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#3 CW火の国リーグ-1st-レポート 2020.07.24

皆さん、こんにちは。
熊本eスポーツゲーミング協会[KeGA]の"きいちゃん"です。
今回は、熊本で行われました"株式会社CWモバイル"様主催『CW火の国リーグ』について前回の記事の続きを残しておきます。
まだ見ていないという方はこちらからどうぞ。

#2 CWオンラインイベント レポート2020.07.04スクリーンショット 2020-07-26 13.23.50

https://note.com/kega_esports/n/nf6af04bf4340

CW火の国リーグとは

改めて、『CW火の国リーグ』とは株式会社CWモバイル様が主催の年間を通してのリーグ戦です。今回のレポートの『CW火の国リーグ-1st-』が7月に行われ、2回目は11月予定、チャンピオンシップは2021年の1月を予定しています。使用タイトルは『モンストスタジアム』と『荒野行動』です。

7月と11月に行われた大会において上位成績を残した選手が、1月のチャンピオンシップに出場する挑戦権を獲得できます。それぞれの大会では賞金が用意されており、7月と11月の大会では優勝チームにのみ3万円の賞金が、チャンピオンシップで優勝した場合は優勝チームに10万円の賞金があります。また、準優勝などのチームにも副賞があるとのことです。

CW火の国リーグ-1st-レポート

『CW火の国リーグ』最初の大会が開催されました。2020年7月18日(土)には予選が行われ、7月24日(金)には本戦が行われました。今大会は応募最大50組に対し44組のチームの方々にご参加いただきました。当日キャンセルなどで最終40組のご参加でしたが、予定が合わなかったり、パートナーが見つからなかったりと参加できない方も多くいらっしゃったようです。
『モンストスタジアム』のプロとして活躍されている方々も多く参加していただき、本当にありがとうございました。

本戦は予選タイムアタックによる上位16チームが出場。
もちろん、オンラインイベント同様、今大会も全てオンラインでのイベントとなります。運営も3人のみと絞りソーシャルディスタンスの元開催いたしました。

※大会ルールに関しては『CWオンラインイベント』とほぼ同じです。使用ステージが異なります。

今回のイベント、私的にはかなり成功した大会だったと思っています。(何を成功とするかによりますが)
一番大きかった要素は、モンストスタジアムのプロ選手、【cats所属の♡るんるん♡選手】を実況解説にお迎えしたことです。

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キャラクターの立ち回りや終わり手数、プレイヤーのショットやキャラピックの意図などなど全てにおいて視野が広く、的確な解説をしていただきました。特にプレイヤーの心境や考えを拾って解説されていた点が一番驚きました。私も一緒に進行をしておりましたが、「ほぉほぉ」「なるほど!」などの言葉しかでてこずw私自身も楽しませていただきました。

参加された方々も、自分たちの考えや立ち回りを褒めていただけると嬉しいですよね。特にプロからいただける言葉の価値は計り知れません。

約1ヶ月間で3回ものイベント・大会を開催し、多くの方々にご参加いただけたこと感謝しております。
♡るんるん♡プロやmixi様の力をお借りしながらも、『CW火の国リーグ -1st-』は無事幕を閉じました。

運営についての振り返りと改善点

ここからは、我々が直面した問題点などを議事録として残させていただきます。プロの業者の方々は既にわかっている点が多いと思いますが、非公式で開催される方など何かのヒントになれば幸いです。

初めてのオンラインイベントを行わせていただき、本当にいろいろな点に気付かされました。まずそれに気づけたのには、「全て自社で行う」という精神の元、CWモバイル様が当大会を開催されたのが大きかったです。

ゲーミングPCからキャプチャーボードなどの機材を全て揃え、配信ソフトのOBSの設定や配信画面の作成など、本来プロの業者にお任せするような点を全て自分たちで行いました。もちろん費用を抑えるためでもあります。それでも、演者の出演料や人件費、賞金、その他諸々の機材を含めても30万円程はかかったはずです。

短い期間でオンラインイベントを3回も開催し、私も含めCWモバイルスタッフ一同かなりレベルアップしました。回を重ねるごとに、前回できていなかったことを次に生かす。それができただけでも大きな進歩だと思います。

問題点を箇条書きでご紹介いたします。

●大会の概要や詳細な流れなどの共有が甘かった
 ・前リハで担当者が何をするのかを把握できていない
 ・必要な機材や画面の遷移などを把握できていなかった
【改善】打ち合わせの回数を多くする、LINEなどでこまめなやり取りを行う、必要な画面などを事前に考えアウトプットしておく
●下準備が間に合っておらず、時間通りの開催ができていない
 ・毎回必ず数分は遅く開始
 ・機材が足りないとイベント日に買いに行く
【改善】前もってイベントに必要な機材のリストを個数までピックアップしておき、リストを元に当日の機材の確認をすること。また、前リハの段階で本番同様まで詰めること。
●配信画面の作り込みが甘かった
【改善】回を重ねるごとにクオリティーがあがっていったため、経験が必要。もしくは、デザインに関してはプロに任せる。
●シーンごとのマイクの音やBGMの音の入れ忘れ
【改善】こちらも回を重ねるごとにOBSのシーンが改良されていき、完成形に近づいていきました。
●台本が準備できておらず、開催あいさつや閉会あいさつの内容が薄かった
【改善】台本は必ず必要です。台本と合わせて時間配分表なども作成すること。本番で言葉が飛んだりするのはよくあることなので、事前に当日のイメージを練ることをお勧めします。
●許諾や監修が降りるまでの時間が長いため、その期間を考慮して行動する
【改善】最低でも開催2ヶ月前には告知用の画像や大会タイトル、応募日数などなどの構想を終え、動き出す必要がある。
●『モンストスタジアム』ならではの問題点
 ・ルームの合言葉が配信にて公開されているので、参加されない方々がルームを作成してしまう。もしくは「観戦モード」に運営じゃないアカウントの方が入ってしまい、進行の妨げになった。
【改善】合言葉を配信画面に映さない、もしくは合言葉を毎回変えてルームを作る選手のみに伝える

プロの業者の方々は今までの経験や自社独自のシステムをお持ちなので以上の問題点は問題にならないかもしれません。私たち自身で行ったからこそ見えてきたものです。

大変だった点は、選手とのやりとりの多さです。
質問に対してお答えするのはもちろんですが、"オープンチャット"や"Discord"に選手を招待したり、招待文を個別に送ったりといった作業にかなり時間を取られてしまいました。Twitterで選手を探して、個別でDMを送らせていただいたりと、これは業者関係なくどなたでも行わないといけない作業になるのかなと思います。
参加選手のことを想うと苦にはなりませんよね?

「OBS?ディスコード?」などの言葉を知らなかったスタッフの方が一つの大会を通してレベルアップしていく。そんな環境を楽しみながらも皆で成長できるのも"eスポーツ"の魅力だと私は思います。
スタッフの方が「OBSが入っているパソコンはありますか?」と問い合わせていたのに笑ってしまいましたw

熊本eスポーツゲーミング協会公式Twitter
https://twitter.com/kega_esports

株式会社CWモバイル公式サイト
https://cw-office.co.jp/mobile/

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