「Lの探偵~序章~ 2億5000万分の1の"七"」という短編映画を撮りました(その5)
(続き)
主演の千代園るるさんにオファーした経緯について。
彼女はFANさんという男性芸人と「8月22日の恋人」というお笑いコンビを組んでいる。
自分はお笑い好きで、女性芸人も好きで、地下ライブにもたまに足を運ぶので存在は存じ上げていたが、彼らのライブはまだ一度も観たことはなかった。
彼女はお笑いライブでも奇抜だが可愛らしいファッションで出演したり、芸人の活動以外でもモデルなども務めている方だというのも何となく知っていた。
そもそもだが、この短編の企画は男性二人のバディもので企画していた。
二人のチンピラの話である。
二人のチンピラが河川敷で探し物をしながらのゆるい会話劇。
このプロットの元ネタは実はあるお笑いコンビの漫才ネタがヒントとなっているのだが、説明すると長くなるので割愛する。
で、チンピラ役二人をいわゆる他の自主映画にも出てそうな若い男性俳優の卵の人にお願いしようと思い、某掲示板で募集をかけたのだが全然応募が来ない。
しょうがないので男性二人のうち、一人は自分がやろうと思った。
だが演技に自信はないし、あまり映りたくなので、一人称カメラで撮影者兼出演者で参加することにした。
それであともう一人か…
でも男一人映してても面白くないし…
ということで女性に変更。
普通の恰好だと面白くないので××服を着て貰うことにする。
さて誰に出て貰おうかと色々探してたら、るるさんがお仕事を探しているというツイート(ポスト)を見つけた。
ダメもとで依頼したら出て貰えることになったという経緯である。
撮影時や撮影後もいろいろエピソードがあるのだが、彼女についてはいったんここまでで。
るるさん、ご協力いただきありがとうございました。
(続く)
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