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カンゲキメモ「陰陽師 生成り姫」

「陰陽師 生成り姫」@新橋演舞場
https://www.onmyoji-stage.jp/

安倍晴明を主人公とする「陰陽師」は、すでにそうそうたる方々が何作も形にしてきている…とは知っているが、実は一度も観たことはなかった。

ただ、前情報として知っていたのは、「アンプラグドな陰陽師」を目指したということ。

結果、電子的な派手な効果を使わないアンプラグドな世界は確かに創られ、平安時代に対するイメージの懐かしさとともに、自分がかじってきた舞台という世界に対する懐かしさも相まって、とても落ち着く空間に浸ることができた。

安倍晴明を演じる三宅さんは、やはり麗しかった。
また、近年、歌舞伎をメインにした舞台に多く出演していたからか、歌舞伎のような発声を使われており、普段のバラエティなどの姿よりさらに神秘感が増していた。
ただ、基本的には浮世離れした人だが、中には、熱い、人としての晴明も確かにいることが表現されていて、人としての「安倍晴明」を特に感じられたように思う。
とにかく麗しかった。

林さんは元々別の舞台で拝見していた時に、ジャニーズジュニアという肩書は超えているのでは?という芝居を見ていたので、やはり安心して見ていられた。

最後に、音月さん。
これまた別の舞台で拝見していたのだが、実はその前にとある生配信(飲み会)を見たため、彼女の印象は「豪快な人」と刷り込まれてしまった(苦笑)
なので、人と鬼を行き来する徳子姫のラストは、それはそれは楽しいだろうなぁ、と思いながら見てしまったので、ちょっと人と感想がずれている可能性も否めない(苦笑)

そう、実は好きな役者さんばかり集まっていた舞台だったので、それだけで満足だったのだが、話も舞台の見せ方もとても好みで、余裕があればもう1回くらい行きたかったというのが本音である。

はー、観劇、感激。


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