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無線LANルーターを新調した

セキュリティについてのあれこれがますます厳しくなる昨今ですが、無線LANルーターについてもセキュリティを意識してね、と各メーカーが呼びかけるようになってきました。

メーカーとしては、サポート期間が終了したら新しい機種への乗り換えを推奨しています。
最近の機種ではセキュリティソフトが同梱されていたり、ファームウェアの自動アップデートができたりなどの対策がされております。
セキュリティ面以外でも、通信規格は日々アップデートされており、Wi-Fi6EやらWi-Fi7やらが市場に投入されているので、サポート期間終了を目安に新機種への乗り換えをした方がよいです。

私が自室で使用していた無線LANルーターは、普通に使う分にはこれと言って問題は起こっていませんでしたが、だいぶ前にサポート切れしていたので買い替えることにしました。

真ん中のやつです

マニュアル的には無線LANルーターの周りにはモノ置くなよ!と言っているのでこれを機に片付けもやります。

旧機器がNECのWG1800HPだったので、買い替え先もNECから選定します。
Wi-Fi6E対応のものにしようかとも考えましたが、コスパを考えて人気機種のWX5400HPにしました。
基本的に自室でしか使わないので、ミドルハイくらいの機器でも十分です(これでもオーバースペック)。

我が家のNW構成ですが、回線業者からレンタルしているONUがルーターになっているので、無線LANはルーター機能を使用しないブリッジモードに設定します。
「それなら無線LANルーターじゃなくて無線LANアクセスポイントって書け」と有識者から怒られるかもしれませんが面倒なのでこのままの表記でいきます。

乗り換え

すりみamiiboが近くにあるのはマンタローがデカくて他に飾る場所がなかったから。

この手の機器はWi-Fi設定を新旧機器間で引っ越しすることができます。こうすることでクライアント側の設定を変えなくても済むようになっています。マニュアルを読みながら設定をしていました。

が、マニュアルの項番6あたりで想定通りの動作にならず進みませんでした。
ググってみたところ、「ファームウェアのアップデートしたら直った」的なコメントがあったのでとりあえず先にファームウェア更新することに。

仕様の違いにハマる

とりあえず無線LANルーターとメインPC、ONUを有線でつないでブラウザから設定画面を見ようとしましたが製品の固定IPアドレスに接続できませんでした。

なんでだろうと思ってマニュアルをよくよく読んでみると、「ブリッジモードで接続する場合は強制DHCPサーバ機能をONにして起動しないと固定IPアドレスで接続できない」と言っていたので言われたとおりに再起動。

そしたら固定IPアドレスで接続できたので設定画面に入って(ついでに管理者パスワードもここで変えておきましょう)ファームアップしようとしたら、今度は外部に接続できず詰み。

ちょっと考えればわかるところですが、本来のルーターがDHCPサーバー機能持っているのに無線LANルーター側でもDHCPサーバー機能を有効にしたらおかしくなるのは当然のこと。

改めてマニュアルを読み直すと、「ブリッジモードの場合は製品のIPアドレスが動的に変わるから、専用のツール使ってIPアドレスを特定して接続してね」と書いてあったので、言われたとおりにやってみたところ無事に設定画面に接続できて外部との接続もできました。

これ、旧機器ではブリッジモードでも固定のIPアドレスで設定画面に行けたので仕様変更でハマった形ですね。
実は自宅環境ではルーターのDHCPサーバーの設定変えてあって、DHCPクライアントに割り当てるIPアドレス範囲を前半25ビットくらいにしてあるので、無線LANルーター側のIPアドレスを固定していてもバッティングしないので、IPアドレス固定設定できるようにしてほしいところですね。

めでたくファームアップまでたどり着きましたが、出荷時点で最新のファームウェアが適用されていたので振出しに戻ります。

もう一回トライ

手順を最初からやり直してみたところ、前回ハマった項番6は突破しました。
メッシュWi-Fi機能が邪魔していそうな感じがしたので、設定画面で先に無効にしていたからかな?という気がします。
ですが、項番7でまたもや想定通りの結果にならず。

これ以上確認するのも大変なので、手動で旧機器のWi-Fi設定を新側にコピペして移行完了しました。やれやれ。
結果、スマホやPC側の設定は特に変えずにすみました。

本日の教訓

  • マニュアルはちゃんと読め

  • それはそうともうちょっと分かりやすく書いてくれ

  • 無線LANルーターの周りは片付けろ

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