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いつの間にか ASMR を聞くのが当たり前になっていた

vtuber の動画視聴と併せて習慣化されたものがある。ASMR だ。

ASMR の上手な vtuber に関しては既に他の note で丁寧に紹介されている。本記事では紹介だけさせて頂き、私が感じた事に絞って書こうと思う。

■はじめての ASMR

私がはじめて ASMR 動画を体験したのは 童田明治 だった。

本格的に vtuber を見始めたのが、にじさんじだったので、まずは同じ箱に所属しているライバーを開拓している途中だった。

最初、私の童田明治の印象は「かわいらしい容姿と声で歌が上手」という認識だった。その後、本人のチャンネルを見て、FFやグラブルなどのゲーム廃人であることと同時に ASMR を多数配信していることを知った。

そんな彼女の ASMR を聞いた時は結構びっくりした。「この配信は一体…」と正直、面食らった。

驚いた。驚きはしたが、あの可愛らしい声で、耳元で囁かれているような感覚は実際、癖になる。特に当時は、コロナの影響で家族や友人とも会えず、夏バテも重なりかなり精神的に疲れていた時期で、とにかく何かしら癒しのようなものを求めていた。

自分の好きな vtuber が自分の耳元で甘い言葉を囁いている。

そんな錯覚を与えてくれる ASMR 動画は当時の私の心情にぴったりだった。

あっという間に虜になってしまった。

そんなわけで、童田の動画を聴きつつ、徐々に他のライバーが公開している ASMR 動画も聞くようになっていった。物述有栖、白銀ノエル、雪花ラミィ、周防パトラのASMRはもう何回聞いたか覚えてない。

とはいえ、ASMR に触れるようになった切っ掛けということもあり、童田の ASMR には個人的に思い入れが深い。

ここ数ヵ月、体調不良でほとんど彼女の配信は止まってしまっている。

好きなライバーの一人なのでまた元気になった彼女の声を聴きたいものだ。


■ASMR をどんな時に聞くか

ASMR を皆さんはどんな時に聞いているのだろうか?

私の場合、基本的には夜寝る時に聞く。

おそらく無くても今は眠れると思うのだが、すっかり聞いて眠る習慣が身についてしまい、ASMR を聞いて寝るのがほとんど当たり前になっている。

実際のところ、音声を聴きながら眠るのが科学的に良い事かどうか正直わからない。精神的にはかなり安らぎを覚えるが…。

また、最近は平日の昼休みに10~20分ほど聞きながらベッドの上で横になる、という休み方をよくやる。

20代の頃は仕事中の昼休みといえば、同僚とどうでもいい話題で会話をしたり、携帯を眺めたり、本を読んだり、ソシャゲをしたり、音楽を聴いたり、昼寝をしたりしていたが、どれもピンと来なかった。少なくともリラックスできている、という感覚はなかったと思う。

今年に入ってからテレワーク化が進み、平日も自宅で休めるようになったので、色々と休み方を試行錯誤していた。結果、ASMR を聴きながら眼を閉じて横になっているのが個人的に一番落ち着いた。もし興味が湧いた方は、ぜひやって見て欲しい。

しかし、こんなに安らぐならもっと早く知りたかった……もし小学生ぐらいから vtuber の ASMR 動画を聴き続けて育ったら、その子はどんな風になるんだろうか?ちょっと気になる。

■キャラクターとASMRのシナジー

ASMR について調べていくと、どうやら以下のような動画もその定義に含まれていることを知った。

確かに、焚火の音というのは妙に心地が良い。特に夜の作業中に聞くとジャズなどの BGM よりも集中しやい印象を受ける。

ところで、この焚火の ASMR を調べる過程で、以下のような動画も発見した。

どちらも焚火の動画である。

しかし後者の動画を見た時、思わずニヤリとしてしまう元ポケモントレーナーの方は多いのではないだろうか。

かくいう私もその一人だ。画面を眺めていると、かつてポケモン達と一緒に旅をしていた子供の頃を思い出し、懐かしくなってくる……まぁ、実際にはそんな記憶はないのだが。

そう、錯覚。錯覚なのだ。しかし、その錯覚が私達を魅了する。

同じ焚火の音にもかかわらず、キャラクターが介在することで、私たちはふとそこに違う何かを見出す。

私が ASMR にはまった理由は、その心地よさであることは間違いない。

しかし、特定の vtuber の ASMR を聴き続ける動機はやはり好きなキャラにやって欲しいからだと思う。

あるいは「普段はこんなことを言っているこのキャラが…」という意外性に、妙に心をくすぐられたりするのではないだろうか。

そんなわけで、キャラクター性が強みである vtuber と ASMR にはシナジーがあると感じているのが、「ASMRはちょっと…」と消極的反応を示すライバーがいるのも仕方のない話だと思っている。

実際、雑談やゲーム配信とは明らかにその性質が違う。時には、ちょっと気恥ずかしくなるような台詞が飛び出したりもする。そういう配信を避けたい、と思うライバーもいるだろう。

だからこそ、ライバーによっては ASMR がメン限公開になっているのも納得できるし、無料配信を増やしてくれるライバーは応援したいと思う。

■1月24日追記

数日経過し、改めて自分の書いた記事を読んでみたが、いきなりフェチな話題をしてて苦笑した……ちょっと疲れてるのかもしれない。

とはいえ、このご時世色々不安が募り、疲れが溜まるのは仕方のないことだと思う。疲れていなければ、私達はわざわざ癒しを求めたりしない。

実際のところ、ライバーの方たちは集客の為のコンテンツの一つとしてASMRをやっていると思うが、それに助けられてるリスナーもいた、という話で一つ。

今日は喉を傷めて療養していた周防パトラの復活日。

復帰を祝って彼女のASMRを聞いて過ごそう。


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