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テレビ東京とnoteクリエイターでつくる 連続ドラマ『知らない人んち(仮)』第3話 「#テレ東シナリオコンテスト」に応募します。

映画「唾と蜜」の脚本&監督をしております、牧と申します。
第3話のストーリーを考えました。
それでは、早速よろしくおねがいいたします!

🔳第0話〜第2話をご覧になりたい方はコチラ。
https://video.tv-tokyo.co.jp/note_drama/episode/00072625.html

🔳第3話
【第3話のオチ】
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自分の薄暗い部屋にきいろ呼び込むアク。
アク「すべての動物には発情期の周期があるが、例外もある。」
きいろに壁ドンして、目を見開きながら耳元で囁く。
アク「年中発情期なのは、うさぎと、俺たち人間だけだ。。。」
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【伏線の回収について】
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1、暗室には何があるのか? → 最終話まで引っ張る。
2、ジェミは何を埋めた → 最終話まで引っ張る。
3、 アクの拾ったカバンには何が? → 最終話まで引っ張る。
4、ゆきりぬ、きりたんぽ、えみりん、前川歌音・頓知気さきな(青春高校3年C組)、佐藤菜月らゲストは何者? → 昔、キャンが所属していたアイドルグループ。
5、和室のカメラに気づいた後のきいろの行動は → のぞき用の隠しカメラだ!と、アクにつめより外してもらう。

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【第3話/脚本】
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<アクの部屋>

きいろのyoutube映像を見ながら。
アク「一人じゃない。。。」
ドアを開けて入ってくるキャン。
キャン「アク。。。」

アク「どうした?」
キャン「あの子、覚えてるかも全部。これが、辛いってなんで分かるの」
ココアの缶を取り出すキャン。
アクは何かを考えるような仕草。

ダンダンダン。階段を駆け上がる音。アクの部屋にきいろが入ってくる。
あわてて、タブレットを閉じるアク。

きいろ「ちょっと、アクさん!これ!!」
カメラを突き出すきいろ。
アク「なん、ですか?」
きいろ「とぼけないでください!これ、のぞきカメラでしょ!!いやらしい!私の着替えのぞこうとしたんでしょ!!?」
胸を隠すような仕草をするきいろ。
キャン「違うの、きいろちゃん!それ、私なの!!!昔ストーカーっぽいことされてた時期があって。それで怖くて、ドアの鍵も増やして、いろんな所に防犯カメラ置いたのよ。まだ、つけっぱなしだったんだ。。。」
きいろ「本当ですか。。。ストーカー???」
キャン「そう、私、昔アイドル目指してて。そういうファンの人も結構いたから。」

フラッシュバック
第0話:「私はもう、、、」といって、涙顔になったキャン。

キャン「そうだ、今日、その時の友達も呼ぼうかな!って、思ってるのよ!!」
驚いた顔でキャンを見るアク。任せてという目線をアクに返すキャン。
きいろ「ふーん。。。とにかく、このカメラは外させて頂きます!」


<玄関>
ピンポーン

「おじゃましま〜す」
ゆきりぬ、きりたんぽ、えみりん、前川歌音・頓知気さきな、佐藤菜月が家に入ってくる。

<リビング>
「いいじゃーん、広〜い。」楽しそうにくつろぐ女子6人。
ゆきりぬ「アクさんは、この家に、男性1人、、、なんですね♡」
きりたんぽ「やだ、今日、バチェラー状態じゃない?」
前川「アクさん、よく見たらイケメン!」
アクにつめよる、女子たち。
アク「イヤ。。。ちょっと」
頓知気「わたし、今日アクさんの横座る!」
佐藤「ダメ、ずるい!!!」
アク「イヤ。。。僕は女性に興味は。。。」

下がろうとした時に、えみりんにぶつかる。

えみりん「ちょっと、ヤダ。あたった」
胸を守るような仕草をするえみりん。
アク「えっ?あ、スミマセン!ま、マネージャーさんですか?」

えみりん「はぁ?私もメンバーですけど!私はアンタなんて興味ないから!」
と、言いながらクルリと後ろを向いて、口紅を直し、物欲しそうな顔でアクを盗み見るツンデレのえみりん。
アク「し、失礼!!!!」
部屋を出て行くアク。

キャン「ちょっと、みんなテンション高すぎ!久しぶりだね〜、この感じ!」
ゆきりぬ「みっちも、あんなストーカーとかなかったらね。今も。。。」
キャン「あ、ここでは私キャンだから!」
ゆきりぬ「あ、そうだったね!!!」
前川「でも、嬉しかったなぁ、久々に連絡くれて」

