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京大ロー3L前期の感想みゃん

語尾のレパートリーがなかった。写真も何も撮ってなかった。
司法試験、お疲れ様でした。
そういえば3L前期も授業やってたな()ということで。
さんねんせいになると基幹科目が激減しますので、他の選択科目とかについても今回は書きます。偉いね。
ってか、今年の期末の日程、3Lに酷すぎません???在学中受験とは????
中身の無い司法試験の感想はこちら


民法総合3(hsmt先生)

民法総合3の設問を週2で回すの、普通に考えて原始的不能だろ
と言いたくなるのを堪えて何とか踏ん張りました。
途中の週で週3問とかになった瞬間はおかしくなるかと思いました。
正直、この科目の予習がしほしけとの関係でもだいぶ負担ではありました。4度ほど発狂しそうになった。
しかし、この日々が我々を強くしてくれたのでしょう――――――――。
分野としては担保と債権総論がメインです。他もちょくちょく顔出しに来やがるが。
ソクは基本的に座席ベースですが、座席順と言うわけではありません。
なんせそもそも週2であるんだ。予習をサボろうだの考える暇すらありません。すぐそこに次の問題があるのです。
そもそも民法総合3とかいう司法試験オーバーキルアイテムを会得する過程なわけで、
高度なのは当然ということで、ソク自体は難しすぎるものは飛んで来ず、
先生の解説から鍛えようとする方がメインだったように思わなくもないです。
ただ、結構先生の問が(含意広くね?何聞かれてんだろ?)と思うことがありましたね。これは私の理解不足なんですけどね。はい。ちなみにわたしはそれで2度、死んでいる。
個人的には不意に、一瞬だけ挟まってくる小話的なのがツボではあったし、
説明の仕方とかは聞きやすかったので、不満とかは特に。という感じです。
ちなみに、ゴリゴリ要件事実表によってゴリゴリに要件事実に基づいて整理をしていく云々という側面は多少薄まります。
といっても、民法総合1,2を経た我々にとっては要件事実からもう離れることなんかできない…..///みたいな節はあります。

期末は(多分)授業の事例の類題のようなものだったはずです。
しかし、案の定、試験では大やらかししてしまう私。大論点丸々すっ飛ばすわ、大事な事情見落としかけてクソみたいな文章になってしまうわ、散々でした。民法総合1,2と救ってもらえている中で、今度こそは命がないと覚悟して過ごします。
期末前、学校で会う友人とのあいさつが「おはよう」「おつかれ」「じゃあねまた明日」から「民法総合マジヤバい終わらんあかん単位落す」に代わります。
結果としては、救われてはいるけど、普通に悪かったです。ウケない。まぁ落単覚悟だったのでこれ以上何も言いませんが。
結局京大ローに入ったのにみんぽよつよつよマンになれなかったなぁと思うと、後悔は、ある

民事訴訟法総合2(ksi先生)

昨年の続きからという感じです。
既判力だの複雑訴訟だの、重要でしかない。
そして民事訴訟法総合1から継続する形なので、当然使用教材は2冊です。当り前です。疑念の余地もありませんよね。そりゃあ多い問題から精鋭とされる問をこなしていく方がいいに決まってんだから。なにも文句なんてないですよ。えぇ。
正直、理論チック・学説偏重な問もゼロではないですが、何気に民訴1より事例的な解説があったような気がしますし、
シンプルにksi先生の解説が鬼わかりやすいので、単に良い授業です。単に。
あと、質問対応がとても丁寧です。丁寧というか、楽しい。楽しく議論できる時間を創生することができます。
ソクは基本的に席順でした。まぁでも週2コマで進んでいく以上、そんなもん気にしている暇などないです。そんなことを気にしている暇があれば予習かしほしけの勉強をしなさいよ。
先生も非常にこちらの発言を汲み取ってくれ、その上で修正してくれるので非常に嬉しいです。
しかし、私は1度、先生との問答において、かくかくしかじか先生との議論を白熱させてしまった(?)ことがありまして。
今となっては友人の印象に残ってるシーンらしいのでいいのですが、当時は結構肝が冷えましたね~~~楽しかったからいいけど

期末、なんなんだあれは。ナニコレ珍百景過ぎて全然筆が進まなかった。
なんとか単位だけは死守してくれ私の右手~~~~と、右手に祈りをかけて回答しました。
まぁ、民訴なんてそんなもんなのか、、、、、、???
昨年度後期に憲法のヤマを当てて調子に乗った友人が『補助参加と独当だけやってりゃいい!!それだけはでる!!!』と豪語していました。
試験後、全員で彼に切腹を命じました。
成績は普通だし。なにもおもんない。ホントに面白くない。
でも一か所即死レベルのやらかしをしたかもと思っていたので万々歳です、はい。

公法総合(di先生/nkn先生)

俺は一周回ってワクワクしていた。
国賠の範囲でどんな緻密理論をご教示いただけるのかと――――――
(以下、国賠に関する記憶を何者かに改竄される)

というかですね、これは第1回の授業を受けた時点で感じたんですが、
di大先生の講義をたった7回しか受けられないのは悲しくない⁉
おら、もっと受けたかっただ。。。
ホントに3L前期で最も楽しく充実していたものの1つに憲法は必ず入るような気がしますね。
まぁでも自分のものとして体得することが難しいんですけどね。
ただ、授業の質は文句のつける隙が無いと思っています、はい。
夢中になっちゃって全授業で文字起こしレベルのノートとってた。こ、こんなの初めて~~~~
ソクでよくわからん質問投げてきたのは😠ですが。
ちなみに、ソクは6人1グループとか言う形で、1授業1グループが生贄になる感じです。
最初のグループだったので、準備も心積もりもくそもなく、予習してきたものから外れたソクをされて首が飛びました。

