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Leqtique 11/11 個人的レビュー


今回は…


Leqtique 11/11をレビューしていきます。
早速、結論からですが…
「トップクラスに出来のいい轟音系ディストーション」です。
以前レビューしたRedemptionist…

↑こちらのオーバードライブもかなり質の良いペダルでしたが今回のも相当良いものです。(個人的にLeqtiqueが好きと言うのもあります)

コントロールは左から…
ボリューム、エッジ(ミニノブ)、ボトム、ゲイン、そして…


裏蓋を外した基盤上にミッド調整用のトリマーがあります。

ゲインは攻撃的でかなり深く、最小に絞り切っても歪みますが、個人的に12時以降は歪みというよりも音圧が増していく感じですね。キャラ自体もそこまで変わらないかな。若干ファズっぽくもあります。ただ、ファズに比べて低域が上品な歪みです。音に温度はない感じですが、メタル系の歪みとも違うキャラかなと。

エッジ、ボトムの効きも良く、エッジは最大まで上げると耳に痛いくらい高域が出ます。
ボトムは繰り返しになりますが、上品に低域を足していきますね。フルにすると個人的には若干ブーミーになると思います。
ミッドトリマーは触ってないです。個人的な考えなのですが、わざわざ裏基盤上に搭載してるのにはそれなりの理由があると考えていて、出来る事なら使わないで欲しいってメーカーからのメッセージなのかもとも考えてます。

で、このディストーションの面白い所なんですけど、ギター本体のボリュームで歪みをコントロールするのが面白いです。ディストーションからクリーンやクランチ、コレをボリュームで調整する人にはかなりオススメできます。それくらいボリュームに対する反応が良いんです。
裏技的な使い方かもしれませんが、ボトム、エッジ、ゲインを最大または最大近くまで上げてギター本体のボリュームでクリーンにするとなんとも言えない良い音になります。
もちろんボリューム全開で音のキャラは他のエフェクターやアンプに任せるって人にもオススメです。PUはシングルでもハムでも使いやすいと思います。

欠点は、歪みが攻撃的なので柔らかな風合いの音が苦手。ミッドトリマーが裏蓋を外さないとダメ。エッジを調整するミニノブの目盛りが見辛い。でしょうか。

非常に攻撃的なディストーションなんですけど、ギターのボリュームやピッキングで表情を付けるのが好きな方にオススメしたいですね。というか、ディストーションに迷ったら是非試して頂きたいです。それくらい良いディストーションなので。とにかく質がいいですマジで。

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