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忍法、対ハラスメントの術

お説教が長い人、同じ小言を延々と繰り返し、論点をずらしてずっと話し続ける相手に効きます。

良質の説教は、短く、要点がまとまっているものです。改善策の落としどころをさがし、論点ずらしはしないものです。
問題があれば論議して、お互い相手の話を聞き、解決策を探す。そしてラストは笑顔で締めくくれれば最高です。

注意事項が長く、罵詈雑言、人格否定にまで及んでくる人、相手が疲れてぼーっとするまで説教をし続ける人はメッセージもネガティブです。全部聞く必要はありません。
相手の発言をこっそり録音して、周りに聞かせてあげましょう、
電話で第三者に筒抜けにしてあげても構いません。閉鎖空間で相手と立ち向かわないようにしましょう

そういう用意が整わない時、もしくはちょっとやってみたいなと思った時には、忍法・鏡の術を試してみましょう。どんな場所でも有効です。

相手がご諫言をくりだす前で微動もせずに、自分の全身にイマジナリー鏡を張り巡らすだけ。
自分自身の皮膚全体をぺカっと鏡にするのです。

この光輝く鏡は相手の罵倒を全身をもって跳ねかえしてくれます。相手の語調がエネルギッシュなほど効果的です。相手から発せられた言葉は勢いよく壁や天井を反響し、発言元に返っていきます。

これに慣れたら、次は相手の発する言葉の主語を、おまえ、あなた、you から I 、meに自動変換していってみましょう。
主語を入れ替えるだけであら不思議、相手のコンプレックスが鏡の向こう、忍法鏡の術のバリアの向こうに明確に浮かび上がります。

彼/彼女は自分に対するコンプレックスやフラストレーションを誰かに言わずにはいられないのです。

説教屋さんのターゲットになっている人、貴方の非ではないのです。
あなたは何にも悪くない。

そっと外に出る練習をしています。お見守りください。