。でも、できることなら、このままこの荒野を逃げることができたなら…。

このシーンのために行き帰り6時間半運転したと言っても過言でない。

#こなみんフェス  展示作品 『remember』

コスプレ撮影の人たちの混じって、寒い中、小波さんには頑張ってもらいましたね。撮影終了後、空腹だった小波さんが、ケータリングのおでんの汁をこぼして火傷寸前でもホクホクと食べていたのは内緒にしておきます。笑

印刷 展示準備

普段頼んでいるピクトリコさんに印刷を依頼。元々の仕上げとは異なり、展示10日前にして、やっぱり額装したいっていう考えに至り、末広町の安井商店さんに相談して額縁を3点作ってもらいました。仕上がりはこなみんフェスご覧いただいた通り、やや紫のデザイン額縁。マット仕上げの写真に合っていたかなって思ってます。

搬入

いざ搬入当日を迎え、会場のコンシールに着いて思ったこと。
いやいや、隣に展示していた高柳さん(私の右手)とミキティ。🌹さん以外、
出展者全員、変態だと思いました。笑
キラキラ? ジオラマ? ボンネット? フィルム? ペーパーピン刺し? 
お尻? 巨大? 音入り? ポスター?
OPENして一回りして、その印象が、あっと言う間に、『この人たちすげえ、凄すぎるっ。』に変わってました。
展示への思いの強さ、個性、小波さんへの想い、まさに個々のアイデンティティーが並んでいたんですね。

在廊、フェスの空間


私のいた展示ブース wave stage
 



サインボード たくさんの方に書いてもらいました。あ、自分も書きました。
小波さんの作品 これトイレ入ると全方向から小波さんに見られる。 ケンタさんも混じってた。汗
こなみんフェスTシャツ


KEI😼の展示場所 あ、オレもキラキラ飾ってた 汗 BOOKもたくさんの方に見てもらえた。

1週間の会期

12月11日(MON)から始まったこなみんフェス。
翌日から同渋谷のルデコでTPA2023、土日に築地であや展。
有給休暇をもらって毎日あっちこっち動いてました。
会社を休んだことで、会社の社員さんや上席、取引先の方も見に来てくれました。
思い切って休んで良かった。

夜のフェス DJブース🎵

会期を終えて

この会場コンシールならではの展示でした。たくさんのフォトグラファーさんやモデルさんにお越しいただけた。
日に日に小波さんのテンション上がると共に、疲れも増しているのが感じ取られた。最終日の出来事は忘れられないサプライズだったと思うし、出展者の方々の疲労も見えていたけれども、もちろん私も。 とは言うものの、この楽しさは参加したものでなければ味わえないものでもあったのも事実です。
私は、以前からどんな人なんだろう?って思っていたコウタケダさん始め、出展者の方々から、たくさんの型にハマらないアイデアや『思い入れ』や、妥協ない心意気を感じ、学びも多かったです。
私は自身をまだまだ 並 と思ったけれども、今回の参加を通じて、展示はエンターテインメントでも時にOKなんだなって思いましたし、こんなに一度にたくさんのフォトグラファーに出会えて嬉しかったんです。
DJタイムには日替わりでめちゃくちゃ楽しい空間と音楽が流れていました。
(最後までいたの1日しかなかったけど)
最後に、ケンタさん始め運営、実務を担った方々、一緒に展示で出会った出展者の皆さん、撮影アシスタントしてくれた潤くん、そして、こんな私に貴重な体験を、声をかけてくれた小波さんに感謝の気持ち。 ありがとうございました。
自分はもっともっとフォトグラファーとして強くなりたいって思いました。

最後まで目を通してくださった方にも ありがとうございます。 KEI😼

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