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国政選挙の季節がやってきたけど

またやってきた、国政選挙の季節。軽く絶望を重ねていく期間…どこの政党を勝たせたいって話ではなく、あのポスターにがっくしきます。
「投票に行こう」とか「あなたの1票を大切に」とか。民主的な国で公平に選挙をやっていますよ、のアリバイ作り。ちゃんとあなたに対し選挙に参加できることを教えているのにそれでも選挙に行かないのは自己責任だからね、と言うが如くほほ笑むポスターの著名人に、あー茶番と感じない人いないんじゃないかな…。
選挙に対して、しらけきった国です。国民が大統領を選べて政権交代もある国って…韓国ね…大イベントで楽しいんだろうな。この国では想像つかない。
国家が本気で投票率あげようと考えているなら、いくらでも本気のプロジェクトやれるはず。義務教育で、各政党の公約比較とその後の検証するとかね。すぐに推進できる有効な手段は無数にあって、若者の選挙に対する関心をあげるのは、義務教育で容易に実現可能。が、選挙権は18歳からにしたけど若者に真に政治に参加してもらいたいわけじゃない、という大きな何かの意識がみえみえで…。
そして選挙速報にはほんとうんざり。選挙速報よく見てたのはいつまでだったか…。
選挙前に、TVでわかりやすく楽しくエンターティメントの技術を最大に生かし、政党比較や政治討論すればいいのに。絶対やらない。選挙後の報道って意味ない~って多くの人が思ってるのに。…あきらめていく、日本の選挙は茶番だからって。
選挙速報があまりに早い…これどういうからくりか、はっきり説明してほしい。たとえ、出口調査で予想はできたとしても(一度だけ私も聞かれたことある。あれってつい正直に答えてしまうものだね)、ちゃんと開票されてから発表するのが筋ってもんじゃないの。でないと、そのことこそ1票を軽くみてるってこと。
選挙前、一般国民に考える情報は与えられない。餅は餅屋の精神で政治は政治家、一般国民は参加できるなんて思うんじゃないよ、ってメッセージを感じざるを得ない。
若くなればなるほど、選挙区が中選挙区だった時代があったこと知らない。小選挙区の問題は当時から言われていたけれど、ここまでひどい…与党に圧倒的に有利…とは予想してなかった。ゲリマンダーの怖れもね。実際に目の前で繰り広げられていなければ、人は楽天的に捉えがち。なくしたものは、大きかったのです。政権交代したり、与野党の連合政権があったり…遠い遠い昔になりつつある。
私たちが選挙に無関心になるのは、誰かの思うつぼ。とりあえず、「選挙どこの政党がいいですかね?」くらいは、気軽に話題にしていきたいと思う。

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