正規ではない方法で、エンジニアになった。

NTTで昇進を蹴り、エンジニアになると決めたのはいいが28歳で未経験からどうなるの?という感じからスタートだった。
20代前半は、未経験でも社内研修からスタートみたいのは当時多かったのだが、僕はそこに当てはまらなかった。転職サイトに登録して相談するのが普通なのだろうが、僕は違った(笑)

当時いろんな人と会おうと思い、異業種交流やカフェ会などに休みや仕事の後に参加していた。参加者は、基本的に自分のビジネスを持っていて顧客を探しに来ている。まるでカモを狙うハンターのように感じた。

そこで、僕は主催者と仲良くなってみよーと思ったのだ。主催者も自分のビジネスのためにやっているのだけれどね(笑)そこでたまたま仲良くなった主催者達に「君も主催者にならないか?」と言われイベントを組織する社長さん達に会わせてくれることが何度かあったのだ。

今まで生きて来た経歴も変わっているので、面白がってくれたんだろう。

そんな中で、SES事業をやっている社長に繋がる機会があった。その会社は、30歳までなら未経験でもOKだったので即決断し飛び込んだ。
これが僕のエンジニアとしての初めの一歩だった。

なかなかグレーだったんだけどね。軽い研修や課題をクリアーすると、履歴書を盛って面接受かったら現場で食らいついて行け!という修羅の道だった。

そして、いきなりC#を使ったゲーム会社の現場に受かり、毎月1億越えのソーシャルゲームのビックタイトルの現場が始まるのだが、そこは想像を超える茨の道だった。

ほぼ初心者が、経験がある程で入るのだ。言ってることの90%くらい分からない環境からのスタートだった。毎日胃に穴が開くかと思いながら、コミュニュケーション能力と勉強で乗り切っていた。

昼飯やタバコは絶対誰かと行くようにしたり、周りにガンガン話し掛けて仲間を作っていった。

4ヶ月なんとか乗り切りプロジェクトも落ち着いたところで、ちゃんとベースの知識や経験が必要だ!と思い自社で開発やWEB制作を行なっている会社を探した。

そこで、アニメ・映画を中心にWEB制作をしている会社と出会う。

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