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【イケハヤ箕輪対談舞台裏】東大卒ファシリテーターが共演して気付かされた自分の弱点

「イケダハヤト×箕輪厚介対談in掛川」という豪華なイベントで、ファシリテーションを担当しました。

トップブロガー兼インフルエンサーのイケダハヤトさんと、
幻冬社所属の編集者で、堀江貴文氏、落合陽一氏、前田裕二氏の数多くのヒット作を連発する箕輪厚介さん

圧倒的大物のお二人を、至近距離だったからこその目線から、イベント前後を含めて書きます。
場を回す位置からはそう見えるのか〜、をお楽しみください。

イベント自体の内容については、#箕輪編集室 公式のこちらからどうぞ!

イケハヤさんのファシリ能力

まずファシリテーターとは、場をスムーズに回す役割のことです。今回の対談、パネルディスカッションの場もそうですし、授業や研修、ワークショップやミーティングのお仕事もしています。

早くから現地入りされてたイケハヤさんが「プロのファシリテーターがいるなら安心だ! 任せる!」と言ってくださったので、壇上で対談のクッション役をすることになりました。

大人しく司会進行に徹しようかな……と思っていたのを変えたのは、実はイケハヤさんです。
壇上に上がるまで、ファシリをされたのは実は僕の方だったのではと思わされました。イケハヤさんと言えば、ズバズバ切っていくスタイルだと思っていたのですが、当然それだけではないのです。

「人に好かれようとする人は嫌い」

対談の中で、最も僕に刺さっているポイントは、箕輪さんとイケハヤさんの「尊敬する人は誰か」、という問いです。

箕輪さんは、「変な人」、「世間と混ざらない、水と油のように分離しちゃう人」。
イケハヤさんは、「嫌な奴」「人に好かれようとする人は嫌い」、と言います。

後から振り返ると、あの時、優等生なファシリしかできない僕のことも言ってたのかもしれません。

お客さんと同じ立場で聴いて、みんなが着いていけないところは補足し、面白いところを深掘り、逆に飛ばすべきところを飛ばす。
教育の現場で大事にしてきた、聞き手を置いていかない、という最低限のことはできたと思います。

でも求められていたのはもう一歩先。「2人が普段話すことのない、ここでしか聴けないものを掘り出す」に挑戦するべきでした。

そのためには、優等生にならずに、イラっとされてでも核心を狙いにいく。それがあの場で求められていた価値で、思い切れなかったのはまさに僕の弱点だと思いました。

箕輪さんのありがたいマジレス

終演後、「素晴らしかった、ファシリでいい仕事見つけたらお願いします」と言ってくれたイケハヤさん。最後まで一貫してモチベートしてくれました。

逆に箕輪さんは、終了後の打ち上げの席で丁寧なマジレスをくれました。
「ちゃんとしたMCも、芸人的なうまい回しも、相対的に価値が下がっている。
お前が誰なのか、覚えてもらえるキャラクターを持つことの方が大事。
その上でファシリもできるってなったら、初めて価値がある」

これまで言われたことのないフィードバックでした。
「ちゃんとするだけでは価値がない。自分をどう見せるかを徹底せよ」
これを念頭に練り上げて、次の現場でお会いしたいです。

お二人のおかげさまで、参加者それぞれにとって違った感想を持ち帰られる、濃度の高いイベントになったと思います。
ツイッターはこちらから、皆さんの感想が見られます。

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ここからも場づくりの能力を磨いていきます!


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