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ぴあのまじっく、行って来ました

(noteからのご縁であるライブにお邪魔しましたので、せっかくなのでこちらにもレポ掲載しますー)

2019.04.27。
平成も終わりが間近なこの日、渋谷LOFT HEAVENさんにて開催の”ぴあのまじっく”へお邪魔して参りました。

SNSである「note」をきっかけに追いかけるようになった楽団「ユアミトス」さんご出演とのことで……予約を取らないなんて選択肢は存在しませんでしたね……
そして、この日のライブは同じくnoteにて拝見していた「もらすとしずむ」さんが主催、そしてやはりこちらもnoteでご活躍なされている「Coffy and Mary Ann」さん、の計3組の対バン形式で!

私自身、初期の頃のnoteではひっそり活動していたようなしていなかったような、みたいな微妙なところにいたので、お三方とはほぼほぼ関わりがなく一方的に存じていた、という完全に「ライブはラフに楽しみにいく」的なスタンスでふわーっと遊びにいったのでした。

ライブの一番手はユアミトスさん!
いつものSEから始まる雰囲気たっぷりなスタートでしたが、いつもと違うのは今回のライブはアコースティック編成のため男性陣が……少ない……
つまり、舞台上の女子ミトス割合が……とても……高い(笑)

アコースティック編成、かつ会場にグランドピアノ(!)があるので、いつものキーボードのときとも異なる旋律が。なんとまぁ。すごい。

アコースティックライブだと、いつもギター、ドラムに被されがちなピアノとバイオリンがここぞとばかりにメインを張ってて、いつもの曲もパワフルさよりも優雅さを見せて、同じ曲でありながら別の側面を見せてくれる感じがとても良かったです。
ユアミトスさんの楽曲は、物悲しさのある歌詞を温かなメロディーにのせて、という印象があるのですが、今回は「悲哀」の側面が強かったなぁ、と思いました。
男性陣楽器隊はユアミトスさんの「パワー」の部分を担っていたのかなぁ、なんて。

特に配信開始したばかりの結成のきっかけとなった曲(前回ライブで語られていた結成の逸話も素敵でした)「アルファ」はそれを顕著に感じました。
多分ステージ上の照明の感じだとか、今回は黒でシックに統一された衣装だとか、そういったところが影響してるんだろうなぁ、とも思うのですが。

今回もとても素敵な演奏でした。

二組目はCoffy and Mary Annさん!

Mary Annさんはnote時代にいろいろな方のコメント欄で姿をお見かけするかたで、ご自身がアーティストでありながら、人と交流することも作品を見ることも大事にされている方なんだなぁ、と思っておりました。

そんな理由もあって「どんな人なんだろう」と曲を聴いたのが最初で、そのときから今も、ライブで生音を聴いた今でも「音が楽しい」という印象が強いです。
本当は「うまい」とか「すごい」とかあるんでしょうけど、Mary Annさんの音はとにかく楽しいんですよね。ピアノの音が踊ってるんですよね。
いざ目の前で聴くとその印象はより強くなって「これはこっちも楽しくなっちゃうし、好きになっちゃうよなぁ」と思いました。

目の前で楽しそうな人がいて、楽しそうな音がして、それで膨れっ面で居続けるなんて難しいじゃないですか。なんかそういう感じがしました。

CoffyさんのMCも素敵で、あくまでも会場全体含めてライブ会場なんだよなぁ、と改めて感じる演奏でした。コーレスに参加するには昨日鼻風邪ひいてて完全に声がでないポンコツっぷりだったけど(

あと、Coffy and Mary Annさんが一番ライブ名の”ぴあのまじっく”という感じでした。
ピアノってあんなに強い音が出せるし、ボーカルに負けないし、CoffyさんとMary Annさんの歌声の掛け合いも上昇気流にのってる感あって……思い出すだけで楽しい!

そして、今回ならではのコラボとして、もらすとしずむさんのドラマーさん参戦の演奏も迫力あって素敵でした。
ドラマーさんがCoffyさんのほうをちらっと確認しながら楽しそうに叩いていらっしゃったのがとくに印象的でした。直前に唐突に決まったコラボとは思えないほど安定感あるコラボレーション。

このライブ、見所ありすぎですね。二組目で結構お腹いっぱいですよ。

でもまだまだ。
満を持しての三組目、主催のもらすとしずむさん。

開催時間的にはお昼のライブだったんですよ。
でもね、もらすとしずむさんは夜のライブ。
ダウナーなのにアップテンポ、音の移り変わりはシームレスなのに突拍子のない音がどこからか聴こえてくる。

こちらのバンドもnote初期の頃にコメント欄でよくお見かけして、それをきっっかけに拝聴したことがあるのですが、記憶のなかと音が違うのはどうやらメンバー変遷もあったようで。なるほど。
でも、そのなかでも「芯」の部分は記憶にあるままというか、今も昔も「かっこいい」んですよね。かっこよくて芯があって。芯があるからかっこいいのか。

サイケデリックな音にびっくりもするんですが、聴いてるとだんだんそれがすごく当たり前なんだという納得もあるんです。
不思議な感じなんですよねー。刺さる。
ほとんどMCもなく硬派に、自分達はこれだ、と在り様を魅せてくるところがやっぱりかっこよかったです。

しかし、一番のビックリポイントはMary Annさんが参戦しての演奏ですね。
もともともらとしずむさんの音楽はパワフルなのに、そこにMary Annさんのパワフルピアノが混じりあったら相乗効果ですよね!! 計算苦手でもわかる。
まさに”ぴあのまじっく”でした。
まさかこんな感じで伏線回収してくるとは……

ライブハウスなんですけど、最後の方はクラブで生演奏聴いているみたいな情緒があって不思議な空間でした。
ライブ終わって外出たとき、あ、そういやまだ3時なんだよな、と明るい空を見て思うくらいw

ユアミトスさんが夜明けなら、Coffy and Mary Annさんは真昼の青空のしたで、もらすとしずむさんは子供が寝静まったおとなの夜、という感じで、すさまじい一日を体感できるライブにすごい軽い気持ちで行っちゃったなぁ、と思いました。
あの熱量にたいしてふわーっとした気持ちで遊びにいったらそりゃ飲まれるよねw

ご出演者のみなさん、楽しい時間を本当にありがとうございました……!

あと、今回のライブ会場の渋谷LOFT HEAVENさん。
めっちゃきれいで感動しましたー!新しいところだからそりゃきれいだろうけど!
天井のひらひらが風を受けてひらひら、ライトを受けて色づきひらひら……雰囲気最高of最高。
そして御手洗いの治安がよい。治安がよい御手洗い素敵。ステッカーが壁全体に貼ってあったりポスターがベタベタくっついてるあれも風物詩的で嫌いじゃないけど、綺麗な御手洗いのライブハウスは初心者の人も連れていきやすい……
あと、全然快適さには関係ないけどコーラが瓶のコカ・コーラで嬉しかったです。入り口に置いてあった瓶のケースに積み重なったコーラの瓶みて「今日はこれ」と迷わず決めました。瓶コーラ好き。

こういうところもライブの醍醐味ですよね。
GW、基本土日以外仕事が入ってて気が滅入る(世の中の)連休初日でしたが、パワーもらっちゃったのでこれを燃料に働こうと思います。

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