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#22 人生はめちゃくちゃイージーだ

あなたが女性にモテない、仕事で誰からも慕われない。それは言ってみれば ”当たり前” だ。
私が女性にモテる、仕事では評価される。それも ”当たり前” のことだ。

例えば、容姿がいい人が女性にモテる、コミュニケーション能力が高い人が女性にモテる、お金持ちが女性にモテる、振る舞いがスマートな人が女性にモテる。それって考えるまでもなく”当たり前”のことだと思う。だけど、ほとんどの男は容姿を磨くでもなく、コミュニケーション能力を高めるでもなく、お金を稼ぐでもなく、貯めるでもなく、振る舞いの練習をしたりもしない。それなのに家でベッドに寝っ転がって女性にモテるためにはどうすればいいかとスマホで検索しているだけだ。結果として、こんなコートが流行ってますよ、こんな時計は女性からの評価が高いですよなど、セールストークに上手く乗せられて搾取される。

次に、よくあるのが「何をしていいかわかりません」という質問だ。容姿がいい方がモテるに決まっているんだから、体を鍛えればいい。コミュニケーション能力が高い方がモテるに決まっているんだから、誰とでも堂々と話せるように練習すればいい。そんな当たり前のことをやり尽くした上で「これ以上、何をしていいかわかりません」だったらわかる。しかし、やるべきことをやらずに「何をしていいかわかりません」というのは、「楽してモテる方法はないですか?」と聞いていることと同じである。そもそも、その考えが格好悪いし、女性にモテるはずがない。

仕事でも同じだ。営業成績が高ければ評価される。顧客満足度が高ければ評価される。スキルがあれば評価される。そんな当たり前のことだけではなく、何かで1番になればいいだけの話だ。
例えば、毎朝他の誰よりも1時間早く出社してデスクの掃除をする。誰もがやりたくない鍵当番を全て引き受ける。自分の仕事が終わったら、休憩するのではなく「何か手伝うことありませんか?」と周りをサポートする。それで評価が上がるのは ”当たり前” だろう。能力や才能など全く必要ない。しかし、なぜそれで評価が上がるのか。それは、他の誰もやらないからだ。

だから、私は人生はイージーだと言っている。前の記事にも書いたが、現代社会ではライバルが少なすぎる。誰も努力しない。スマホという娯楽に毎日数時間を費やしている。読書もしない。夜更かしをする。ジャンクフードを食べる。体も鍛えない。片付けもしない。家から出ない。人と喋るのはデジタルでの文字。そんな男ばっかりだ。相手にならない。

やるべきことはわかっているはずだ。自分を成長させなければ、運ではどうにもならない。能力を高めるために何をやればいいのか。目の前のことを黙々とやるだけだ。人生の全ての時間を努力に費やせと言っているわけではない。ほんの少しだけでも今の自分よりも成長しようとする行動をとるだけだ。

かつて、海外でも活躍している先輩がいた。彼は私の後輩に
「君も海外にしばらく留学したら良いじゃないか?ぜひおいでよ。」と言った。

その後輩は
「興味はあるんですけど、英語ができなくて」と答えた。

私の先輩は
「そっか、勉強するしかないね」と言って会話を終えた。

ここで、後輩は大きなチャンスを逃した。「興味はあるんですけど、英語ができなくて」と答えてしまったから。そこで「留学します。具体的にどうすればいいですか」と即答できていたとしたら、彼は海外で活躍する先輩のもとで仕事ができていただろう。
しかし、「英語ができなくて」と言った時点で、彼は優秀な先輩のもとで留学するというチャンスを逃していたのだ。よく考えてみれば「留学=英語の勉強が必要」ということは当たり前のことだ。そうだよね?
後輩は「興味はあるんですけど、英語ができなくて」と言って、先輩からどんな言葉を求めたのだろうか。
「英語なんてできなくて大丈夫だよ」「英語は僕がサポートするよ」そんな言葉を求めたのだろうか。要は、弱音を吐けば誰かが助けてくれるとでも心のどこかで思っていたのだろう。

こんなふうに、やるべきことが分かっているのに、他人に「どうすれば良いですか?」「何をすれば良いですか?」と聞くのは「楽な道はないか」と尋ねていることに等しい。聞かれる人にとっては「何をすれば良いのか」なんてわかりきったことだし、それすらやらないあなたを救うことはない。

こうやってほとんどの男たちはチャンスを失っていく。努力をしない。やるべきことをやらないそんな男たちばかりだ。

太っていて、社会的地位も低い私の友人から「どうやったらNくんみたいにモテるの?」と聞かれたことがある。しかし答える気すら起きなかった。私は太っていない、彼は太っている。私はお金を持っている。彼はお金を持っていない。女性がどちらを選ぶか。当たり前のことだろう。

敗者というのは、やるべきことをやらず逃げ続けた結果だ。才能や生まれつきのものではない。
そんな奴らの中で抜きん出ることなんて、本当にイージーすぎる。私は負ける気がしない。なぜならば、既にあなたたちよりも抜きん出ているのに、あなたたちよりも努力をしているからだ。差は開く一方で、絶対に私が追いつかれることはない。

やるべきことをやれ。

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