「憧れるのを、やめましょう」 その言葉に憧れてしまう 【英会話添削記録】
どうも!週末は野球少年に戻るアラフォーサラリーマン、Keiです。
WBCは日本代表の劇的な優勝で幕を閉じました。
大谷選手やダルビッシュ選手はじめ、史上最強といわれた侍ジャパンが最高の試合を見せてくれました。
吉田選手の同点3ランホームランや村神様の逆転サヨナラ2ベースがあった準決勝、「泥だらけのストッパー」大谷投手が盟友トラウト選手から三振を奪って勝利した決勝など、ドラマを超えた戦いに大興奮でした。
「憧れるのを、やめましょう」
そんな侍ジャパンの戦いぶりもさることながら、大谷選手がアメリカとの決勝前にチームに対して行なった声出しも話題になっています。
「憧れるのを、やめましょう」で始まるこの声出しはメジャーの第一線で戦う大谷選手ならではのもので、聞いていて痺れました。
この声出しは英訳もされて世界に拡散されています。
あまりにかっこいいスピーチだったので、アラフォーサラリーマンでありながら大谷選手になりきって英語版で声出しをしてみました。
ただ、発音等が間違っていたら恥ずかしいので、SpeakNowでネイティブ講師にチェックをお願いしました。
SpeakNowでネイティブ講師に大谷の声出し
私の音声
ネイティブ講師からのフィードバック
Surpass 「〔~を〕上回る、超える、しのぐ、〔~に〕勝る」
ありがたいことに、かなり良いフィードバックをいただくことができました。
感情と真剣さまで講師に伝わったようです。
大谷選手になりきったのがよかったのでしょう。
ただ、私の"surpass[sərpǽs]"はネイティブ講師には聞き取りにくかったようです。
完全に正しい発音ができていなかったということでしょう。
"surpass"は「〔~を〕上回る、超える、しのぐ、〔~に〕勝る」といった意味です。
最初に大谷選手の声出しの英訳を見た際、「アメリカに勝つ」という意味であれば"surpass"ではなく"beat"の方がいいのではないかと思いました。
しかし、「アメリカに勝つ」ではなく、「アメリカを超える」という大谷選手の言葉にはやはり"surpass"の方がしっくりくるのだと思い直しました。
私は"surpass"という単語を使ったことがありませんでしたが、今回私の単語帳にもインプットされたので、今後どんどん使っていきたいと思います。
もうひとりのレジェンド
なお、2006年の第一回WBCのアメリカ戦の前には、当時メジャーリーガーだったイチロー選手が他の侍ジャパンメンバーに向かって「憧れていてはダメだ。ライバルとしてしっかりと倒しに行こう。」というコメントをしたそうです。
イチローさんと大谷選手、二人は同じ景色を見ていたんですね。
ちなみに当時アメリカ留学中だった私は、そのアメリカ戦でのイチロー選手の先頭打者ホームランを現地で目の当たりにしました。
今でもあの興奮は覚えています。
イチロー選手はホームランは狙ったときだけ打つと聞いたことがあります。
先頭打者としてホームランを打つことで、対戦相手であるアメリカのメジャーリーガーに憧れを持っていた他の日本選手に対してメッセージを送りたかったのかもしれません。
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