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公式戦に出た話

前の日曜日、社会人バスケチームで市内の公式大会に参加した。私は今まで趣味サークルとしてバスケをやっていたのだが、去年の年末にサークルの友達に誘われ、その子が所属しているチームに入った。

コロナの関係で大会はずっと中止されており、チームに入ったはいいが、そこまでチームで練習する事もなく時が過ぎていて、4ヶ月以上経ってやっと初めての試合にこぎつけた。

バスケ自体は、いろんな記事で書いている通り、サークル活動として、数日に一度の頻度で旦那に引かれながら続けている。その甲斐あって、体力や勘はこの活動で維持できていた。

心がかりだったのは2つ。①チームメイトとの練習量が少なく、合わせられるかが不安。②サークルは男女混合なので、使用するボールの大きさが一回り大きく、女子サイズでシュートが入るか不安。

そこで、不安解消のため、前日に調整の為に体育館を借りて練習する事にした。

しかし、練習に参加できたチームメイトは2人だけ。そして、1人は仕事が入り、もう1人は祖母の病院の予定が入り、欠席となった。練習相手として招集していたサークルの男性陣には大変申し訳なかった。試合前日に調整しないメンバーに対して、事情は分かるのだが、やっぱり少し不満を抱いた。と、いう事で①の不安の解消は失敗した。

②については、集まった男性相手に2時間みっちり女子サイズのボールで特訓してもらい、かなり調整できた。大満足!

そして、日曜日、試合を迎えた。

朝、ライングループで連絡を取り合いながら、メンバーが集合した。子供を連れて観客席の旦那さんに面倒をお願いして合流する人、子供を預け先に渡して遅れて合流する人がいた。チーム運営陣のキャプテンと会計担当は試合の手続きを進めてくれていた。初めて会う人もいたのだが、会った瞬間から凄く明るく接してくれて、試合楽しもーね、めちゃくちゃに暴れまわっていいからね、と皆んなが声をかけてくれた。

何となく、すこーしだけ、練習参加してくれない人への不満があったのだが、そんな姿を見ていると、尊敬の気持ちに変わっていった。メンバーは私より何年か年上の世代が多かった。それぞれが母親業や介護業をこなしながら、それでもバスケをやり続けている。凄いなーと。

私は子供がいないから、バスケをしまくっている。なんか、1段階も2段階も上のオトナな人達をみせられた気分だった。人見知りしてる私に、みんな気さくに声をかけてくれて、試合までの準備とかもリードしてくれた。

いざ試合が始まると、相手は若く、よく走りチームとしての活気もあったが、最終スコアは、ダブルスコアで勝ちという結果だった。

味方のメンバーはというと、特徴として全員ディフェンスが上手かった。物凄く走れるとか、オフェンスで1対1の突破力がある訳ではなかったが、長年培った経験値があり、また、メンバー同士の連携が取れていて、ディフェンスからパスカットして簡単なシュートという流れが出来ていた。相手のスコアを低く保つことができた。

私はというと、オフェンス全振りみたいなプレースタイルなので、その連携を取ることは出来なかった。でも、周りに気を遣わず、ガンガン攻めまくって暴れてといって貰えていたので、ひたすらシュートでスコアに貢献できた。

何より楽しめた。相手チームはゲーム中、味方にプレイ内容の声援を送ったり、敵チーム(我々)へのブーイングを飛ばしていた。

私のチームは、まず第一にみんなで楽しもうとキャプテンが言ってくれたので、試合内容に躍起になるというよりは、シュートやナイスプレイが出ると、ベンチで盛り上がり、選手はハイタッチした。味方が失敗しても、ヤジを飛ばして笑い合っていた。

学生時代のくそ真面目バスケに慣れている私には新鮮な状況だった。試合に出るメンバーも、状況みてというよりは平等にみんな出られるよう、フルメンバーで5分毎に交代した。(キャプテン曰く、この出場時間の偏りがチームの溝を作るらしい。だから、体力やポジション関係なく、満遍なく出場させるそうだ)

結果勝ったから、こんなにいい振り返りになったのかもしれないが、総括としては大満足の一日だった。

[忘れないように反省点]

 ・ディフェンスがまだまだ未熟

 ・決められたはずのシュートを何本か落とした

 ・もっと速攻に繋がる走り込みが必要。


サークルの友達も応援に来てくれて、来られなかった人達からも、後からおめでとうラインをもらって嬉しかった。

まだまだ体力は有り余っていたので、夜はサークルの方の練習にも参加してたっぷり汗を流した。なんて(充実した)日だ!


若干の躁状態で帰路についたら、旦那からよく分からないメール。もっと歩み寄って生活がしたいから話し合いをしたいと。そして、今日は先に寝る、と。あーめんどくさい!!

毎回毎回、ワタシの生活が充実して楽しくなってくると見計らっていたかのように水を差してくる。恐らく、私だけ楽しんで生きてるのが癪に思うのか、もっと自分に依存させたいのか、そんな思考なのかなと思っている。特に直近は普通に話してたのにな。

大会2回戦までボルテージ上げていきたいのに、正直足を引っ張らないで欲しい。

また話し合いをするのだろう。不毛な。

はあ、面倒。


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