見出し画像

AIに仕事を奪われるのか?

どうも、まっすーです。

今回は「AIに仕事を奪われるのか?」というテーマで書いていきます。

結論から言うと、
大半のクリエイティブはAIによって代替される」と
僕は考えています。

それは、AIにできるレベルのことをやってる
クリエイターに限るものであり、
圧倒的な創造性を持ち合わせてる人は含まれません。

例えば、
一定レベルのキャラクターやコンセプトアートであれば
イラストレーターと、AIを使いこなす僕であれば、
クオリティに関しては、ほぼ同じです。


しかしながら、決定的に違うのは、
スピードです。

イラストレーターは、1枚の絵を描くのに、
短くても30分は掛かりますが、
AIなら約1分で一つの絵を描き終えます。

もし、イメージと違っても
すぐに新しいものを制作できます。

となると、
圧倒的に、AIを使いこなす方が強いです。

ですが、
手の細かい部分や、背景の修正などは
AIだけでは難しいです。

となると、
これからは、
AIを使いこなせるイラストレーター 
が、どんどんクリエイティブな作品を生み出していくのだと思います。

また、イラストレーターとタッグを組んで
作品を創る人
も出てくるでしょう。

実際に、僕が後者であり、
イラストレーターのRYOさんと共に、
NFTコレクション「KUKU」を制作しています。

これまで、3人のキャラクターを公開していますが、
最新のキャラクター「サザンカ」の基盤は、
イラストレーターのRYOさんではなく、
僕が制作をしています。

KUKUは、もともと僕の頭にある世界観に合う
キャラクターを作ることが必要であり、

AIを使いこなし、
自分のイメージに近いキャラクターを、
最初に作ります。

しかしながら、所詮、AIアートであり、
僕のイメージの60%ほどしか出力できません。

そこに、イラストレーターのRYOさんに、
思い描くキャラクターの説明を足して、
イメージを共有し、
そこから、100%の精度のキャラクターが誕生します。


つまり、
0→1のクリエイティブは、
世界観を持っている、まっすーが、
AIを使いこなし、出力し、

1→100を、
イラストレーターのRYOさんが制作するカタチです。

このやり方を始めてサザンカで実装してみたのですが、

0→1を絵で見せられる、僕と、
それをみてアップデートできるRYOさん、

どちらにとってもプラスなんです!!

そして圧倒的にスピードも早いです。

NFTのキャラクターを、
AIで作ることはぶっちゃけ簡単です。

しかし、それでは似たり寄ったりのキャラクターで
面白くありません。

だからこそ、AIにはできないデザインにしています。

それが、全てのキャラクターが「枡」を身に付けているということです。

これは、2022/12/24現在のAIにはできません。

だからこそ、AIだけでは成立しないのです。

そして、AIイラストを何千パターンと作ってきたからこそ分かりますが、この作品は手描きなのか、AIなのかもわかってしまいます笑

KUKUの制作に、
AIを活用していますが、
そのまま使うことはありません。

これからは、世界観を持ってるプロデューサーと、AIアーティストと、イラストレーターがチームになってプロジェクトを進めていくようなカタチもどんどん増えていくでしょう。

それはそれで、面白い世界だなぁと思っています。

KUKUに関しては、
キャラクターの制作は今話したようなことですが、
それ以外にも様々な仕組みを入れているので
差別化はそこまで難しくないのが強みです。

というわけで、
今日の本題の「AIに仕事を奪われるか?」ということですが、
一部のクリエイターを除いて、
平均か、ちょい上くらいのクオリティの制作物を作ってる人は淘汰されるでしょう。

そして、生き残るのは、
クオリティが圧倒的に高い人と、
ファンを抱えていて、「その人の描く絵」に価値が付く人だけです。

これは、フォトグラファーの世界も同じで、
誰でも写真を撮れる時代に、
フォトグラファーとして仕事があるのは、

撮影のクオリティが高い人か、
「この人に撮ってもらいたい」と思ってもらえる人だけです。

残酷な話ですが、これは僕の実体験です。

結局、クオリティ高くて、
人柄がイイ人だけが残ります。


いま、時代はとんでもないスピードで変わっており、
最新テクノロジーはすぐに昔のテクノロジーになり、
次から次へと新しいテクノロジーは出てきます。

今年の8月から、
AIアートについても学んでいる僕ですが、
たった数ヶ月で、数年学んだイラストレーターと同レベルかそれ以上の能力を扱えるようになりました。

だからこそ、
「AIに仕事を奪われる」という考え方から、
「AIを使いこなして仕事を作る」という考え方に
シフトすることをオススメします!!

KUKUは、その事例の1つになるでしょう。

枡フォトの写真集もリリースできたので、
今日からは本腰を入れてKUKUにコミットしていきます!!!

ではまた!

ここから先は

0字
マガジンの売上は全額「枡の購入費」に充てさせていただきます!

日本の伝統工芸の「枡」とweb3の事業に挑戦しているFOMUS代表まっすーの裏側を見れるマガジンです。活動の裏側やリリース背景などを、他で…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?