見出し画像

私のインテリスタ30年史

私にとって初めてのnoteの投稿になります。
プロフィールに書いたとおり色々な興味や趣味がありますが、やはり最初の投稿はプロフの最初にも書いてある私のインテリスタぶりについて書こうと思います。

ちょうどこれを書いている今は、週末にわがインテルナツィオナーレ・ミラノがイスタンブールでUEFAチャンピオンズリーグのファイナルを迎える直前であります。
そこで、これを書くに当たって、前回インテルがUCLファイナルを戦って、見事優勝を決めた2009-2010シーズンのときの映像を見返してみました。

⤴︎リンクを貼ってみました。10分弱のダイジェスト映像なので、ご覧いただければと思います。

この映像を見返したとき、当時の感動が甦り、胸に熱いものが込み上げてきて、涙が出ました。

今シーズンのセリエA、カンピオナートはナポリが圧倒的な強さでスクデットを獲得しました。
インテルは3位でしたが、イタリアの3大クラブと並び称されるユベントス、ACミラン以外のクラブを推す、例えばナポリターノもそうだし、ロマニスタやラツィアーレの皆さんからすれば、インテルなんて何度も優勝してるし色んなタイトル取ってるし、常に上位にいるから、インテリスタなんてミーハーな奴だなあと思われるかもしれません。
しかし、僕がインテリスタになってからの30年間はどちらかというと常に上位にいるべしというプレッシャーがある中で、我々の期待に反した冬の時代が結構長かったし、束の間の栄光に対してその後の挫折っていうのが、たくさんあったのです。それがあるから、今だに栄光を振り返ると、胸に熱いものが込み上げてくるのであります。

タイトルを「私のインテリスタ30年史としたもんですから、ここから30年を振り返って……
とするとなかなか長くなりますし、過去のデータや歴史はネットでいくらでも遡れますから、敢えて私が書くこともないでしょうからやめます。

僕がインテリスタになったのは1994年辺りです。この頃はまだ海外サッカーがリアルタイムで映像で見れる時代ではなく、情報源は主にサッカー情報誌を見て、あとからDVDなどで映像を確認するという感じでしたが、キングカズがイタリアに渡ったおかげで、ようやく日本にたくさん情報が入ってくるようになってきた頃です。
そんな頃に「Fiorucci」のスポンサーロゴの入った、アンブロ社製の美しい青と黒のユニフォームに惹かれてインテルの虜になりました。

この年なぜかUEFAカップ優勝してて、
その決勝用の文字が刺繍されてます

しかし、このシーズンのカンピオナートはドイツトリオが去ったあとベルカンプ、ヨンクのオランダコンビがカルチョにハマらなかったりして、インテル史上最低の13位でした(笑)

そんなときにインテリスタになったから、その後僕はインテルが幾度か冬の時代を過ごしても、ずっとポジティブでいられるインテリスタであり続けることができたのかなあと思います。

その後すぐ、グランデ・インテルを築いたアンジェロ・モラッティの息子、マッシモ・モラッティがクラブを買収し、何人もの監督をクビにし、何人もの名選手を使いこなせず安く売り払いながら、何年もかけて先述の栄光を迎えたわけです。

まだモラッティのドキュメンタリーはDAZNで見られると思うので、まだ見ていないカルチャーレは早く見ていただきたいです。

18年間インテルに私財を投げうち続けたモラッティ会長兼オーナーがクラブを去ってからは、経済的に強いイングランドやスペインに押されて欧州での地位が交代するイタリアサッカーとともに、オーナーがトヒル、そして蘇寧グループの御曹司スティーブン・チャンと変わりインテルも再び冬の時代になって行くわけですが、2019-2020年にはコンテ監督の元で19回目のスクデットを獲得するのを見て、現在に至ります。

この辺りは最近のセリエAフリークの皆さんには言わずもがなだと思いますが。

目下、欧州屈指のGMマロッタさんを招聘して、財政難と戦いながら優勝争いを演じ続けるクラブになってて、いよいよUCL決勝を控えてるインテルですが、僕はとにかくずっとこのクラブを愛しています。

限られた時間で語り尽くせないですが、ポテンシャルを秘めながらも上がったり、けっこう何度も苦戦したりのドラマを見せ続けてくれています。

noteを始めたのは、もっとこのクラブについて話を共有できる方を見付けたいな、と思ったこともあります。

なんかうまくまとめられてないと思いますが、これから愛するインテルナツィオナーレ・ミラノFCについて、思い出や楽しいネタを書けたらなあと思ってます。

まあイタリアまで見に行けるような力のあるファンじゃないんですが、インテルに関して新たな発見や出会いがありますように。

では、Chao!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?