頓知気「あなたも、アクさん狙ってるの?」
きいろ「いえ、私は。。。」


<洗面台>
男性用ヘアケア用品を手に取るアク。

<リビング>
髪をオールバックにして、服装も過剰に変わり、キメキメで再び戻ってくるアク。
アク「さぁ、カレーの準備でもしましょうか」
一同、冷めた目でアクを見る。
きいろ「めっちゃ、意識してるじゃん。。。」
ゆきりぬ「私、手伝ってあげないこともないんだからね。アンタのこと、かっこいいとか、全然思ってないんだからね。勘違いしないでよね!」
と言いながらアクにすり寄って、下ごしらえをはじめる。
微妙な顔のアク。

<アクの部屋>
リビングが騒がしいスキを見て、
ジェミが、アクの部屋に隠しカメラを仕込む。

<リビング>
キャン「きいろちゃーん、そこのスパイス取って!」
きいろ「あ、これですか?」
といって、ココアの缶を渡すきいろ。
キャン「そうそう、あれ?これ、ココアの缶だけど、よくスパイスって分かったね?」
鋭い目線を送るアク。
きいろ「あ、そうなんですね!?私大のカレー好きで、きいろ見たら何でもカレーを連想しちゃうから。あ、そうなんだぁ、これ、ココアの缶なんだぁ〜」
しらじらしくはぐらかすきいろ。

佐藤「ねぇねぇ、こっちでお話ししようよ!きいろちゃん、youtuberやってるんだって?」
きいろ「そうなんです!あ!わたし、部屋からカメラ持って来ても良いですか?」
きりたんぽ「ごめん〜、ダメなの!事務所が厳しくて」
前川「そんなことより、早く!!!」
手を引っ張って、きいろを連れていく女子たち。
そのスキに部屋を出るキャン。

<和室>
きいろのカバンを漁るキャン。スマホを取り出し、発信履歴を調べる。
キャン「この番号、、、ジェミちゃん。。。」
真剣な表情になるキャン。

<リビング>
輪に入らずに、一人でワインを飲んでいるジェミ。
キャン「ジェミちゃんは、みんなと喋らないの?」
ジェミ「私はいいの、私は惑星だから。まわりで、見てるだけが楽しいのよ。いつも。。。」
意味深な目線をキャンに返すジェミ。キャンは少し不安げな表情。

キッチンカウンターの中に入って、アクの耳元で何かを伝えるキャン。
えみりん「ヤダ、いまキスしました!?ちょっと離れなさいよ、わたしのアクから!!」
アク「ちょっと何言ってるんですか!少し具合が悪くなってきたので、部屋で休みますね。キャンちゃん、あとお願い。」
部屋に戻るアク。それを盗み見するきいろ。

<アク>
椅子に座り、今までのことを頭のなかで整理するアク。
アク「そういえば、あの時」

フラッシュバック。

空き地に何かを捨てに行こうとするジェミ。
「第一村人発見〜!!」と一直線で、ジェミのもとに駆け寄るきいろ。

アク「きいろが、後ろ姿の怪しいジェミに声をかける可能性は、冷静に考えれば高くないはず。逆に、仕込まれていた。。。」

軍手を落として行くジェミ。

軍手を拾い上げ、自らの手につける竹田。ジェミが埋めたであろう位置までいき、掘り起こしてポケットから出したビニール袋に慌てて入れる。
竹田「雑な仕事、しやがって」
持って来ていたカバンを代わりに置いて帰る。

カバンを拾って帰ってくるアクのシーン、フラッシュバック。

アク「だとしたら、これも。あの人も、全部分かってて。。。」
カバンの中身を床にぶちまけるアク。

「アハハハハハハッハハハハハハハハ!!!!!!!!!」
突然、笑い声をあげるアク。

ドアの外で盗み聞きしようとしていたきいろが、驚いて物音をたてる。
慌ててドアをあけて、きいろを部屋につれこむアク。
きいろの腕を強く握りながら、壁際に押し寄せるアク。

アク「すべての動物には、発情期の周期があるが、例外もある。」
きいろ「ちょっ、一体なんなんですか!?」
きいろに壁ドンして、目を見開きながら耳元で囁く。

アク「年中発情期なのは、うさぎと、俺たち人間だけだ。。。」

#テレ東シナリオコンテスト
#第4話のオーラスのどんでん返し
#大オチも想定しています
#何卒
#よろしくお願いいたします
#映画監督です
#唾と蜜

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