期末、出題が意味わからなかった(意味わからなかった(意味わからなかった(意味わからなかった(意味わからなかった))))
こんな問題が出ると分かった人間、多分同期に1人もいない。
本当に、何をどこでどう書けばいいのか、構造を理解するのが難しかったように思い、
試験開始から問題を読んだ後、10分くらいはどうしたもんかと頭を抱えていたように思う。
成績は正直に言います。良かった🥰🥰🥰🥰🥰🥰🥰
おそらく、京大ロー生活で1番良かったということになりそう。長いこと破られなかった民実を超えられてニッコリ^^
今後、受ける皆さん、期末の出題はあらゆるパターンを想定しておくことをオススメしま

企業法務1(smok先生/sito先生)

名前の通りです。それ以上でも以下でもありません。
企業内の法務で云々かんぬんというのを色々やります。
「企業法務やりたいです」「企業法務って具体的には?」のあとを学べるので、
結構内容としても吸収できるものが多いように感じますね~~~はい~~~~~
ときたま企業の法務関係の方がスピーカーとして来てくださいます。
そして期末試験も同様です。要は会社法。時間が足りねぇよと思いながら解いてました。
でもなんか平均以上の普通の点数が来ました。あんなに対策不足に感じていたのに。

経済刑法(mrkm先生)

検察官の先生が担当してくださいます。
ビックリするほど真摯というか、丁寧というか、向き合ってくれるというか、何というか、
こちらのことを思ってくださってるんだろうなぁ有り難いなぁというオーラを纏っています。
経済刑法の内容としては、経済事犯に関することをやります。
刑法に関する問題も多いですが、特別法もまぁまぁ扱います。
授業では大量の資料とパワポを提供していただけるので、勉強の方向性に困ることはないかなぁという感じ。
特にソクもないですし、刑法が得意な人は取りやすいのではないでしょうかね。逆に苦手な人も刑法を復習する契機にもなるんじゃないでしょうか。しほしけは財産犯多いしね。
検察官として実務的な観点であったり、経験談的な視点からいろいろ教えてもらえることもあるので、実務チックなものに興味が強い人は向いてそうと思いつつ。
あと、質問であったり相談であったりというような機会をめちゃくちゃ設けていただけます。

期末試験は、一定程度のガイドが事前に知らされます。助かります。今年はその時点で難化が想定されると言われました。出題者側がそういうこと言うんだと思ったりなんてしてないです。
出題としては、語句埋め・特別法の簡易(?)記述問題・刑法の事例問題といった感じでした。これは年度によって変わると思います。
正直、なにをどこまで書けばいいねんコレ、という感じだったので、半分やけくそみたいになってしまいました。みんな書けてそうなのをくそテキトーに書いてしまったような気がして後悔はしました。後悔は。
成績は割とよかったです。割と。なんでだろ。

民事法文書作成(民事系の色んな先生^^)

今まで勉強した民事系科目の知識・思考を存分に発揮しようの起案会です。
時間が長めに設定されている(と思いきや普通に時間不足になったりする)ので、
可能な限り色んな頭の使い方をして、多角的な視点・批判的な視点云々というものです。
普通にいつも通りの科目の勉強の理解を十分に問われるものもあります。
っていうか、基本的に基礎的理解がなければ他もできようがないんだけどね。
答案は弁護士の先生に添削してもらい、優秀起案だの、優秀起案候補だのが付けられます。
私個人の戦績としては、正直何とも言えない感じでした。
京大ローの顔となる科目の1つと言われている(らしい)この科目ですが、
別に特段恐れる必要はないとも思います。これで不勉強でいって落としても責任は取れませんが。
まぁ校内実力テストみたいなもんです。
各々の勉強目的に沿った対策をしていけばいいのかな、と3回目くらいに思いました。
やるなら楽しく解きたいところ、と思いながら過ごしていました。楽しめたかは別よ

エクスターンシップ1

おそらくどの法科大学院でもやっているでしょうし
具体的内容を書くこともできないので特筆することはないです。
ただ、私が行かせてもらった事務所様でのエクスターンは非常に楽しかったので
是非(受講するかというところからも)選択肢に入れてみてほしいと思います。
事務所のカラーが良く出ると思うので、
応募する際にはいろんな人の話を聞いてみるといいかもしれません。
申し込むときには、先輩や、友人の先輩や、友人の先輩の友人などから色々情報集めていいかも
私はそんなことできてなく、シンプルに自分が1番気になるとこから応募しましたが。
時期は春夏とあるのでそれも考え物ですね。
私は春受講だったのですが、エクスターン終了→翌日模試となって死にました。ホントに。
就活やしほしけなどライフプランにそって考える視点もあるといいかもですね。
なんやかんや春で良かったとは思ってもいますが。
成績を気にするものではないので、できるかぎり積極的に動いて吸収しようとする態度が吉だと思いますね。


さて、記憶がないので書くことも大してありませんでした。
気付けばあと半期。早すぎるね。怖。
後悔なく過ごしていきたいね~~~~~~~~