第79回目「ASKA Terminal Melody」(8月7日放送分)

前回に引き続きリクエスト特集
今週は、三重県への家族旅行や研究室訪問と普段より多忙だったため、更新がさらに遅くなってしまった。

今月より番組提供しているところがLIVE812からTRAVELに進化(?)したらしい(この詳細については僕は全然分からない)。

今回放送されたのは以下の3曲

【1曲目】
自分じゃないか/ASKA

2020年にリリースされた配信限定シングル。
この年は誰もが予想できなかったであろう、まさかの出来事があった。僕自身もかなり影響を受け、片道2時間かけて通学する大学も週に1度も行けない日々が続いた。せっかく1年の頃にできた友達にも会えず、サークルにも行けず、恋愛もできない。
また、バイト先も様々な事情があって、8月に半年経たずで辞めてしまう。そこで世の中に対する絶望というものも感じることがあった。だが、その傍にはいつもASKAの音楽があり、ASKAの音楽によって救われていた自分があった。

そしてこの年の秋に『自分じゃないか』を聴いて、そう「自分だ」と思った。

リクエストに普段拝読いただいているsoraさんの名前が
おめでとう!!!

【2曲目】
HANG UP THE PHONE/CHAGE and ASKA

1992年のアルバム『GUYS』の5曲目に収録されている。ちなみに本アルバムはチャゲアスの2人が最高傑作と評価している(ちなみに僕の最高傑作は『21世紀』か『PRIDE』か『RED HILL』か『Code Name1. Brother Sun』か…)。
この曲も本人たちがとても気に入っているのか、チャゲアスのライブでの演奏頻度がとても高かった。

曲のタイトルは日本語で「電話を切れ」
トランペットやサックス、トロンボーンなどの管楽器によるとてもカッコイイメロディに反してショッキングなタイトルだ。
歌詞は、真夜中の2時に恋人にひたすら電話をかけつづける男性を描いている。なぜ電話を真夜中にするのか疑問であるが、おそらくいつもは真夜中に楽しい会話で盛り上がる非常に仲の良い関係だったのだろう。しかし女性の方はなかなか電話に出る気配はなく、男性はもしかしたら関係は冷めてしまったのかという疑惑を感じるようになる。そしていつまで経っても出ないことから、もっと早く別れていれば…と思うようになるも、自分はなかなか電話を切れない。

そんな未練がましい歌詞でありながら、カッコイイメロディに乗せて楽しく動きながら歌うチャゲアスの2人のライブパフォーマンスがまた面白おかしい。

【3曲目】
Far Away/ASKA

元々は1988年のチャゲアスのアルバム『ENERGY』の10曲目に収録されている曲であるが、今回放送されたのは2010年のASKAソロのアルバム『君の知らない君の歌』の8曲目に収録されているバージョンだ。

リクエストをしたリスナーの方は次の和歌からこの曲を思い浮かべたという。

『なに事も かはりはてぬる世の中に 契たがはぬ 星あひのそら』

この歌は鎌倉時代末期の女流歌人・建礼門院右京大夫(けんれいもんいんうきょうのだいぶ)によって詠まれた。七夕に因む歌で、「どんなに世の中が変わっても、織姫と彦星が結んだ約束は決して変わることはない」という意味である。また、『Far Away』の歌詞は「どんな遠い未来が来ても、今の恋人との恋をずっと忘れず、大切にしよう」という意味が込められており、確かに2つの歌は重なる部分がある。

また、僕自身は「恋のうちに 君と死ねたらいいね」という歌詞にインパクトを感じたが、僕もそう思える恋をいつ…(以下省略)


次回へ続く。



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