蒼の風 Kei 2024年1月10日 23:45 激しい稲妻が過ぎ去って 静かに降る雨は過去の罪を洗い流す昨日の夢を探しても見つけられず朝を迎え いつもの街に紛れてゆく誰も知らないこの場所に吹く風の中で 夢で見たあの人を探している名も無い丘に吹く蒼い風 夢纏う君の背中がこの夜に溶けてゆく約束は破り去られた記憶の中 遠い願いは光宿した瞳を包み込む通り過ぎていった短い雨 物言わぬ空に振り回され灰色の雲を睨む人の目が突き刺さり避けて歩いても 皆俯いたまま街の闇に溶けてゆく同じ夢を見た君の悲しみが見えて 触れたはずのない胸の痛みが疼く刻の針は少しずつ重なり合う 夜の闇に忘れられた傷跡を撫でて微かに感じた痛みを抱き 夢は降り注ぐ雨に消えたいつかの蜃気楼誰も居ない夢で見た微笑み 終わる事の無い痛み 吹き抜ける蒼い風に溶けてゆく名も無い丘に吹く蒼い風 夢纏う君の背中がこの夜に溶けてゆく約束は破り去られた記憶の中 遠い願いは光宿した瞳を包み込む蒼い風の中Song&Compose by Kei いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #guitarist #Kei #Composer #Songwriter