子供がいるから離婚できない・・・そう思う人が知っておくべき考え方

不倫した夫と離婚したいけど、離婚したら「子供がかわいそう」「子供から父親を奪うことはできない」そんな思いから離婚を選べない人が多いです。

実際に私も4人の子供がいます。夫の不倫が発覚したとき「すぐに離婚だ！」とならなかった最大の理由は、まさに子供がいるからでした。
夫の収入が生活の基盤になっているため、経済的にも不安だったし、何より子供に対してはいいパパだった。子供もパパと遊ぶことが大好きだったし、長男は少年野球をやっていてパパがコーチをしていたので、そんな状態で夫と離婚したら、全ての笑顔を奪ってしまうんじゃないか…と、とても悩みました。

しかし、ある時から本当に離婚できない理由を、子供していいのかと思うようになりました。

子供がいるから離婚できないと思ってしまう人の深層心理に迫ってみたいと思います。

【離婚しない理由”子供のため”はNG】

離婚しない理由を、「子供のため」にしてはいけません。

「子供のために離婚したい、でもできない」

そう思っている母親の表情はどこか険しくなっていることでしょう。
子供は、母親の表情をよく読んでいます。
子供にとって最も大切なのは、母親が安心して笑顔で暮らせていることです。

父親が一緒に暮らしていなくても、母親が笑顔で元気にしていれば、子供は幸せなのです。

「実はお母さんは自分のために我慢して苦しんでた」
そんなことをお子さんが知ったら、大きな責任を感じてしまうのではないでしょうか？

【離婚は◯◯のためにする】

あなたが離婚できないと考えているのは、本当は自分が離婚する勇気がないからではありませんか？

「1人で育てていくことが不安」とか「経済的にやっていける自信がない」とか「世間体が気になる」とか。

離婚は「自分のためにする」ものです。
あなたの人生の責任は自分にあるんです。

ぜひ「子供のため」という理由を取っ払って、本当の離婚できない理由は何なのか、掘り下げて見て下さい。

恐れていることが明確に見えてくると、意外と何とかなることが多かったりします。漠然と考えるのではなく、一つ一つ自分の不安なことと向き合ってみましょう。

【離婚に対する思い込みを外す】

すでに離婚しても笑顔で幸せな生活を送っている人はたくさんいます。

シングルマザーに対する風当たりも一昔前に比べたら、かなり開放的になってきてますね。

「子供がいるから離婚できない」
そんな思い込みは捨てて、まず自分はどんな人生を送りたいのか向き合っていきましょう。

また、子供がいると新しい出会いがないと思ってしまっているのなら、それも思い込みです。出会いはいつだって近くにあります。自分が行動を起こせば、人生は変えられるのです。