心的外傷後成長。

本屋に行って立ち読みしたら、なんとも気になるワードを発見

立ち読みした本は、学習性無力感で有名なマーティン・セリグマンのポジティブ心理学なんちゃら みたいな題名の本です。なにやら10年ぶりにセリグマンが書いた本らしい。

目次を読み、心的外傷後成長という欄をみつけたので少しだけ読んでみました。

心的外傷後ストレス障害

こっちの言葉や心理界隈でなくともよく聞いたことあるとおもいます。
PTSDってやつです。分かりやすくいえばトラウマのことです。

重大な出来事が起きることによってその後のメンタルにそこそこのダメージを与えてしまうやつです。

例えば、退役軍人がなんども戦場をフラッシュバックしてしまうこと、大きな災害のあとその光景がフラッシュバックしてしまう等々

しかし

研究によると、心的外傷体験のある人は1回の人よりも強くなっている。さらに、心的外傷体験が2回ある人は1回の人よりも強くなっている。と書かれていました。

これが心的外傷後成長ってやつらしいです。なにが強くなっているのかは詳しく読んでないのでわかりませんが、たぶんレジリエンスとかそっちの類いでしょう。

心的外傷体験は主に悪いイメージ、というか体験自体はなんとも悪いものですが、ポイントは心的外傷体験をしたからといってその後の人生が必ずしも暗いものになるのではないという点です。

今まさに壮絶な体験をしている人やもうどうにもならないオワッタ。と思っている人にとってはなんと希望のある研究でしょうか。

結論

結局立ち読みで数分しか読んでないので、心的外傷後成長にどんなプロセスがあるのか詳しくわからなかったので、次の本はこれ読みたいですね。

心的外傷後成長なんてものがあるなんて、もはや心の持ちようによっては人生に起こるあらゆる出来事はとるにたらないなんて思ってしまいます。「悲劇は喜劇」映画ジョーカーより(ジョーカーを引用するとやばい感じがする。)

心理を勉強していくと、人が強いのか弱いのかわかりません。2つの選択肢で考えてることがもはやナンセンスなのかもしれませんね。

人は弱いけど、強い。心理はパラドックスだらけで面白いな~。

※セリグマンの本について書きましたが、本屋で買ったのは「originals」っていうアダム・グランドさんの本です。以前買った「GIVEandTAKE」っていう本がめちゃめちゃ面白かったのでまたもやアダム・グランドさんの本を購入。いずれnoteするかもしれません。

参考

セリグマンの本 題名はポジティブ心理学なんちゃらです。

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