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救ってほしかった命

久しぶりにteverにドラマをお気に入り登録をした。医療ドラマの「Get Ready!」。
普段は医療ドラマに興味はないのだが、妻夫木聡さん、藤原竜也さんという2人が軸の点に惹かれた。
妻夫木聡さん演じる、エースが手術をするか否かの判断材料は、「その命に価値はあるのかどうか」。つまり、延命の処置をする意味があるかないかだ。金銭面だけのブラックジャックより、手厳しい。

救ってほしい命があるかと問われたら、あると答える。初恋の人だ。noteでも何回か書いたが、24歳で旅立ってしまった。ドラマを見終わってから価値云々は分からないが、顔が浮かんで涙が止まらなくなってしまった。
ドラマとは違い、現実はお金を積めばどうにかなるもんじゃないことがある。それでも救ってほしかった。

自分が今でも「生きている」のは、勝手ながら彼にいつかちゃんと出会うために。道を踏み外さないように、彼が見ている気がするため。


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