スペを打つべきか、横メンコすべきか

最後の1AP

手札にはスペと4000がある。

相手の盤面を減らすカードと自分の盤面を増やすカード

どっちを使うかで迷いませんか？

ケースごとにどちらを使う方がよりお得なのかを判断できるようなヒントを書いていきます。

スペを撃ってはいけない場面

スペを打ってはいけない場面がある。

前提としてリーサル盤面で確定点が欲しい時にダイレクトのための面開けのケースは除く。

除去を打っても相手が次のターンに有効アタック4面出せそうな時は5000や常在効果持ちの優先除去対象を除いて除去を打ってはいけない。

例えば相手のフロントに4000が4面ある。バックにも4000がいる。
除去を打っても次のターンには4000が前に出てきて結局有効アタック数は4→4で変わらない。
バックに4000がいる時も手札にレイド4000がいる時も同じである。

これは相手の攻めのテンポを落とせていないし、次のターンに必要ない4000一枚とスペ一枚を交換してしまっている。

これならリーサル盤面まで温存しておいて確定点を生み出すために使う方がよっぽど強い。

相手が4000が5体いると油断してハンドに4000がいないのにチャンプブロックに回してきたら、そのタイミングでスペを打つと相手の有効打点は4000を追加で引かない限りずっと3点のままである。

スペを打ちたい場面

2つある。

相手が4000を4枚以下しか引けていない時、4000にスペを打つと基本的に3500以下はこちらの4000にカットされるため打ち得。

そもそも盤面が広がっていない場合、相手の面が4000が1面とか2面の場合、3APしかないこのゲームで3枚レイドなどでアクティブインしてくることは基本的になく、除去を打つことでテンポロスさせることができる。

簡単にいうと相手からもらう打点が減少する。
ただし面がガラ空きだと小型を前だしされて大量得点されてしまうため、こちらにある程度壁が立っている必要がある。ガラ空きならフロントを立てることの方が優先。

もう一つがこちらの打点が上昇する場合。
相手の4000が2面立っていてこちらの弱アタッカーが2面いる場合除去を打つと打点が上昇する。

相手の打点減少とこちらの打点上昇が噛み合った時が一番強い。

4000を横置きしたい場面

こちらの面が少ない場合は早急に面を埋めて相手の小型の攻撃をカットする必要がある。

スペを打って相手の4000から受ける打点が減少しても、壁が用意できず小型から打点をもらってしまっていては本末転倒である。

4000をフロントに3面出しておけばカット効果はかなり期待できる。というのも3面建てておけば相手が4000を使わずに打点を通すためには弱アタッカーが四枚必要。

スペを受けても、2面残るため、小型3体必要な計算になる。これでもかなり要求値は高くなる。

4000が2面立っている状況では

4000①＋3500以下③の配分で2点
4000②＋3500以下②の配分でも2点
3500以下④でも2点

3点以上を出すためにはアクティブの4000を3面以上用意する必要がある。

4000が3面立っている状況では

小型がいくら立っていても意味がなく、有効打数＝アクティブの4000の数となる。

つまり防御面で言えば4000が3体以上あって面が埋まっている状態が最強なのである。

4000が1面であれば
小型4体でも3点であり、4点にするためには4000が4体要求されるが3点までの要求値はめちゃくちゃ低い。

簡単にするために4000を使ったが攻撃面を考慮せず、防御面だけを評価するなら4000未満でも相手のアタッカーを何体キャッチしているかを考えれば良い。

4000を横置きしなくていい場合

次のターンにレイドして即時打点に出来るのであればそのターンに横置きする意味は薄い。
壁がなくて作りたい場合は別。

4000を横置きして4000をブロック出来ない壁を作るのであればいらない弱キャラを前に置いて4000をキープして、次のターンに即時攻撃すれば相手の打点を減らしながら、こちらの打点を維持できる。

レイド元が用意できないなら次に考えるべきは後ろ置きで前に要らない弱キャラを置いて後ろに4000を控えさせる。

レイド時効果は無いが、4000を単純に前に張ってブロック出来なくなるよりは良い。

4000をレイドする場合

レイドするとエナが減るので、レイドトリガーが受けられるくらい余っているならレイドしていくのが良さそう。

除去レイドもスペと同じで除去が弱いタイミングがあるのでそういう場合は弱キャラで壁作ったり、他の4000を横置きしたりして除去レイドをキープした方がゲーム全体として良くなる。相手が除去を使い切っているならレイド展開することでゲーム全体の打点を＋1できるが1除去で2面持ってかれている計算になってしまうので

まとめ

以上の5点から、4000かスペかを各ケースで吟味する。同じカードでも使用するタイミングで強さが変わるので、どちらでもよいということはなく、使用すべき順序がある。
これらを考慮した上でプレイをするとゲーム全体の打点を向上し、被ダメを抑えることができる。