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流産宣告後、心拍が見えたけれど赤ちゃんはお空に帰って行った話

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2023年12月の記事一覧

【5】年明け、心拍は見えなくなっていて赤ちゃんとお別れ。

【5】年明け、心拍は見えなくなっていて赤ちゃんとお別れ。

4話の続きです。

※2017年年末~2018の年明けの話です。

年末に奇跡の心拍確認ができ、
心から嬉しかったです。

流産だと2人の医師に言われていました。

でも、手術を受ける覚悟で行った先の病院で、
心拍を見つけてくれました。

年越し、お正月、
お腹の赤ちゃんと過ごせる幸せを感じながら、
大切に大切に過ごしました。

その傍ら、覚悟もしていました。

もしかしたらだめかもしれない。

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【4】手術をする覚悟で向かった先の病院で、赤ちゃんの心拍が見える。

【4】手術をする覚悟で向かった先の病院で、赤ちゃんの心拍が見える。

3話の続きです。

※2017年の話です。

クリニックMに着くと
そこはお産の病院であることを思い知らされます。

妊婦さんや子供、
お見舞いに来てる家族、
みんな幸せそうで
見るのが辛かった。

初めは助産師さんと面談。
こんな患者ですみませんと思いながら、
話を聞いてもらいます。

私は何回も
「年内に手術したい」と言っていました。

もう気持ちは完全に手術。

そして院長先生との面談。

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【3】流産手術をしてくれる病院を自分で探さなくてはいけない残酷さ。

【3】流産手術をしてくれる病院を自分で探さなくてはいけない残酷さ。

2話の続きです。

※2017年の話です。

セカンドオピニオンを求めて
別のクリニックに見てもらっても
稽留流産と言われて、
手術をしてもらう決意をしました。

そして
いつものクリニックBへ報告に行きました。
(クリニックBでは流産手術を行なっていないので、
自分で手術をする病院を探さなくてはいけません。)

前日の段階で手術してくださる病院を見つけて
予約を入れましたが、
手術は年明けになる

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【2】セカンドオピニオンも流産と言われる。人生で一番暗いクリスマス。

【2】セカンドオピニオンも流産と言われる。人生で一番暗いクリスマス。

1話の続きです。

※2017年の話です。

やっと妊娠した矢先、
不妊治療クリニックBの先生からは
流産宣告を受けました。

認めたくなかった私は、
セカンドオピニオンを求めて
近所の病院へ行きました。

内診の前に、

「うちでは稽留流産の場合、
 手術できないので
 そのまま2〜4週間でてくるのを
 待ってもらうことになります。」

と言われて、
この先生、流産と決めつけてる、、
と、内診前

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【1】体外受精の末、やっと妊娠できたと思ったのに突きつけられた流産宣告。

【1】体外受精の末、やっと妊娠できたと思ったのに突きつけられた流産宣告。

こんにちは!
keiです!

このマガジンは
初めての体外受精で妊娠した時のお話です。

ご興味ある方にお読みいただけると嬉しいです。

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2017年12月の話です。

クリニックBは体外受精専門。
自然周期ではホルモン値がクリアできず、
移植キャンセルを繰り返し、
ホルモン周期に切り替えて
ようやく体外受精で妊

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